【受かりやすいのは?】国立大学職員採用試験の倍率推移を地域別に解説

国立大学法人等職員採用試験の倍率(合格率)

悩んでいる人
悩んでいる人

国立大学職員の倍率はどれくらいですか?受かりやすい地域(大学)はどこなのか知りたいです。

こんな疑問を解決します。

今回は、国立大学法人等職員採用試験の「事務職」を受験(予定)する方向けに倍率を詳しく紹介します。

本記事の内容

  • 国立大学法人等職員採用試験の倍率推移(過去~最新)
  • 国立大学法人等職員採用試験の倍率を地域別に解説
  • 国立大学法人等職員採用試験に落ちないために必要なこと

最近は国立大学職員を目指す方の相談をよく受けていますが「倍率を気にしている」人はやっぱり多いです。

結果的に倍率が高かろうが、低かろうがやることは同じなんですけど、実施状況を知っておくことは大切なので、このタイミングで確認しておきましょう。

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【過去~最新】国立大学法人等職員採用試験の倍率推移

国立大学法人の採用試験を受ける以上は、倍率について知っておくべきです。

過去の推移を見る限り、志望者数は年々、減少傾向にある一方で合格者数(一次試験)は増加傾向にあります。それだけ人物重視の選考をしているということ。

したがって、筆記試験だけの対策をしていても合格はできないので注意してください。

過去の倍率推移(全体)は以下のとおり。

※一次試験の結果
※最終合格者は法人ごとに異なるため集計不可

年度志望者合格者倍率
201240,0935,6507.1
201340,6686,0246.8
201438,9435,9966.5
201534,9675,8256.0
201632,1415,8575.5
201730,2736,2524.8
201828,6777,0404.1
201926,3586,6684.0
202023,6186,5453.6
202123,7946,8693.5
出典:各地区の実施結果より作成

倍率をみて、高い(低い)など感想をもったと思いますが、あまり気にする必要はありません。

結局のところ、2倍でも落ちる人は落ちるし、逆に10倍でも受かる人は合格するからです。倍率が2倍でも10倍でも対策することは同じですよね。なので、倍率を気にしても時間の無駄なんですね。

合格に向けてやるべきことをやっていきましょう!

関連記事国立大学職員採用試験の難易度は?難しい理由と落ちない対策方法を解説

国立大学法人等職員採用試験の倍率推移を地域別に紹介

国立大学法人等職員採用試験は全国を7つのブロックにわけて試験を実施しています。そのため倍率は地域ごとに異なります。

過去の結果から、北海道や東北、東海の倍率は低い一方で、関東や近畿、九州は高い傾向が続いています。働く地域にこだわりがなければ、倍率の低い場所を狙って受験するのも戦略の一つなので参考にしてみましょう。

地域別の詳細は以下のとおり。

※一次試験の結果
※最終合格者は法人ごとに異なるため集計不可

北海道|東北|関東甲信越|東海北陸|近畿|中国四国|九州

年度志望者合格者倍率
20122,2674614.9
20131,7724154.3
20141,3634083.3
20151,5653844.1
20161,5064653.2
20171,4204992.8
20181,2494772.6
20191,2114802.5
20201,0654712.3
20219213942.3
出典:北海道地区採用試験事務室より作成
年度志望者合格者倍率
20123,2576185.3
20133,6075806.2
20143,1535176.1
20152,6865345.0
20162,3134774.8
20172,2434974.5
20182,1835384.1
20191,9145553.4
20201,8695293.5
20211,6894843.5
出典:東北地区採用試験事務室より作成
年度志望者合格者倍率
201212,1761,4258.5
201313,5331,8817.2
201414,0701,5709.0
201512,1391,5507.8
201611,2571,4567.7
201710,8771,3668.0
20189,9491,3697.3
20198,9981,4016.4
20207,8211,5055.2
20218,2811,7884.6
出典:関東甲信越地区採用試験事務室より作成
年度志望者合格者倍率
20125,1651,0345.0
20135,5291,2484.4
20144,8891,3083.7
20153,9781,1763.4
20163,8131,2743.0
20173,5981,4882.4
20183,2791,3072.5
20193,2411,1312.9
20202,8488913.2
20212,9029463.1
出典:東海・北陸地区採用試験事務室より作成
年度志望者合格者倍率
20126,6238647.7
20135,5336428.6
20145,1009965.1
20154,7969075.3
20164,2457066.0
20173,8307585.1
20184,0527425.5
20193,3307314.6
20203,2455885.5
20213,0486584.6
出典:近畿地区採用試験事務室より作成
年度志望者合格者倍率
20124,5205757.9
20134,3026686.4
20144,0296236.5
20153,5215896.0
20162,9197094.1
20172,8107883.6
20182,7021,1292.4
20192,6121,0692.4
20202,4801,0712.3
20212,5871,0732.4
出典:中国・四国地区採用試験事務室より作成
年度志望者合格者倍率
20126,0856739.0
20136,39259010.8
20146,33957411.0
20156,2826859.2
20166,0887707.9
20175,4958566.4
20185,2631,4783.6
20195,0521,3013.9
20204,2901,4902.9
20214,3661,5262.9
出典:九州地区採用試験事務室より作成

一次試験の倍率は、だいたい2~4倍ですね。高いと思いますか?

ぶっちゃけ、一次倍率はそこまで気にする必要はありません。なぜなら、対策をまともにしていない人(=記念受験組)もかなり含まれているからです。

運要素も絡んでくる面接試験だけならワンチャン受かるかもですが、それなりの対策が必要な筆記試験ではまず合格できないでしょう。

ですので、きちんと対策していれば数値以上に簡単だと感じるはず。

関連記事国立大学職員の勉強は何から?ボーダーラインと対策方法を徹底解説

国立大学法人等職員採用試験の倍率は二次がヤバい

国立大学法人等職員採用試験の一次は統一試験ですが、二次試験以降は法人ごとに行われます。

そのため、受験者は自分が働きたい法人の説明会に参加し、試験内容や流れを把握しなければいけません。他の公務員試験と違い待つだけでは二次試験の案内はこないので注意が必要です。

それで二次試験の倍率ですが、ハンパないくらい高いです。

基本的に法人ごとの倍率を公表している地域は少ないのですが、たとえば、結果を公表している北海道教育大学の倍率は13倍でした。

年度受験者合格者倍率
2020129621.5
2021104813.0
出典:北海道地区採用試験事務室より作成

努力しただけ合格率を上げられる筆記試験とは違い、面接試験は第三者の評価が大きく関わってくるから数値以上に難度高め。少しでも合格率を上げるためには、最近の試験は人物重視であることを理解して、早めに対策をはじめることが大事です。

えもと
えもと

実際に104人受けて96人は落ちているわけですからね。これが国立大学法人等職員採用試験の真の難しさといえるでしょう。

国立大学法人等職員採用試験に落ちないための対策方法

ここまで解説したように、国立大学職員の倍率は決して低いとはいえないため、合格するためにはきちんと対策する必要があります。

まずは筆記対策から

試験対策で一番時間がかかるのは筆記試験です。選考方針が人物重視だとしても、筆記で6割~7割の点数が取れなければ一次試験をパスできません。

試験科目・範囲は膨大なので早め早めにスタートしましょう。

一般的な学習期間は9カ月~1年程度。大学生なら3年次の夏休み、高校生なら2年生の冬休みを目途に始められるといいでしょう。一番まとまった時間を確保できる最大のチャンスです!

また、単純に試験範囲を最初からしても意味がありません。

なぜなら、科目ごとに頻出分野があるからです。そういった無駄な時間を使わないためには、実際の過去問で出題されている問題を確認するところから始めてみるとよいでしょう。詳しくは下記記事で解説しています。

関連記事【国立大学法人職員採用】教養試験の出題内容を完全公開【過去問分析】

面接もはやめに手をつける

筆記対策にある程度のメドがついたら、面接対策も早めにしましょう。筆記と違って上達するのにかなり時間がかかるからです。

面接は第三者が評価する試験なので、どれだけ努力しても達成感があまりありません。それ故に自信を持てるまで何度でも練習する必要があるんですね。

自己PRや志望動機を考えるなど、やれることはたくさんあるので早めに対策をはじめましょう。また、なぜその法人(大学)なのか必ず聞かれるため、大学の経営方針や求める人材のチェックは必須です!

えもと
えもと

面接って答えがないんですよね…。なので、対策不足で落ちるって人が多いため注意が必要!

倍率は参考程度にして合格に向けた準備をはじめよう

今回は、国立大学法人等職員採用試験の倍率をまとめていました。

試験は他の公務員試験と重なっていないので併願する人が多いです。そのため、他の試験に比べると少し倍率は高くなりやすいです。とはいえ、本気で合格を目指して対策している人は想像よりもはるかに少ないため、一次試験はそこまで恐れる必要はありません。

しかし、二次試験の倍率は別物。むしろ、ここからが本当の試験と言っても過言ではありません。そこを意識して対策をはじめてください。

えもと
えもと

僕自身、筆記試験で高得点を取れれば受かると思っていましたが、実際は自己採点で7割程度しか取れていませんでした。それでも面接や論文をしっかり対策していたので50倍の試験を勝ち抜くことができています。

最近は二次試験の結果だけで判定する大学・機関も増えているため、筆記試験で高得点を取っても意味がありません。最終的には人間力で勝負することになるため、筆記試験は傾向に沿って効率よく勉強し、残りの時間は面接や論文に使って総合的に対策しましょう!

関連記事国立大学職員の勉強は何から?ボーダーラインと対策方法を徹底解説