東京消防庁の過去問はダウンロードできる?入手方法と使い方を解説

東京消防庁の過去問 (1)

本記事では、東京消防庁一類、三類の過去問と使い方や目的を解説します。

過去問を正しく使えば、試験の出題傾向を把握できます。逆にいえば、過去問の使い方次第で大きく差が出るということです。

まずは過去問を見て、出題形式や内容、難易度の確認をしてみましょう。

※その他、東京消防庁の試験情報は、「【一類・三類】東京消防庁採用の試験内容と傾向【一次・二次試験】」で紹介しています。

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東京消防庁の過去問

ここでは、東京消防庁消防官採用試験の過去問を種目ごとにまとめています。

出題形式や内容を確認をしてみましょう。

  • 教養試験
  • 論作文試験
  • 口述試験(面接)

教養試験

令和5年度(2023年実施)

一類(1回目)問題解答
一類(2回目)問題解答
三類問題解答

令和4年度(2022年実施)

一類(1回目)問題解答
一類(2回目)問題解答
三類問題解答

令和3年度(2021年実施)

一類(1回目)問題解答
一類(2回目)
三類問題解答

過去の問題や出題範囲をまとめたデータを、次の記事で詳しくまとめています。

消防官一類(第1回)

消防官三類(高卒)

論作文

令和5年度(2023年実施)

一類(1回目)論文試験の問題(PDF)
一類(2回目)論文試験の問題(PDF)
三類作文試験の問題(PDF)

令和4年度(2022年実施)

一類(1回目)論文試験の問題(PDF)
一類(2回目)論文試験の問題(PDF)
三類作文試験の問題(PDF)

過去のテーマや対策方法は、「東京消防庁採用の論文・作文とは?傾向と過去のテーマ」でまとめています。

口述試験(面接)

口述試験(面接)の過去問は、「東京消防庁採用の面接対策!過去の質問や落ちる人の特徴を解説」で詳しくまとめています。

東京消防庁の過去問を入手する様々な方法

東京消防庁の過去問はホームページからダウンロードできます。

ここでは、それ以外で過去問を入手する方法を紹介します。

  1. 予想問題集を購入する
  2. 先輩や予備校にお願いする
  3. 【東京消防庁一類・三類】教養試験の教科書【過去10年間の出題範囲】

予想問題集を購入する

手っ取り早く過去問が欲しい場合は、予備校のTACが出版する書籍「東京消防庁 科目別・テーマ別過去問題集」がオススメです。

最新年度を含む数年分の問題と解答、解説が収録されています。

さらに、この書籍には、予想問題や購入特典(論文の模範解答など)も収録されているため、過去問に加え、最新の傾向を予測することができます。

これから勉強を始めるなら、持っておきたい1冊です。

先輩や予備校にお願いする

実際に受験した先輩に過去問を譲ってもらうのも手っ取り早いですね。また、公務員専門の予備校や塾でも過去問は所持しているはずなので、相談すればコピーさせてもらえると思います。

とくに、入手が難しい二類や三類、直近5年より前の問題などが欲しい人にオススメです。

【東京消防庁一類・三類】教養試験の教科書【過去10年間の出題範囲】

科目別・分野別の出題傾向表と過去に実施された採用試験問題・解答を収録したオリジナルのnoteです。

解説はありませんが、過去10年間の出題範囲と最新年度を含む過去問が入手できるので、効率よく勉強を始めたい方や実践形式で問題を解きたい方にオススメできる1冊です。

◾️消防官一類

◾️消防官三類

東京消防庁 過去問の役割と使い方

『過去問は腕試しとして最後・・に使う』と思っていませんか?

確かにそういう目的もありますが、勉強の総仕上げとして過去問をどれだけ解いても意味がないんですよね。

ここでは、過去問の使用目的と役割を解説します。

現在の学力を把握する

現在の学力を知ることで、どのくらい頑張れば合格できるのか把握できます。

たとえば、過去問を解いてみると、点数によって以下のような戦略が考えられるでしょう。

  • 5割以下:基礎がないので中学受験レベルから勉強しなおす
  • 7割以下:公務員試験の問題集を使って知識を覚える
  • 7割以上:小論文や面接対策に注視する

こうして、過去問を使って自分の現在の学力を把握し、不足している部分を補強することが合格への近道となります。

出題傾向(範囲)の理解

出題傾向とは、「どの科目・分野から勉強するか?」というデータのことで、過去問を使って出題傾向を理解することができます。

たとえば、過去問を数年分解いてみて、出題数について以下の傾向がわかったとします。

  • 数的推理:5問
  • 判断推理:4問
  • 政治:1問
  • 日本史:1問

この場合、日本史から勉強するよりも、数的推理から勉強する方が効率的であることが分かります。

多くの人が、過去問を使うことは分かっていても、目的や使い方を理解せずに勉強を進めているので注意。無駄な時間を避けるためにも、出題傾向を理解し、効率的な勉強法を見つけることが重要です。

全科目に手をつけるのではなく、出題傾向を把握して必要な分野から着実に勉強していきましょう。

教養試験の出題傾向や勉強方法はこちらで解説しています。ぜひ、参考にしてください。

まとめ:東京消防庁の過去問を制して効率よく勉強しよう!

過去問は勉強するものではなく、出題傾向を理解するためのツールです。どれだけ繰り返し勉強しても意味はありません。

過去問はあくまで「過去」問であって、同じ問題は出ないんですよね(類似問題はでることもあるけど・・・。)過去問を何度も繰り返すのではなく、出題傾向を理解し、その出題範囲を参考書や問題集で覚えていくのが勉強です

過去問に限らず、目的を決めてテキストを使うのはとても大事なポイントです。何となく使って時間や労力を消費しないようにしてください。

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