〔大卒事務向け〕横浜市役所の公務員試験は難しい?倍率や内容を解説

横浜市役所の難易度 (1)

本記事では、これから横浜市役所の公務員になりたいと考えている初心者向けに「採用試験の難易度」を徹底解説します。

最近は、横浜市の公務員を志望する方の相談がとても多くなっています。

大学を卒業したら横浜市役所で働きたい人、民間企業に就職したけど横浜市役所に転職したい人から、とりあえず横浜市役所の試験を知りたい人までさまざまです。

なかでも、下記のような採用試験に関する悩みはどの人でも抱えています。

  • 横浜市役所の採用試験は難しいの
  • 横浜市役所の倍率はどれぐらい
  • 横浜市役所の試験内容や対策方法は

そこで今回は、大きく以下の5つについて詳しく解説していきます。

  1. 横浜市役所の採用試験が難しい3つの理由
  2. 横浜市役所の倍率推移
  3. 横浜市役所に合格するまでの流れ
  4. 横浜市役所の試験内容
  5. 横浜市役所の傾向

この記事を読めば、横浜市役所の難易度から合格までに必要な情報がまとめて押さえられるようになります。

対象区分「大学卒業程度」

事務、学校事務

横浜市役所採用試験が難しい3つの理由

結論から言えば、横浜市職員採用試験の難度は高いです。

試験が難しい理由は以下の3つ。

  1. 選考方法が競争試験
  2. 多くの勉強時間が必要
  3. 人物重視の選考方針

理由①:競争試験

一つ目の理由は選考方法が競争試験(相対評価)であること。

簡単にいえば、合格できる人数に限りがあるということです。

漢字検定などの資格試験の場合(絶対評価)は、「〇点以上」という合格基準が設定されているため、基本的に合格基準を超えた全員が合格できます。

しかし、横浜市役所の選考方法は競争試験(相対評価)。したがって、自分がどれだけ得点できてもライバルたちより成績が悪ければ合格できません。

周りの状況によって合否が左右されるため難しいのです。

理由②:勉強時間が必要

二つ目の理由は、合格までに多くの勉強時間が必要なこと。

横浜市役所の選考は筆記試験だけでなく、面接や論文の対策も必要です。

現在の状況(学生なのか社会人なのか)や今までの学力などもありますが、やはり合格している人は少なくとも700~800時間は勉強しています。

闇雲に勉強時間を増やせばいいわけではありませんが、合格には多くの時間が必要。

学校・会社に行きながら勉強時間の確保をすることは簡単なことではありませんよね。

出題傾向を把握して効率よく勉強する、スキマ時間を上手く活用することが大切です。

えもと
えもと

僕自身、公務員試験は2年間受験していますが、1回目は300時間くらいでダメでしたからね…。受かるまでにトータル800時間は使いましたよ!

理由③:人物重視の選考方法

人物重視(面接や論文)であることも理由の一つです。

というのも、横浜市職員採用試験は、「筆記」よりも「人物(面接や論文)」の方が評価されるんですね。

たとえば、試験ごとの配点が以下のとおり。

例)事務の配点
  • 筆記:15点
  • 論文:15点
  • 面接:630点

※最終合否を決める(三次試験)での総合点。

このように人物試験の配点が圧倒的に高くなっています。

筆記試験は努力した分だけ結果に繋がるので達成感を得られますが、人物試験(面接や論作文)は正解がないため対策に苦労する受験者は多いです。

もちろん対策することで合格率を上げることはできます。しかし、試験官との相性や当日のコンディションなどの要素も絡んでくるため難度は高いといえるでしょう。

Point
  • 競争試験なので合格できる人数に限りがある
  • 試験内容が広く、多くの勉強時間が必要
  • 筆記より人物(面接)が重視される選考方針

出題傾向を把握して、効率よく対策しましょう。

横浜市役所採用試験の倍率はどれくらい?

ここでは、横浜市職員採用試験の倍率をまとめています。

受験倍率とは、「受験者〇人に1人が合格したか」を表す数値のことです。

たとえば、倍率5倍なら「5人に1人が合格できる試験」という意味。

過去の倍率は以下のとおり。

2017年実施の倍率

職種受験者合格者倍率
事務2,5373836.6
学校事務99185.5

2018年実施の倍率

職種受験者合格者倍率
事務2,1233975.3
学校事務107234.7

2019年実施の倍率

職種受験者合格者倍率
事務1,6353914.2
学校事務104224.7

2020年実施の倍率

職種受験者合格者倍率
事務1,9183815.0
学校事務87253.5

2021年実施の倍率

職種受験者合格者倍率
事務2,0003865.2
学校事務114244.8

一概に、倍率が低い(高い)=簡単(難しい)とはいえません。あまり倍率に惑わされないようにしましょう。

横浜市役所採用試験の流れ(選考日程)は?

ここでは、横浜市職員採用試験の主な流れを紹介します。

説明会

例年2月~4月頃に採用説明会が開催されます。

横浜市が求める人物像、試験の仕組み・内容、評価観点など、採用試験に関する情報を聞くことができます。

募集要項の配布・出願

例年、4月上旬ごろから採用試験の募集要項が案内されます。

出願方法や試験内容、募集職種や採用人数などが発表されるので必ず確認しましょう。また、同じ時期に出願もはじまるので、忘れずに応募してください。

一次試験

例年6月下旬ごろに一次試験が行われます。

主な試験内容:筆記試験

二次試験

一次試験の合格者を対象に二次試験が行われます。(7月下旬~8月)

主な試験内容:面接、論文

三次試験

二次試験の合格者を対象に三次試験が行われます。(8月)

主な試験内容:面接

最終合格

三次試験に合格すると最終合格となります。

最終合格者は、試験種類・区分ごとに成績順に任用候補者名簿に登載されます。人事委員会は、任命権者(市長等)からの請求に基づいて成績順に名簿を提示します。

試験日程から逆算して、「この試験はいつまでに終わらせる」といった勉強スケジュールを組んで対策することが大切です。

横浜市役所採用試験の内容

横浜市職員採用試験は、大きく「筆記試験」と「面接試験」に分類できます。

試験は段階式で行われ、まず一次選考で受験者をふるいにかけ人数を絞ります。その後、一次選考の合格者を対象に二次選考を行い、最終合格者を決定するという流れです。

まずは試験ごとに内容や傾向を把握しましょう。

※令和4年度の内容をまとめています。

一次試験の内容

  • 教養試験
  • 論文(※)
    ※採点は二次試験で行う。

教養試験

教養試験は、計算力や読解力を測る「一般知能」と高校までに習った学力を測る「一般知識」で構成される筆記試験です。

試験時間150分
問題数50問
解答数50問
出題形式択一式(マークシート)
配点510点
レベル大学卒業程度

論文試験

評価:一次試験の合格者を対象として二次試験で行う。

論文試験は、テーマに沿って自分の考えや根拠を論じる試験です。

試験時間60分
文字数750字
配点100点

二次試験の内容

  • 個人面談(事務)
  • 個人面接(学校事務)

個人面談(事務)

個人面談は1部屋に3~4ブースが設けられており、自己PRや志望動機などに関するやりとり(面談)を行う人物試験です。

一般的な面接とは違い1部屋に複数の受験者が隣り合う形で行うため変な感じがしますよ。

試験時間15分
面接官2人
配点200点

個人面接(学校事務)

個人面接は、自己PRや志望動機などに答えることで、人間性や熱意、公務員としての適性を判断する人物試験です。

試験時間30分
面接官3人
配点300点

三次試験の内容

個人面接(事務のみ)

個人面接は、自己PRや志望動機などに答えることで、人間性や熱意、公務員としての適性を判断する人物試験です。

試験時間30分
面接官3人
配点600点

このように、横浜市職員採用試験の内容は幅広いです。

傾向をしっかり把握して対策をはじめましょう。

Point
  • 一次試験:筆記がメイン(教養試験、論文※)
  • 二次・三次試験:人物がメイン(面談(面接)、論文)
  • 最終合格者は二次(三次)の結果を中心にその他試験の結果を踏まえて決定

出題傾向を把握して、効率よく対策しましょう。

横浜市役所採用試験に落ちないために

本記事は、横浜市職員採用試験が難しい理由から対策に必要な方法まで解説していました。

横浜市に落ちる人には特徴があって、まずはそこを理解することが重要です。

試験に落ちる人の特徴は以下のとおり。

  • 筆記試験は全科目・範囲の勉強が必要だと思っている
  • 論文や面接を後回しにする
  • 筆記で高得点が取れれば合格できると思っている

基本的に公務員試験は科目も範囲も膨大ですが、頻出部分は全体の2~3割しかありません。初心者はどの科目・分野が重要なのか知ることがスタートです。

論文も面接も後回しにする初心者は多いですが、独学では良い悪いが判断できないのでかなり時間がかかります。

また、ここポイントなんですけど、筆記試験の対策ばかりしてちゃダメですよ!横浜市は筆記より人物重視だと言いましたよね。

少し小難しい話になりましたが、要は、試験は難しいけど効率よく勉強すれば合格は余裕だよ!ってことです。

この話を聞いて「ふーん、なるほどね♪」で終わるのか、しっかり傾向を把握して今日から行動するのかで1年後の未来は変わってきますよ。

焦る必要はないので、やれることから少しずつやっていきましょう。

まとめ
  • 横浜市が難しい理由
    ・選考方法が競争試験
    ・多くの勉強時間が必要
    ・人物重視の選考方針
  • 試験内容は筆記と面接に大別
  • 最終合格者は二次(三次)試験の結果をメインに判断する

なお、過去の出題傾向を把握したデータを「横浜市役所に効率よく受かるための完全ロードマップ」で公開しているので併せて確認してみてください!