航空管制官のボーダーラインは何割?合格点を取るポイントも解説

航空管制官のボーダーライン
悩んでいる人

航空管制官採用試験のボーダーライン(一次試験)は何割くらいなの?合格ラインを超えるポイントが知りたいです。

このような悩みを解決します!

結論からいうと、航空管制官採用試験のボーダーラインは6割が目安です。

“目安”としているのは、選考は競争試験(合格できる人数が決まっている)なので、5割で合格できる年度もあれば、7割でギリギリってこともあるからです。

本記事では、過去3年分のボーダーラインや科目ごとの点数表をまとめているので、ぜひ参考にしてください。

※その他、航空管制官の試験情報は「対策ガイド2024|航空管制官になるには?採用試験の内容と傾向」でまとめています。

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航空管制官採用試験 合格者の決定方法

航空管制官採用試験の合格者は、各試験種目の成績を総合して決定されます。

まずは、合格者の決定方法や点数の算出方法などを紹介します。

点数は標準点を用いる

素点(正解数)ではなく、試験種目ごとに平均点、標準偏差を用いて算出した「標準点」を使って順位を決定します。

標準点の算出方法

航空管制官の標準点

たとえば、次のデータを使って基礎能力試験の標準点を算出すると「99.9点」となります。

  • 素点:20点(20/40問)
  • 平均点:16.891
  • 標準偏差:4.705
  • 配点比率:2/12

$$10\times\frac{2}{12}\times(15\times\frac{20-16.891}{4.705}+50)=99.9$$

各試験の配点比率

標準点を算出するときは、以下の配点比率を使います。

航空管制官採用試験の配点比率

標準点の合計は概ね0~1000点の範囲の点数になります。また、全ての試験種目で平均的な成績であれば、標準点の合計はおよそ500点になります。

一次合格者の決定方法

  • 基礎能力試験
  • 適性試験Ⅰ
  • 外国語試験(多肢選択式)

上記3つの試験で基準点以上である者について、これらの試験種目の標準点を合計した得点に基づいて合格者を決定します。

えもと

なお、1次試験で実施している「外国語試験(聞き取り)」は、合格者を対象に二次試験で評価します。

航空管制官採用試験のボーダーライン(合格最低点)

航空管制官採用試験のボーダーライン(合格最低点)をまとめています。

素点を標準点に算出した一覧表も作成しているので、ぜひ参考にしてください。

  • 令和4年度(2022年実施)
  • 令和3年度(2021年実施)
  • 令和2年度(2020年実施)

令和4年度(2022年実施)

種目基礎能力適性外国語
合格最低点321
満点40点60点30点
基準点12点9点
平均点20.46737.88316.749
標準偏差5.46614.6814.884
※適性試験の基準点は,記憶検査5点,空間関係検査14点。
標準点の一覧表を表示する(タップ)
令和4年度航空管制官の合格最低点

令和3年度(2021年実施)

種目基礎能力適性外国語
合格最低点360
満点40点60点30点
基準点12点9点
平均点23.07437.23114.106
標準偏差5.42614.2915.309
※適性試験の基準点は,記憶検査5点,空間関係検査14点。
標準点の一覧表を表示する(タップ)
令和3年度航空管制官の合格最低点

令和2年度(2020年実施)

種目基礎能力適性外国語
合格最低点294
満点40点60点30点
基準点12点9点
平均点16.89137.43213.099
標準偏差4.70514.7795.285
※適性試験の基準点は,記憶検査5点,空間関係検査14点。
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令和2年度航空管制官の合格最低点

航空管制官採用試験 ボーダーラインを超えるために

結論、基礎能力試験を攻略することです。

配点比率で考えれば、外国語試験で高得点を取らなければいけません。しかし、外国語試験を得意とする人は多く、対策をしっかり行ってくるため、あまり差がつきません。

一方で基礎能力試験は範囲も膨大ですし、まったく学習したことのない科目がいくつもあるため、できる人とできない人の差がハッキリでます。

したがって、航空管制官採用試験に合格したいなら、基礎能力試験をどれだけ攻略できるかが重要になってくるのです。

基礎能力試験の出題傾向や勉強方法は、「【攻略】航空管制官の勉強法!基礎能力試験の試験科目と出題傾向」で詳しく解説しています。

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