【問題・解答あり】税務職員採用試験の過去問と効果的な使い方

税務職員採用試験の過去問

税務職員採用試験の過去問と活用方法を解説!

過去問を正しく使えば、試験の出題傾向を把握できます。逆にいえば、過去問の使い方次第で大きく差が出るということです。

まずは過去問を見て、出題形式や内容、難易度の確認をしてみましょう。

*合格に向けて準備を始めたい方は『高卒で税務署職員になるのは難しい?採用試験の難易度と受かるコツ』をご覧ください。試験の全体像を網羅したガイドブックです。

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【税務職員】過去問

税務職員採用試験の過去問をまとめています。

出題傾向・形式やレベルの参考にしてください。

基礎能力試験

令和5年度基礎能力試験の問題・解答(PDF)
令和4年度基礎能力試験の問題・解答(PDF)

他年度の問題や出題傾向などについて、詳しくは次の記事で解説しています。

作文試験

令和5年度誰もが生きやすい社会をつくるために必要なことについて、あなたの思うことを述べなさい。
令和4年度我が国の社会生活において、新型コロナウイルス感染症の感染拡大前と比較して大きく変わったと感じたことを具体的に挙げ、それについてあなたの思うことを述べなさい。

税務職員の作文について、次の記事で傾向やその他テーマをまとめています。

面接試験

  • 志望動機を言ってください。
  • 希望する部署はありますか。
  • 税務職員の説明会には参加しましたか。
  • 30秒で自己PRしてください。
  • あなた自身を1分間で表現してみてください。
  • どのようなタイプの友人が多いですか。
  • 税務職員になることを学校の先生はなんと言っていますか。
  • 大学へ進学しようと思いませんでしたか。

【税務職員】過去問の使い方(活用方法)

過去問は勉強の1番初めに使うことが大事です。

ここでは、過去問の使い方(活用方法)を解説します。

  • 問題数を把握する
  • 出題範囲の理解

問題数を把握する

基礎能力試験は21科目から出題されますが、問題数は均等ではありません。

過去問を使えば、どの科目から何問出ているのか把握できます

科目ごとの出題数は次のとおり。

数的推理4
判断推理5
空間把握2
資料解釈2
現代文4
英文2
古文漢文1
政治2
経済1
社会2
倫理1
日本史1
世界史2
地理2
国語2
英語2
数学1
物理1
化学1
生物1
地学1
  • 令和5年度の情報
  • 令和6年度から情報が新科目として1問出題予定。

すべての科目を均等に勉強するよりも、まずは出題数の多い数的推理や判断推理から手をつける必要がありますね。

ボーダーは5割〜6割なので、どの科目で点を取れば越えられるのか計画を立てて勉強してください。

税務職員採用試験の基礎能力試験について、具体的な勉強方法を次の記事で解説しています。

出題範囲の理解

どの科目も出題範囲は広いですが、最初から最後まで満遍なく出ません

例えば、日本史で縄文時代〜江戸時代を勉強している人は落ちる可能性が極めて高いです。

理由は簡単でして、試験に出ていないから。

具体的なデータがこちら。

本試験問題より作成

どれだけ平安時代や鎌倉時代を勉強しても、出ないので時間の無駄ですよね。

過去問を使えば、こういった科目ごとの頻出度が把握できるのです。出ない分野をどれだけ勉強しても0点なので、メンドーですがやりましょう!

税務職員採用試験の出題範囲について、過去10年分のデータを次の記事で公開しています。

過去問を制して効率よく勉強しよう!

過去問は勉強するものではなく、出題傾向を理解するためのツールです。どれだけ繰り返し勉強しても意味はありません。

過去問はあくまで「過去」問であって、同じ問題は出ないんですよね(類似問題はでることもあるけど・・・。)

過去問を何度も繰り返すのではなく、出題傾向を理解し、その出題範囲を参考書や問題集で覚えていくのが勉強です

過去問に限らず、目的を決めてテキストを使うのはとても大事なポイントです。何となく使って時間や労力を消費しないようにしてください。

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