もっとも知りたいデータの一つ競争倍率。
なぜ、競争倍率はそんなに知りたい情報なのでしょうか。
それは、どのくらいの人が受験し、合格したのかを知ることで難易度をある程度測はかれるものが「競争倍率」だからです。
“倍率=難易度”とストレートには言えませんが、客観的な難しさを知るうえでは把握しておくべきデータなんですよね。
そこで本記事では、海上保安官採用試験(大卒程度)の倍率について、最新年度から過去の推移まで詳しくまとめています。
実施状況を把握して、合格に向けて準備を始めましょう。
*合格に向けて準備を始めたい方は『対策ガイド2024|海上保安官採用試験(大卒程度)の内容と傾向』をご覧ください。試験の全体像を網羅したガイドブックです。
【最新】2023年度海上保安官採用試験の倍率は?
2023(令和5)年度海上保安官採用試験の競争倍率は2.9倍でした。
【参考】海上保安官採用試験実施状況2023年度
これは、選考が始まった令和2年度以降で過去最低となっています。
続いて、これまでの倍率推移を紹介します!
【過去】海上保安官採用試験の倍率推移
過去(これまで)の海上保安官採用試験の倍率推移は次のとおり。
実施年度 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
---|---|---|---|
令和5年度 | 237 | 82 | 2.9 |
令和4年度 | 289 | 63 | 4.6 |
令和3年度 | 349 | 64 | 5.5 |
令和2年度 | 365 | 52 | 7.0 |
海上保安官採用試験の倍率に関する質問FAQ
海上保安官採用試験の倍率でよくある相談・質問に回答します。
- 海上保安官採用試験の女性のみの倍率は?
- 海上保安官採用試験の一次倍率は?
- 海上保安官採用試験の二次倍率は?
海上保安官採用試験の女性のみの倍率はどれくらいですか?
海上保安官採用試験における女性のみの倍率は平均4.3倍です。
実施年 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
---|---|---|---|
令和5年度 | 43 | 13 | 3.3 |
令和4年度 | 48 | 9 | 5.3 |
令和3年度 | 51 | 11 | 4.6 |
だいたい全体の15%くらいだと思ってください。
海上保安官採用試験の一次試験倍率は?
海上保安官採用試験の一次倍率は約2倍です。
実施年 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
---|---|---|---|
令和5年度 | 237 | 138 | 1.7 |
令和4年度 | 289 | 132 | 2.2 |
令和3年度 | 349 | 123 | 2.8 |
一次試験をクリアするには、出題範囲が膨大な基礎能力試験の攻略が超重要です。
闇雲に勉強するのではなく、過去問分析を徹底し、出題傾向に沿って進めていきましょう。
海上保安官採用試験の基礎能力試験について、詳しくは次の記事で解説しています。
海上保安官採用試験の二次試験倍率は?
海上保安官採用試験の二次倍率は約1.5倍です。
実施年 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
---|---|---|---|
令和5年度 | 103 | 82 | 1.3 |
令和4年度 | 90 | 63 | 1.4 |
令和3年度 | 99 | 64 | 1.5 |
二次試験の倍率は大したことないですが、面接の出来が悪いと普通に落ちます。
自己分析に時間をかけて、志望動機や自己PRをしっかり創りこんでいきましょう。
以上、海上保安官採用試験の倍率についてでした。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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