-150x150.jpeg)
警視庁警察官の一次試験に国語試験ってのがあるけどどんな試験なの?過去問や対策方法が知りたいです。
この疑問に回答します。
本記事では、「警視庁警察官1類・3類採用試験の国語試験」に関する情報を発信していきます。
国語試験とは、簡単にいうと漢字テストです。
なので、常識のある人は勉強しなくても点数が取れますよ!しかも1問1点で採点されるので、満点が取れるとかなり有利です!
さっそく、傾向をまとめていくので参考にしてみてくださいね。


【警視庁採用】国語試験(漢字テスト)とは?傾向を解説!
国語試験とは、警察官として、社会人として知っておくべき「漢字」を問う筆記試験です。
試験では、漢字の「読み」と「書き」について30問ずつ出題されます。
問題数は減りますが、試験時間は変わらず20分しかないため時間配分に注意しましょう。
配点は1問1点として計算されるので、できるだけ満点を狙って勉強することが重要です。
国語試験のレベルは漢検準2〜2級
試験レベルは高校卒業までに習う漢字です。
一類は漢字検定2級、三類は漢字検定準2級レベルを参考にすると良いでしょう。
『漢字の読み』よりも、『漢字の書き取り』の方が難しいと思うので、楷書で書けるように練習してくださいね。
足切りに注意
3割以下(15/50問)を取ってしまうと不合格。
足切りとは、基準点のことで、他の試験が満点でも基準点に達していないと落ちてしまいます。
以上が、警視庁警察官採用試験の国語(漢字)試験の特徴と傾向です。漢字といって甘く見ているとヤバいですよ。
【警視庁採用】国語試験の過去問
ここでは警視庁警察官採用試験の国語試験で出題された問題をまとめています。
試験レベルや内容の把握をしてみましょう!
2019年(令和元年度)の過去問
1 次の( )内の漢字の読みをひらがなで書きなさい。
- 仮説と実験結果が(合致)する
- 語の(出自)を明らかにする
- (泥酔)して前後不覚になる
- 雑魚の(魚交)じり
- 全国(行脚)の旅に出る
2 次の( )内のひらがなを漢字で書きなさい。
- (とうざ)に間に合わない
- 鉄棒で(けんすい)をする
- 大雨で道路が(かんすい)する
- 時間に(そくばく)される
- (びどう)だにしない
2020年(令和2年度)の過去問
1 次の( )内の漢字の読みをひらがなで書きなさい。
- (脳裏)にうかぶ
- (明瞭)に記載する
- (思索)にふける
- 将来を(危惧)する
- 計画に(蹉跌)をきたす
2 次の( )内のひらがなを漢字で書きなさい。
- 高い(だいしょう)を払う
- (さんせい)多数で可決される
- (せいじゃく)に包まれた境内
- 両者には(うんでい)の差がある
- (へいい)な言葉で書く
2021年(令和3年度)の過去問
1 次の( )内の漢字の読みをひらがなで書きなさい。
- (怜悧)な頭脳
- 即答を(躊躇)う
- 街中を(闊歩)する
- (抒情)的な音楽
- 相手の心中を(忖度)する
2 次の( )内のひらがなを漢字で書きなさい。
- (かんにん)袋の緒が切れる
- 今朝は(めっぽう)寒い
- 旅の(みやげ)を買う
- (じょうぶ)な体
- 母校にピアノを(きぞう)する
【警視庁採用】国語試験の勉強法
国語試験の勉強法は以下のとおり。
- 参考書を準備
- 現実を知る
- ノートに書きまくる
テキストを準備
まずは参考書を準備しましょう。
Ⅰ類(大卒)は漢字検定2級の参考書、Ⅲ類(高卒)は漢字検定準2級の参考書が適当です。
レベルを知る
続いて、実際に問題を解いてみましょう!
どれくらいわかるのかを知る必要があるからです。すでに読める、書ける漢字は勉強する必要がないので、とりあえず解いてください。
そして、確実に解けた問題は問題集から消してください。
最終的にテキストの漢字をすべて解ければ漢字テストは満点です。
一つでも多く漢字を消せるように頑張りましょう!
書きまくる
解けなかった漢字をノートにひたすら書いて練習しましょう!
注意点はきれいな字で正確に書けるようにすること。
せっかく漢字が分かっていても、くずし字や乱雑な字は採点の対象とならないからです。
勉強の段階から楷書で書くようにしてください。
小学生が使う「漢字ノート」が超優秀レベルで使えるのでおススメです!
【警視庁採用】国語試験は努力が報われる試験!
本記事では、警視庁警察官採用試験の国語試験(漢字試験)をまとめていました。
国語試験は、教養試験や論作文と違い、やれば確実に点数が取れる試験です。
教養試験の物理や化学を頑張るよりも、国語試験で満点を取ったほうが総合点は高くなりますよ!
いきなり多くの漢字を勉強することは難しいので、1日に数問をコンスタントにやっていきましょう。
また、漢字検定の勉強をすることにもなるので、資格を取るのもありですね。
\ こんな記事も書いていますよ /