- 東京消防庁のボーダーライン
- 東京消防庁の合格点を取るための方法
東京消防庁の試験内容はたくさんありますが、対策の大半を教養試験の勉強に充てなければなりません。試験科目・範囲が膨大なので、とにかく厄介なんですよね…。
とくに仕事や学校で忙しい人ほど効率的に勉強を進めていかなければ、広い試験範囲を本試験までに終えることはできないでしょう。
そこで本記事では、どれくらい点数を取ればよいのかを示しつつ、効率よく勉強するために必要なコツまで具体的に解説していきます。
東京消防庁採用 ボーダーラインは何割?
結論からいうと、全体のうち7割以上を得点できれば安全圏、6割でも十分だといえます。
東京消防庁はボーダーラインを公表していません。そのため、確実なラインを断定できませんが、実際に合格した人のデータから6割〜7割がラインだと推測できます(下記参照)。
Twitterによるボーダーライン調査結果(2021年)


※一類も同様です。
東京消防庁消防官の問題数は45問であり、そのうち23〜31問の正解ができれば合格の可能性が高いと言えるでしょう。満点を目指して勉強ガチ勢になるのもいいですが、6〜7割を安定してとれるような勉強をしてください。
東京消防庁採用 合格点を取るためのコツ
東京消防庁のボーダーラインは6割なので、全科目・範囲を勉強する必要はありません。むしろ、全部に手をつけて中途半端になるよりも、必要な部分にそって効率よく勉強することがポイントです。
効率よく勉強するには、以下のポイントを意識しましょう。
- 科目ごとの配点
- 科目ごとの出題範囲
コツ①:科目ごとの配点を理解する
東京消防庁の試験科目は多いですが、配点(問題数)は科目によって違います。勉強時間は限られているので、同じ時間を使うなら配点の高い科目に使った方が効率的です。
なので、適当に勉強を進めるのではなく、どの科目から勉強すれば点を伸ばしやすいか考える必要があります
コツ②:科目ごとの出題範囲を理解する
問題集や参考書を最初から最後まで勉強してはいけません。なぜなら、無駄な(試験に出ない)部分が多いからです。
- 数的推理の出題範囲が「速さ」だけと分かっていたら、「確率」や「仕事算」の勉強はしますか?
- 日本史の出題範囲が「江戸時代」だけだったら、「平安時代」や「鎌倉時代」の勉強はしますか?
- 物理の出題範囲が「重力」だけだったら、「電磁気」や「波動」の勉強はしますか?
しないですよね。試験に出ないので勉強するだけ時間の無駄です。
勉強ができない、どれだけ時間をかけても点数がとれない、という人は、こういった出題範囲を理解せず(理解したつもりで)勉強しています。
よく出ている分野がある一方でまったく出ていない分野も相当多いです。試験に出ない部分にどれだけ時間をかけて勉強しても点数は伸びないので注意してくださいね。
東京消防庁の出題傾向は【独学向け】東京消防庁採用の教養試験とは?勉強法と出題傾向を解説でまとめています。ぜひ、参考にしてください。
まとめ:東京消防庁のボーダーを意識して対策しよう
今回は東京消防庁消防官(一類、二類、三類)採用試験の教養試験について、ボーダーラインと効率的な対策方法を解説しました。
ボーダーラインは採用人数や問題レベルによって変動するため確かなことはいえませんが、合格者の情報データから6〜7割程度だと推測できます。
高得点を目指して無駄な勉強をするよりも、安定して6割を取れるように準備することが大切です。
効率よくボーダーを取るために必要なポイントは次の2つ。
- 科目ごとの配点
- 科目ごとの出題範囲
とにかく試験科目は多いので、きちんと出題傾向を理解して効率よく勉強することがポイントになります。
やり方を間違えずに正しい道筋(出題傾向)を知り、それに沿って問題を解く。
そうすれば、科目・範囲ともに膨大な教養試験の勉強は、これまでよりずっとラクに合格点を超えるようになると僕は考えます。
まずは科目ごとの出題範囲を理解する。そこから始めていきましょう!