本記事は、海上保安学校(特別)の倍率をまとめています。
- 特別は5月試験=10月入校の選考区分です。
- 海上保安学校(9月試験=4月入校)の倍率はこちら。
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海上保安学校(特別)の倍率は低い?
結論から言うと、海上保安学校(特別)の倍率は低いです。
2023(令和5)年度の最終倍率は2.4倍でした。
この倍率は、高卒者が受験できる国家公務員試験10種類の中で2番目に低いです。
このことからも、海上保安学校(特別)の倍率は低いといえるでしょう。
- 人事院の資料をもとに作成
- 10職種(入国警備官、国家一般職、税務職員、刑務官、皇宮護衛官、航空保安大学校、気象大学校、海上保安大学校、海上保安学校、海上保安学校(特別))
海上保安学校(特別)の倍率推移
海上保安学校(特別)の倍率推移を紹介します。
倍率だけでなく、受験者数や合格者数もまとめているので参考にしてください。
実施年度 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
---|---|---|---|
2023 | 2,963 | 1,225 | 2.4 |
2022 | 5,334 | 1,026 | 5.2 |
2021 | 5,871 | 1,192 | 4.9 |
2020 | 4,267 | 967 | 4.4 |
2019 | 4,874 | 890 | 5.5 |
2018 | 5,169 | 1,028 | 5.0 |
2017 | 5,610 | 850 | 6.6 |
2016 | 8,896 | 962 | 9.2 |
2015 | 8,647 | 808 | 10.7 |
2014 | 8,356 | 937 | 8.9 |
海上保安学校(特別)の倍率は、2017年度から徐々に低下しているものの、概ね横ばいで推移していました。しかし、2023年度では一気に低下し、過去最低の倍率となっています。
海上保安学校(特別)の倍率に関するFAQ
海上保安学校(特別)の倍率に関するよくある質問(FAQ)をまとめています。
一次試験の倍率は?
海上保安学校(特別)の一次試験倍率は約2倍です。
実施年度 | 受験者数 | 合格者数 | 一次倍率 |
---|---|---|---|
2023 | 2.963 | 2.769 | 1.1 |
2022 | 5.334 | 2.717 | 2.0 |
2021 | 5.871 | 2.859 | 2.1 |
えもと
2023年度は全体的に低倍率だったので異例ですが、概ね2倍程度となっています。
二次試験の倍率は?
海上保安学校(特別)の二次試験倍率は約1.6倍です。
実施年度 | 受験者数 | 合格者数 | 二次倍率 |
---|---|---|---|
2023 | 1.927 | 1.255 | 1.6 |
2022 | 1.868 | 1.026 | 1.8 |
2021 | 1.960 | 1.192 | 1.6 |
海上保安学校(特別)の倍率まとめ
今回は、海上保安学校(特別)の倍率を詳しく紹介しました。
国家公務員試験の中では、海上保安学校(特別)の倍率は低いです。なので、しっかり準備して臨めばさほど難しい試験ではありません。
とはいえ、海上保安学校(特別)の試験内容は幅広いです。
計画性をもって対策していきましょう。
今回は以上です。