【大卒事務向け】横浜市役所の試験内容は?合格に必要な勉強時間と手順

横浜市役所 公務員試験の倍率

悩んでいる人
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横浜市役所の公務員試験に受かるには何時間くらいの勉強が必要なのか知りたいです。

こんなお悩みを解決します。

今回は横浜市役所の採用試験に関する記事です。
※対象区分は事務・学校事務

本記事の内容

  • 横浜市役所の合格に必要な勉強時間
  • 横浜市役所の教養試験とは
  • 横浜市役所の対策方法

横浜市役所採用試験の最大の特徴は試験内容が多すぎるということ!偏差値やボーダーラインは大したことありませんが、試験内容が幅広いので対策は本当に難しんですよね…。なので適当に勉強しても合格は厳しいです!

関連記事【大卒事務向け】横浜市役所採用試験は難しい?難易度と対策5ポイント

結論からいうと、試験内容は「筆記試験」のほかに論文や面接が課されています。合格するには最低でも700時間ほどの勉強時間が必要です。

そこで今回は、横浜市役所のおおまかな試験内容を提示しつつ、受験者の90%以上が苦しんでいる教養試験(一般教養)の具体的な勉強手順まで解説していきます。

えもと
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ぶっちゃけ、公務員試験には、公務員試験向きの戦略があるので、それを知っているか知らないかは、これからの勉強に大きく影響してきます。本記事を参考に効率的な勉強戦略を理解してみてくださいね。

横浜市役所の傾向

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横浜市役所職員採用試験の内容は?合格に必要な勉強時間を解説

横浜市役所採用試験の内容は、大きく「筆記試験」と「人物試験」に分類できます。

試験は段階式で行われ、まず一次選考で受験者をふるいにかけ人数を絞ります。その後、一次選考の合格者を対象に二次(三次)選考を行い最終合格者を決定するという流れです。まずは試験ごとの大まかな内容を把握しましょう。

選考内容事務学校事務
一次試験教養試験
論文試験
二次試験面接試験
三次試験面接試験
出典:令和4年度受験案内より作成

勉強時間の目安は700時間

このように 横浜市役所の選考は筆記試験だけでなく、面接や論文の対策も必要です。現在の状況(学生なのか社会人なのか)や今までの学力などもありますが、やはり合格している人は少なくとも700~800時間は勉強しています。

勉強時間が多ければ合格できるわけではありませんが、不合格者の多くは勉強時間が圧倒的に不足している傾向があるので、700時間ぐらいを目標に、試験日から逆算して対策をはじめるといいでしょう。

700時間も必要なのか…。と思うかもしれませんが、1日4時間やれば約半年で達成できる勉強時間です。

(勉強時間700時間を達成するまでに必要な期間)
1日の勉強時間期間
2時間350日
3時間233日
4時間175日
5時間140日
6時間116日

とはいえ、学校に行きながら、仕事しながら勉強時間を確保することは簡単なことではありません。

実際、「勉強すべき科目」がありすぎて、なかなか手をつけられない状況になってしまっている受験者は多く、その焦りから、重要科目を捨ててしまったり、出題されない部分にまで時間を使いすぎたり、的ハズレな勉強ばかりしてしまうパターンが多いです。

当然、必要な科目・範囲が十分に勉強できていないため落ちてしまう。頑張っている人はこのような状況に陥りやすいのできちんと過去の出題傾向を把握した上で勉強するようにしましょう。

えもと
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効率性を意識して勉強すれば、実際にはもっと少なくても合格は可能です。

関連記事【横浜市役所】一般教養試験の攻略メソッド【×高得点、◎合格点】

横浜市役所職員採用試験の教養試験とは?傾向を紹介します。

教養試験は、計算力や読解力を測る「一般知能」と高校までに習った学力を測る「一般知識」で構成される筆記試験です。

要は科目の多い大学入学共通テスト(センター試験)のようなもので、その多くが高校までに学んだ内容です。

過去問チャレンジ

出典:横浜市職員採用試験問題例・過去の出題より抜粋
出典:横浜市職員採用試験問題例・過去の出題より抜粋

このような問題が出題されています。見てのとおり一度は勉強したことがある科目ばかりなので馴染みはあると思いますが、科目数は10もあるので対策が大変なんですよね…。

まずは、どんな科目が出ているのか簡単に紹介します。

教養試験の科目

科目主な内容
一般知能数的推理「速さ」や「確率」、「○○算」など、算数や数学の文章題
判断推理「文章条件から推測」や「論理」など、論理的思考力を図る問題
空間把握平面図形や立体図形など、空間把握能力を図る問題
資料解釈「数表」や「グラフ」からデータ、資料、統計値などを読み解く問題
文章理解300~400字程度の「現代文」「英文」を読んで趣旨に合う設問を選ぶ
一般知識社会科学「法律・政治」「経済」「社会・時事」
出典:令和3年度本試験より作成

これらの科目から50問出題されます。試験時間は150分しかないので、時間配分に注意が必要です。出題形式は「正誤問題」や「空欄補充」が中心で、解答方式は択一式(マークシート)。

教養試験のレベルは大学卒業程度

公務員試験の問題レベルは「大学卒業程度(上級)」、「短大卒程度(中級)」、「高校卒業程度(初級)」の3パターンがあり、区分や職種によって使い分けられています。

このうち横浜市職員採用試験(事務・学校事務)の出題レベルは「大学卒業程度(上級)」となっています。参考書や問題集を買うときの目安にしてください。

えもと
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余談ですが、ここでいう「○○卒業程度」は試験レベルを表すだけで学歴要件ってわけじゃありません。なので、高卒の人でも年齢要件を満たしていれば受験できますよ!

教養試験の合格率は50%

教養試験(一次試験)の合格率は50%程度です。

区分合格率受験者合格者
事務50.6%2,0001,012
学校事務50.9%11458
出典:令和3年度実施結果より作成

一次試験の合格率は、そこまで気にする必要はありません。なぜなら、受験対策をしていない記念受験組や民間企業と並行して受験している層も含んだデータだからです。

したがって、しっかり対策しておけば見た目のデータ以上に難度は低いですよ。過去の結果もまとめているので参考にしてください。

関連記事【大卒事務・学校事務向け】横浜市役所職員採用試験の倍率推移を解説!

教養試験の出題タイプは独自型

県職員や政令指定都市で使われる問題は、以下4つの型(出題パターン)があります。

  1. 全国型
  2. 関東型
  3. 東海北陸型
  4. 独自型

このうち横浜市役所は「④独自型」を採用して試験を行っています。

基本的に問題レベルはどの型でも同じなので使うテキストや対策方法が変わることはありません。とはいえ、出題科目や問題数は異なるため出題傾向を把握して勉強することが重要です。

えもと
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ちなみに出題される問題はどの型もだいたい同じなんですよね。なので、関東型(神奈川県や埼玉県)で出ていた問題が全国型(福岡県や福岡市)で出ていることなどはよくあります。(理由は後述)

教養試験の過去問は非公開

横浜市職員採用試験の過去問はありません。なぜなら、国家公務員や一部の自治体を除き公務員試験の問題は原則、非公開だからです。そのため、出題傾向の把握が容易ではありません。

過去問が公開されている国家公務員や特別区などの問題を使ったり、過去受験者の情報が盛りだくさんである本記事を活用したりして積極的に情報収集することが重要です。

なお、過去の受験者から集めたデータをもとに出題内容を「【横浜市役所】一般教養試験の攻略メソッド【×高得点、◎合格点】」でまとめています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

COLUMN:公務員試験の問題はどうやってできるのか

実は、公務員試験の問題は「公益財団法人日本人事試験研究センター」が作っており、そこから各自治体は問題を借りる形で試験を行っているんですね。つまり問題の著作権は財団法人側にあるため過去問として問題を公開できないのです。また、出題タイプの話でも言いましたが、どの自治体も問題を借りている(出所は同じ)ため出題科目や問題数に違いはあるけど内容は同じなんですね。

なお、例外として国家公務員や東京都・特別区は独自に問題を作成して行っているので自由に問題を公開できているってわけです。

横浜市役所職員採用試験の教養試験 勉強の手順を解説!

勉強には試験がつきものです。これまでにも高校・大学受験や資格試験など、人生のターニングポイントになるような試験を受けてきたと思いますが、これらの対策を上手にこなしていくには、よい方法をあらかじめ知っておくことが大切です。

高学歴の人ほど筆記試験にパスしやすいのは、地頭がいいというより、新しい知識の入手方法、つまり「効率的な勉強法を知っているから」という要因の方が大きいんですよね。

とくに教養試験は、科目数も出題範囲も膨大なので苦手意識を持つ人は数多いはず。ここで紹介する勉強法しっかり押さえて対策していきましょう。

手順①:目標を理解する

まずは目標を決めましょう。ここでいう目標とは、何点取れば合格できるのかという「ボーダーライン」のことを指します。

残念ながら、問題レベルや採用者数などによってボーダーラインは変動するため正確なことは言えませんが、過去のデータから推測すると「最低6割」が第一目標です。

もちろん、7割、8割と高得点を目指してもいいのですが、一般教養の成績は最終的に2.3%(15/660点)の価値しかないため時間の無駄。それよりも6~7割の点数を安定して取るには何をすればいいのかを考えることが重要です。

くれぐれも全科目・全範囲を満遍なく勉強するような方法は取らないようにしましょう。

手順②:出る順番の把握

続いて勉強する科目を決めましょう。なぜなら、科目によって問題数は異なるからです。

科目問題数
数的推理6
判断推理4
空間把握3
資料解釈2
現代文5
英文5
政治(法律)10
経済7
社会(時事)8
出典:2021年本試験より作成

まずは解けるまでに時間が必要な一般知能科目から優先して攻略することがポイントです。そのあとは出題傾向(出る単元)に沿ってつまみ食いをするイメージで勉強するといいでしょう。

えもと
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勉強ができない人ほど、必要ない科目ばかりに時間を使う傾向があるため、どの科目で点数を稼ぐのか決めてから勉強しましょう。

また、全範囲を勉強することはNGです。なぜなら、すべての範囲から満遍まんべんなく出題されているわけではないから。

たとえば、主要科目の一つである判断推理の出題範囲は以下の22項目で構成されています。

出典:スーパー過去問ゼミ6判断推理(実務教育出版)より作成

過去の出題傾向を見ると、③対応関係は4年連続で出ていますが、①集合は過去6年間で1回も出題されていません

出典:2016~2021年本試験より作成

使える時間は限られているのに、出ない範囲まで時間を使っても損ですよね。

これを間違えると、時間をたくさん使って勉強したのに点数が取れない、つまり不合格という悲惨な結末になってしまいます。過去の出題傾向をしっかり把握しておけば、「どこから手をつければいいのか」なんて悩まなくてよくなります。

まずは試験に必要な全体像をつかみ、最重要箇所から勉強していくようにしましょう。さらに詳しい出題データが知りたい場合は下記を参考にしてください。

関連記事【横浜市役所】一般教養試験の攻略メソッド【×高得点、◎合格点】

手順③:過去問題集を中心に勉強

勉強する科目・範囲がわかったら過去問題集を中心に勉強しましょう!

勉強を進めていけばわかりますが、過去問題集の知識だけでけっこう正解することができます。

過去問題集の使い方

  • 問題を見たら、すぐに解答を読む
  • 解答を覚えたら、再度、問題を解く
  • 繰り返す

この順序で勉強すれば面白いくらい知識が溜まっていきますよ。ポイントは選択肢ごとに何が違うのかを意識しながら読むことです。

要は5つある選択肢を一問一答みたいに一つずつ勉強する感じですね。これを繰り返すだけで1問(5つの選択肢)から多くの知識をインプットできるのでやってみてください。

えもと
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過去問題集はスーパー過去問ゼミかダイレクトナビを使っておけば問題ありません!

横浜市役所職員採用試験の勉強は独学でもやり方次第で可能

横浜市役所の試験内容は幅広く、なかでも教養試験は科目・範囲ともに膨大なので多くの受験者が対策に苦労しています。その焦りから適当に参考書を買って、出ない科目・範囲を一生懸命勉強したり、重要科目を捨ててしまったり間違った勉強をしてしまい思ったような結果を出せずにいます

冒頭でも言いましたが、公務員試験には、公務員試験向きの戦略があるので、それを知っているか知らないかは、これからの勉強に大きく影響してきます。具体的な勉強の手順は次のとおり。

過去問分析

出題形式、レベルの把握、出る科目と分野の把握をする

最重要科目の決定

出題数の多い科目とそうでない科目を選別して、勉強する最重要科目を決める。

頻出分野に絞って勉強

よく出ている分野とそうでない分野を把握して、頻出事項に沿って勉強する。出題頻度が低い分野はサクッと捨てる。

この手順を踏んで勉強することが重要です。

えもと
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出ない科目・範囲に時間を使ったり、面接や作文を軽視したりすれば到底合格はできません。独学で闘うのであれば、しっかり情報収集をして対策していきましょう。

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