本記事では、警視庁警察官採用試験3類(高卒)の作文テーマ(過去問)を紹介します。
文字数や対策方法も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
その他の試験内容はこちらで解説!
警視庁警察官採用試験3類(高卒)の作文テーマは?
警視庁警察官採用試験3類(高卒)の作文テーマ(2023年~2010年)を紹介します。
- 第2回(9月試験)のテーマです。
2023(令和5)年度
あなたが警察官として大切にしていきたいと考えることを3つ挙げ、その理由も述べなさい。
2022(令和4)年度
規則や決まりごとを守る大切さを感じた経験について触れ、それを警察官の職務にどのように活かしていきたいか、 具体的に述べなさい。
2021(令和3)年度
安全・安心な社会の実現を目指していく上で役に立つあなたの経験・知識を挙げ、どのような警察官を目指すのか、具体的に述べなさい。
2020(令和2)年度
警視庁警察官を目指す具体的な理由と警視庁の魅力について挙げたうえで、警察官としてやりたいことを述べなさい。
2019(令和元)年度
理想とする警察官になるために努力したいことと、警察官の仕事に活かせるあなたの「強み」について述べなさい。
2018(平成30)年度
学生生活の中で得た最も大切なことを、警察官としての活動にどのように活かしていきたいか述べなさい。
2017(平成29)年度
あなたが警察官としてやりたいことは何か。都民が望む警察官像に触れて述べなさい。
2016(平成28)年度
都民から頼られる警察官となるために必要なことを挙げ、どのような警察官になりたいか述べなさい。
2015(平成27)年度
あなたが自分で物事を最後までやり遂げた経験について述べ、そこから得たことを、警視庁警察官としてどのように活かしていきたいか具体的に述べなさい。
2014(平成26)年度
あなたが今一番関心のあることについて具体的に述べ、警察官の仕事にどう活かせるか述べなさい。
2013(平成25)年度
警視庁警察官を志望するに当たりあなたが日頃から取り組んでいること及び警視庁警察官となる決意について述べなさい。
2012(平成24)年度
警察官として、あなたが守らなければならないものとはどのようなものか、具体的に述べなさい。
2011(平成23)年度
街で制服を着ている警察官を見て、あなたが感じていることを述べなさい。
2010(平成22)年度
住民が警察に期待しているものは何か、あなたは警察官になって何がしたいのか、具体的に述べなさい。
警視庁警察官採用試験3類(高卒)の作文対策でよくある質問
警視庁警察官採用試験3類(高卒)の作文対策でよくある質問をまとめています。
これからの作文対策で必要な情報ばかりなので、ぜひ参考にしてください。
作文の試験時間は?
作文の試験時間は80分(1時間20分)です。
制限時間内で文章を適切に構成し、要点を明確に伝えることが重要です。また、普段から時間配分を意識して書く練習をしてください。
作文の文字数制限は?
作文の文字数は1,000字以内です。
文字数は少なすぎると減点、もしくは採点されない場合もあるため注意してください。
知識や語彙が乏しいと多くの文字を書くのは難しいので、普段から語彙力も増やしておくといいでしょう。
作文は何文字くらい書けばいいですか?
作文は9割以上書きましょう。
文字数は誰が見ても一発でわかる評価基準なので、極端に文字数が少ないと減点もしくは採点不可の判定を受けることになるんですよね。
下限(おそらく600字)程度なので、下回らないように気をつけてください。
作文の配点は?
作文の配点は非公開です。
しかし、受験者からの報告や開示データ、他県の警察官採用試験から推測すると以下のようになります。
- 教養試験:15%
- 作文試験:20%
- 国語試験:5%
- 面接試験:40%
- 体力検査:20%
このようにかなり重要だとわかるはずです。実際、教養試験の点数が低い方が合格していることからも作文の重要度は高いと言えるでしょう。
作文対策はいつから始めればいいでしょうか?
作文対策は試験日の3ヶ月前から始めましょう。
作文を正しく書けるようになるには、以下の知識を身につける必要があるからです。
- 課題の把握力(読解力)
- 文章構成力
- 表現力
- 語彙力
- 漢字(日本語)の知識
これらの力は短期間で身につくものではありません。語彙力や漢字の知識くらいなら1ヶ月でも何とかなりますが、他の力を短期間で身につけるのは厳しいです。
①書き方を勉強する
↓
②実際に書いてみる
↓
③添削を受けて、弱点を知る
↓
④何度か繰り返す(最低でも3回)
こういった順番で勉強することになるので、やはり最低でも3ヶ月は必要だと思って学習スケジュールを組んでみてください。
作文対策は下記記事で詳しく解説しています。
作文対策でオススメの参考書は?
『よくわかる! 公務員試験(初級)のための論作文術』がオススメです。
模範解答をもとに良い例、悪い例を学べます。
最初は模範解答を参考にしながら「良い型」を身につけてください。
最終的には模範解答をそのままコピーするのではなく、自分なりの表現方法やアイデアを加えてオリジナリティを出せるようにしましょう。
作文で落ちる人の特徴は?
作文で落ちる人は、答案を書いたら書きっぱなしの人です。
作文試験で落ちる人ほど、書いたら書きっぱなしってことが多いんですよね…。
作文を書いて誰にも見せないというのは、問題を解いても答え合わせをしないのと同じことです。
正解不正解がわからないまま対策を続けても成績は伸びないので、書いた答案は必ず添削してもらいましょう。
学生なら学校の先生、社会人なら予備校やオンライン添削サービスなど、方法はたくさんありますよ。
作文添削サービスを下記記事でも紹介しています。
以上、警視庁警察官採用試験3類(高卒)の作文についてでした。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!