【過去問】航空管制官採用試験の問題と解答【使い方と目的】

航空管制官採用試験の過去問

過去問を正しく使えば、試験の出題傾向を把握できます。逆にいえば、過去問の使い方次第で大きく差が出るということです。

本記事では、航空管制官採用試験の過去問を紹介します。

過去問の使い方や目的も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

まずは過去問を見て、出題形式や内容、難易度の確認をしてみましょう。

※その他、航空管制官の試験情報は、「対策ガイド2024|航空管制官になるには?採用試験の内容と傾向」を参考にしてください。

タップできる目次

航空管制官採用試験の過去問

ここでは、航空管制官採用試験の過去問をまとめています。

出題形式やレベルの把握などの参考にしてください。

  • 基礎能力試験
  • 適性試験Ⅰ
  • 外国語試験(多肢選択式)

基礎能力試験

令和5年度基礎能力試験の問題・解答(PDF)

基礎能力試験の出題傾向や勉強方法は、「【攻略】航空管制官の勉強法!基礎能力試験の試験科目と出題傾向」を参考にしてください。

適性試験Ⅰ

令和5年度適性試験Ⅰの問題と解答(PDF)

外国語試験(多肢選択式)

令和5年度外国語試験の問題と解答(PDF)

もっと多くの過去問を解きたい方は、「【2024年版】航空管制官の基礎能力試験【出題傾向と過去問】」を参考にしてください。

過去問の使い方と役割

『過去問は腕試しとして最後・・に使う』と思っていませんか?

確かにそういう目的もありますが、勉強の総仕上げとして過去問をどれだけ解いても意味がないんですよね。

ここでは、過去問の使用目的と役割を解説します。

現在の学力を把握する

現在の学力を知ることで、どのくらい頑張れば合格できるのか把握できます。

たとえば、過去問を解いてみると、点数によって以下のような戦略が考えられるでしょう。

  • 5割以下:基礎がないので中学受験レベルから勉強しなおす
  • 7割以下:公務員試験の問題集を使って知識を覚える
  • 7割以上:作文や面接対策に注視する

こうして、過去問を使って自分の現在の学力を把握し、不足している部分を補強することが合格への近道となります。

出題傾向(範囲)の理解

出題傾向とは、「どの科目・分野から勉強するか?」というデータのことで、過去問を使って出題傾向を理解することができます。

たとえば、過去問を数年分解いてみて、出題数について以下の傾向がわかったとします。

  • 数的推理:5問
  • 判断推理:4問
  • 政治:1問
  • 日本史:1問

この場合、日本史から勉強するよりも、数的推理から勉強する方が効率的であることが分かります。

多くの人が、過去問を使うことは分かっていても、目的や使い方を理解せずに勉強を進めているので注意。無駄な時間を避けるためにも、出題傾向を理解し、効率的な勉強法を見つけることが重要です。

全科目に手をつけるのではなく、出題傾向を把握して必要な分野から着実に勉強していきましょう。

まとめ:過去問分析をして効率よく勉強しよう!

過去問は勉強するものではなく、出題傾向を理解するためのツールです。どれだけ繰り返し勉強しても意味はありません。

過去問はあくまで「過去」問であって、同じ問題は出ないんですよね(類似問題はでることもあるけど・・・。)

過去問を何度も繰り返すのではなく、出題傾向を理解し、その出題範囲を参考書や問題集で覚えていくのが勉強です

過去問に限らず、目的を決めてテキストを使うのはとても大事なポイントです。何となく使って時間や労力を消費しないようにしてください。

タップできる目次