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横浜市役所の教養試験はどんな科目が出るの?特徴や問題を見たいな…。
こんな悩みを解決します。
本記事では、横浜市職員採用試験の教養試験(一般教養)科目を解説します。
結論からいうと、数学や英語、政治・法律みたいな科目がたくさん出ますよ!
科目ごとの特徴や問題例も紹介しているので、これから勉強を始める方は参考にしてくださいね。



対象は大卒程度、区分は事務、学校事務です!
なお、横浜市役所の勉強方法は以下の記事で解説しています。併せて確認してください。


【公務員】横浜市役所の試験傾向
公務員試験(県職員や政令指定都市)で使われる問題は、以下4つの型(出題パターン)があります。
- 全国型
- 関東型
- 東海北陸型
- 独自型
このうち横浜市は「④独自型」を用いて試験を行っています。
基本的に問題レベルはどの型でも同じ「大学卒業程度」なので、使うテキストや対策方法が変わることはありません。
とはいえ、出題科目や問題数は異なるため出題傾向を把握して勉強することが重要です。
【公務員】横浜市役所の試験科目
横浜市役所の試験科目は次の3分野です。
- 数的処理
- 文章理解
- 社会科学
それぞれの傾向や問題例を解説します。
数的処理(一般知能)
計算力や思考力、空間認識力などを測る分野で、以下の4科目で構成されています。
- 数的推理
- 判断推理
- 空間把握
- 資料解釈
数学的要素を多く含む分野なので、苦手とする人が多いです。
▼例題(数的推理)▼


▼例題(判断推理)▼


時間をかければ正解できる問題もありますが、1問に時間をかけすぎると時間内に終えることができません。
問題数は全50問のうち15問を占めているので、苦手な人は早めに手を打つことが大事です。
オススメの対策本
数学に苦手意識がない人は「スーパー過去問ゼミシリーズ」、苦手な人は「畑中敦子シリーズ」の2択です。
個人的には両方使うことをオススメします。
文章理解(一般知能)
日本語と英語で書かれた300字〜400字程度の文章を読み解く力を測る分野で、以下の2科目で構成されています。
- 現代文
- 英文
現代文は得意な人が多いです。でも、英文を苦手とする人はけっこういます。
▼例題(現代文)▼
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▼例題(英文)▼
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数的処理と同じように時間をかければ解ける問題は多いです。しかし、1問あたり3分で解かないと時間切れになってしまうため速く正確に解けるように練習が必要。
問題数はそれぞれ5問ずつなので、現代文は確実に全問正解できるようにしましょう。
オススメの対策本
文章を読むことに苦手意識がない人は「スーパー過去問ゼミ」、苦手な人は「 すぐ解ける〈直感ルール〉ブック」の2択です。
最初に直感ルールをサッと読んで、1日1問〜2問ほどスー過去を回せばかなりの実力がつきますよ!
社会科学(一般知識)
高校までの基礎学力(社会科目の知識力)を測る分野で、以下の3科目で構成されています。
- 政治・法律
- 経済
- 社会時事
▼例題(政治)▼
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▼例題(社会時事)▼
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横浜市役所は専門試験の出題はありませんが、憲法や経済学、政治学レベルの問題も見られるので、勉強時間がたくさんあれば専門対策もやっておくと安心です。
また社会時事の出題は多いので、普段の生活から新聞やニュース(国内外問わず)にはアンテナを貼っておくようにしましょう。
出題数も50問のうち25問あるので、かなり重要です。
オススメの対策本
「スーパー過去問ゼミ」か「 過去問ダイレクトナビ」です。くわえて「速攻の時事」をやっておきましょう。
以上が、横浜市役所における教養試験の試験科目です。



人文科学(日本史、世界史、地理)、自然科学(数学、物理、化学、生物、地学)は出題されないんですよね〜。
【公務員】横浜市役所の過去問を手に入れる方法は?
結論からいうと、横浜市役所の過去問は入手できません。
なぜなら、問題は試験日に回収されてしまうからです。横浜市のHPで例題は公開されていますが、完全な問題を入手することはできないんですよね。
とはいえ、特別区や東京都、国家公務員の問題は同じ大卒レベルなので、それらを代用すれば勉強するのに困ることはないですよ。
なお、以下の記事では過去7年間の出題範囲をまとめたデータを公開しています。効率よく勉強するには役立つデータなので参考にしてください。


【横浜市役所】試験科目を理解して効率よく勉強しよう
今回は、横浜市役所の教養試験における試験科目を紹介しました。
僕自身、公務員試験を受験して大学職員として働いていますが、総じて大変だったのは「科目数が多すぎる」ということです。
正直、9科目もまともに勉強しようと思えばとんでもない時間がかかってしまいますよね。
そこで大事なのが適当に勉強を進めるのではなく、どの科目から勉強すれば点を伸ばしやすいか考えること。
今までの受験勉強とは違い、とにかく試験科目・範囲が膨大です。そのため、適当に勉強を始めるのはNGです。
試験科目は多いですが、科目によって問題数や出題頻度の高い範囲があるので、そこを理解することが大切。


当ブログでは、他にも横浜市役所の攻略記事を書いています。ぜひ参考にしてくださいね。

