税務職員の面接で聞かれた質問は?面接カードの内容や対策法5ステップ

税務職員(高卒)の面接対策

  • 税務職員の面接ってなにするの?
  • 税務職員の面接カードはどんな内容?
  • 税務職員の面接で聞かれた質問や対策方法が知りたい。

この疑問に回答します。

本記事は、国家公務員(高卒程度)「税務職員採用試験の面接試験」をテーマに内容から過去問、具体的な対策方法まで解説していきます。

面接が苦手な人はもちろん、はじめて税務職員を受験する人のオススメです。

▼この記事を書いている人▼

なお、そのほかの試験については下記記事で解説しています。

税務職員採用試験の面接とは

税務職員採用試験の面接は、一次合格者を対象に実施されます。

内容は個人面接。

面接では、筆記試験では判断できない受験者の人間性や性格、税務職員・公務員としての適性や資質を見るのが目的です。

試験時間

試験時間は1人15分〜20分です。

時間が短いなかで多くをアピールしなければいけないため、簡潔にまとめて話すようにしましょう。

配点

面接の配点は全体の25%を占めています。

後述している4つの評価基準に沿ってA~Eの5段階で評定をつけます。

そのうちD,E評価は足切りとなり即不合格なので注意しましょう。

ちなみに一次試験がボーダーギリギリでも挽回できます!

税務職員採用試験 面接(二次試験)の合格率は?

国税庁(人事院)によると、2021年度税務職員採用試験の二次合格率は64.4%だったと発表しました。

地域別に見ると、最高は東北地域の71.6%、最低は中国地域の54.6%となっています。

詳細は以下のとおり。

(2021年度税務職員採用試験 二次試験の実施状況)
地域受験者合格者合格率
北海道774862.3%
東北19013671.6%
関東甲信越101566765.7%
東海北陸34520058.0%
近畿42930470.9%
中国31317154.6%
四国1147061.4%
九州29219366.1%
沖縄352057.1%

辞退者なども含めて採用予定数よりも多くの合格者を出しています。

合格者を対象に採用面接・面談などが行われたあと、正式に採用となるので注意が必要です。

全体の合格率や過去の実施状況は下記記事でまとめています。

税務職員採用試験 面接の評価基準

面接では次の4観点に沿って評価をつけます。

  • 協調性
  • 積極性
  • 表現力
  • 態度

協調性

ここでは、次の3つに着目して評価をつけます。

  • 他者の意見や考えを理解しようとするか,独りよがりなところはないか
  • 他人を思いやろうとするか,自己中心的なところはないか
  • 集団の中にうまく溶け込めるか,孤立しがちなところはないか

最近の傾向は「集団」の中で活躍できる人材を欲しています。

なので個人より集団で活動してきた話をしたほうが協調性をアピールできますよ。

積極性

ここでは、次の3つに着目して評価をつけます。

  • 率先してことに当たろうとするか,周りに頼ろうとするところはないか
  • 必要な自己主張ができるか,優柔不断なところはないか
  • 熱意や意欲を持ってものごとに取り組むか,気力が乏しいところはないか

自分で課題をみつけて行動できる能力が求められています。

今までの経験を振り返って、何か提案して実行した経験がないか思い出してみましょう。

表現力

ここでは、次の3つに着目して評価をつけます。

  • 質問に対する応答は的確か,的外れなところはないか
  • 話している内容に一貫性があるか,矛盾しているところはないか
  • 話し方がわかりやすく簡潔か,要領を得ないところはないか

コミュニケーション能力が評価されます。

1人で黙々と勉強するだけでは鍛えられないので、日頃から自然に話せるように訓練してください。

態度

ここでは、次の3つに着目して、評価をつけます。

  • まじめに応答しているか,質問をはぐらかすところはないか
  • 動作はきちんとしているか,だらしのないところはないか
  • 落ち着いており安定感があるか,動揺しやすいところはないか

座っているときの姿勢や話すときの表情などです。

短い時間のなかでも良い、悪いがわかる部分なので注意が必要。

自己PRや志望動機などを考えるときは、それぞれの要素が含まれているか確認してみましょう!

税務職員採用試験 面接カードとは

面接カードは面接で使われる資料のことです。

面接官は提出された面接カードを参考にして質問してきます。

なので、書く内容によってある程度聞かれることを予測することができるんですね。

どこで入手する?

一次試験の合格発表日に人事院のHPからダウンロードできます。

印刷して記入する必要があるので、プリンターなどが必要です。

いつ提出する?

二次試験(面接)の日に提出します。

忘れないように、汚れないように持っていきましょう。

内容は?

  • 最終学歴
  • 職歴
  • 受験の動機
  • 印象に残っている体験
  • 関心事項
  • 趣味、特技など
  • 好きな学科・得意な分野
  • 自己PR
  • 学歴
  • 進学希望
  • 税務以外の就職活動
  • 採用された場合の希望事項

内容は毎年おなじです。

合格発表後から面接まで10日くらいしかありません。面接の練習は面接カードがないとできないので、はやめに考えておくことが重要です。

なお、面接カードはすべて自筆で書きます。丁寧に書くことがポイント。

税務職員採用試験 面接の質問内容

税務職員の質問内容はトレンドや受験者によって少し異なりますが、過去問から整理すると以下の5つに分類できます。

  • 志望動機
  • 自己PR
  • 学生・社会人生活
  • 一般常識
  • その他

ここでは、実際に税務職員で質問された内容をまとめているので、1つずつ自分の考えをまとめていきましょう!

質問①:志望動機

  • 志望動機を言ってください。
  • 希望する部署はありますか。
  • 税務職員の説明会には参加しましたか。

質問②:自己PR

  • 30秒で自己PRしてください。
  • あなた自身を1分間で表現してみてください。
  • どのようなタイプの友人が多いですか。

質問③:学生・社会人生活

  • 税務職員になることを学校の先生はなんと言っていますか。
  • 大学へ進学しようと思いませんでしたか。
  • 部活動は何をやっていましたか。

質問④:一般常識

  • 新聞は読んでいますか。
  • 税金に関する内容で興味のあるニュースはありますか。
  • 公務員の不祥事をどう思いますか。

質問⑤:その他

  • 緊張していますか。
  • 会場までどうやってきましたか。
  • 最後に言い残したことはありませんか。

なんとなく答えられそうですか?

本番までに話せるように内容を考えることが大切です。

なお、下記記事では過去の質問内容とよく聞かれる質問への回答例を紹介しています。併せて確認してください。

税務職員採用試験 面接の対策方法5つの手順

税務職員採用試験の面接傾向や質問がわかったら、いよいよ面接対策を始めていきましょう。

ここからは、推定倍率50倍の試験に合格した僕が行っていた対策方法を5つの手順にして解説しています。

  1. 自己分析
  2. 模擬面接を受ける(親・友人)
  3. 弱点を克服する
  4. 模擬面接を受ける(ガチ)
  5. 身だしなみを整える

手順①:自己分析

面接は筆記試験では判断できない「あなたの性格や仕事に対する熱意、適性などをみる試験」なので、熱心さを積極的にアピールしなければいけません

こう聞くと、たいていの受験者は「部活動で部長をしたのでリーダー性があります」とか「サッカーを10年間やっているので継続力があります」みたいに間違ったアピールをしがちです。

最近の公務員面接は「経験を通して得た能力は何か」が重要視されているので、先ほど言ったようなアピールでは評価されません。

「高校の部活動で全国優勝した」みたいな成果をアピールするのではなく、全国優勝するために「努力してきたこと」や「苦労に対してどのように乗り越えてきたか」が評価されるということです。

そこで重要になるのが自己分析。

時間を書けて、今までの経験を振り返り、そのときに「何を思って、どう行動し、結果どうなっているのか」を具体的に考えていきましょう。

面接の根幹的な部分なので、ここがブレると評価は上がりません。つまり落ちます。

えもと
えもと

面接対策で一番時間をかける部分なので、4月ぐらいからは考えていけるといいでしょう。

手順②:模擬面接を受ける(親、友人)

ある程度、自己分析ができたら早い段階で模擬面接を受けることをオススメします。

なぜなら、自分の弱点が浮き彫りになるからです。

  • 質問にうまく回答できない
    →自己分析が甘い、過去の質問集を使って練習する
  • 回答できるけど表情や声が固い
    →口角を鍛える、やわらかくしゃべる練習をする

聞かれたことに答えるだけが面接じゃないんですよね。ここを勘違いして落ちる受験者が多いこと…。

ガチ面接を受ける必要はないので、親や友人に協力してもらい自分の弱点を把握しましょう。

えもと
えもと

面接官役には「しっかり回答できているか」、「内容はわかりやすいか」、「表情や話し方の印象はどうか」に着目してもらってください。

なお、税務職員採用試験で聞かれた質問集を下記記事で公開しています。活用してください。

手順③:弱点を克服する

早めに模擬面接をしたおかげで課題がわかったと思うので、克服していきましょう。

うまく話せない、回答が詰まる

  • 自己分析が不足している
  • 内容を丸暗記している
  • 練習不足

これらが原因です。

僕もそうでしたが、内容の丸暗記は思ったよりも話せません。

キーワードを使って話す練習をすれば、思ったよりすらすら喋れるので試してみてください。

話し方や表情が固い

せっかく質問にうまく回答できていても、表情や話し方などの印象が悪いと評価はよくありません。

面接官は、職場の上司になる人です。

そのため、一緒に働きたいと思われるかどうかがかなり重要になります。

あなたが面接官の立場になって考えるとわかりやすいですが、「すごく良いことを言っているのに目線が合わない」とか、「語尾が、〜なんすよね」みたいに言われたらどうでしょうか?

一緒に働きたくないと思いますし、国や自治体の責務を任せていいんだろうか?と思うはず。

えもと
えもと

面接は短時間で評価されてしまうので、良い印象を与えられるように準備しておきましょう。

手順④:模擬面接を受ける(先生、予備校)

ガチの模擬面接も受けることが大切です。ここでは学校の先生や予備校を活用しましょう。

親や友人とは違い、本番同様に評価をしてもらえるからです。

また、初対面の大人に見てもらうことで、より実践に近い形で練習できます。

繰り返しになりますが、面接官は初対面のおじさん(おばさん)です。練習せずに笑顔でハキハキ話せるでしょうか?

僕は無理だと悟っていたので、予備校をフル活用(15回ぐらい)して馴れていきましたよ。

本番では予備校の先生より優しそうな面接官だったこともあり、思ったより楽しく面接できました!なので、合格できたんですけどね。

それぐらい実践練習は重要なので、不安がなくなるまで練習しましょう!

えもと
えもと

余談ですが、面接が苦手な人ほど、実践練習をしないんですよね。不思議です。

手順⑤:身だしなみを整える

面接では第一印象が重要です。

  • 頭髪
  • 体型
  • 服装(制服のシワなど)

よい印象を持たれるためにできることは話す内容や態度だけではありません。

体型や髪型だけでも十分に印象を変えることはできます。

例えば、肥満体型の人は少し痩せるとか、頭髪が天パならストレートにするなど。

あなたが面接官なら、どのような人と働きたいと思いますか?その人物像になれるように準備してください。

税務職員採用試験 面接を甘く見ると落ちる

本記事は税務職員採用試験の面接をまとめていました。

配点だけを考えれば、筆記:面接=3:1なので筆記ばかりに時間を使うのは正しいです。

とはいえ、面接が最終合否に関わってくることも事実なので、対策を後回しにすることはNGです。

とくに面接に苦手意識がある人は最後まで面接練習をしない傾向があるため、それでは合格は厳しい。

面接を攻略するためには、まず自己分析をして話す内容を考えることがポイントです。

考え方がわからない人は過去問を使って、1問ずつ回答を考えていく方法をオススメしますよ。

下記で過去の質問内容をまとめているので活用してください。