税務職員採用試験(高卒)の内容は?試験科目の特徴や問題例を紹介

横浜市役所の教養試験はどんな科目が出るの?特徴や問題を見たいな…。 こんな悩みを解決します。 本記事では、横浜市職員採用試験の教養試験(一般教養)科目を解説します。 結論からいうと、数学や英語、政治・法律みたいな科目がたくさん出ますよ! 科目ごとの特徴や問題例も紹介しているので、これから勉強を始める方は参考にしてくださいね。
悩んでいる人

税務職員の基礎能力試験はどんな科目が出るの?特徴や問題を見たいな…。

こんな悩みを解決します。

本記事では、税務職員採用試験の基礎能力試験(教養試験)の科目を解説します。

結論からいうと、数学や英語、歴史みたいな科目がたくさん出ますよ

科目ごとの特徴や問題例も紹介しているので、これから勉強を始める方は参考にしてくださいね。

なお、勉強方法を知りたい方は以下の記事で解説しています。

タップできる目次

【高卒】税務職員 基礎能力試験の科目を徹底解説!

基礎能力試験は一般知能と一般知識で構成される筆記試験です。

税務職員(高卒)の基礎能力試験は、以下の5分野21科目から出題があります。

  1. 数的処理
  2. 文章理解
  3. 社会科学
  4. 人文科学
  5. 自然科学

それぞれの傾向や問題例を解説するので確認してみましょう。

数的処理
一般知能分野

計算力や思考力、空間認識力などを測る分野で、以下の4科目で構成されています。

  • 数的推理
  • 判断推理
  • 空間把握
  • 資料解釈

数学的要素を多く含む分野なので、苦手とする人が多いです。

▼こんな問題が出ます▼

税務職員の過去問(数的推理)

時間をかければ正解できる問題もありますが、1問に時間をかけすぎると時間内に終えることができません。

問題数は全40問のうち13問を占めているので、苦手な人は早めに手を打つことが大事です。

オススメの対策本

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文章理解
一般知能分野

日本語と英語で書かれた300字〜400字程度の文章を読み解く力を測る分野で、以下の3科目で構成されています。

  • 現代文
  • 英文
  • 古文

現代文は得意な人が多いです。でも、英文を苦手とする人はけっこういます。

▼こんな問題が出ます▼

税務職員の過去問(現代文)

数的処理と同じように時間をかければ解ける問題は多いです。しかし、1問あたり2分程度で解かないと時間切れになってしまうため速く正確に解けるように練習が必要

問題数は7問と多いです。とくに現代文は確実に全問正解できるようにしましょう。

オススメの対策本

社会科学
一般知識分野

高校までの基礎学力(社会科目の知識力)を測る分野で、以下の4科目で構成されています。

  • 政治
  • 経済
  • 社会
  • 倫理(思想)

日本国憲法や選挙制度、経済政策や社会時事(日本国外で起きた最新の出来事)などを勉強します。

▼こんな問題が出ます▼

税務職員の過去問(政治)

基本的な知識にくわえて、時事問題に関連した出題もあります。

なので、日頃から新聞・ニュース等で取りあげられる政治、経済、社会問題にアンテナを貼っておくようにしましょう。

出題数は6問です。

オススメの対策本

人文科学
一般知識分野

高校までの基礎学力(歴史や語学の知識力)を測る分野で、以下の5科目で構成されています。

  • 日本史
  • 世界史
  • 地理
  • 国語
  • 英語

科目を見てわかるように、The 暗記科目がメインです。

▼こんな問題が出ます▼

税務職員の過去問(日本史)

暗記科目なので、覚えれば覚えた分だけ点数を取りやすいです。

しかし、出題範囲が広く覚えても覚えてもキリがないため、やり過ぎには注意が必要

出題数は9問、一般知識の中では最大です。

オススメの対策本

自然科学
一般知識分野

高校までの基礎学力(数学や理科の知識力)を測る分野で、以下の5科目で構成されています。

  • 数学
  • 物理
  • 化学
  • 生物
  • 地学

見てのとおり、理系科目です。数的処理と同じように計算力が求められるので苦手な人が多いです。

▼こんな問題が出ます▼

税務職員の過去問(数学)

自然科学を捨てる人は多いですが、化学や生物、地学は暗記するだけでも点が取れる問題もあります

そういった問題を取れれば総合点を上げられますよ。

出題数は5問。

オススメの対策本

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以上が、税務職員で出題される試験科目です。

このように科目数はハンパないので、きちんと傾向を理解して勉強することが大事

詳しくは以下の記事で解説しています。

【高卒】税務職員の試験科目を理解して効率よく勉強しよう

今回は、税務職員採用試験の基礎能力試験における試験科目を紹介しました。

僕自身、公務員試験を受験して大学職員として働いていますが、総じて大変だったのは「科目数が多すぎる」ということです。

正直、21科目もまともに勉強しようと思えばとんでもない時間がかかってしまいますよね。

そこで大事なのが適当に勉強を進めるのではなく、どの科目から勉強すれば点を伸ばしやすいか考えること。

今までの受験勉強とは違い、とにかく試験科目・範囲が膨大です。そのため、適当に勉強を始めるのはNGです。

試験科目は多いですが、科目によって問題数や出題頻度の高い範囲があるので、そこを理解することが大切。

当ブログでは、他にも税務職員の攻略記事を書いています。ぜひ参考にしてくださいね。

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この記事を書いた人

公務員試験の指導を12年間やっています。新卒で大手専門予備校に就職→公務員課で5年間勤務、在職中に公務員試験を受験するも不合格→退職→公務員試験の勉強→国立大学法人、政令市、市役所に合格→現在、某大学の職員として7年目。 2018年6月からサイトを運営中。普段はカフェで珈琲飲んでます。

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