【大卒事務向け】横浜市役所の対策ガイド!難易度や傾向、試験内容を解説

横浜市役所の難易度
悩んでいる人

横浜市役所の公務員(事務)を目指しているけど、難しいと聞いてビビっています。独学だと合格は無理でしょうか?これから勉強を始めるど素人でも受かる方法を教えてください。

こんなお悩みを解決できる記事を書きました!

結論からいうと、横浜市役所は難しく、大半のひとが途中で挫折しているのが現実です。

とはいえ、傾向を理解して愚直に努力を続ければ独学でも十分に合格できます!中途半端に対策して途中で投げ出してしまうのはもったいないですよ。

そこで本記事では、「これから横浜市役所の公務員を目指したい」「受験勉強を始めたばっかり」という人を対象に、横浜市役所の難易度を解説します。

試験傾向や対策ポイントも紹介しているので、ぜひ参考に受験勉強を始めてみてくださいね。

えもと

対象は大学卒業程度の事務です。

タップできる目次

【公務員試験】横浜市役所の難易度は高くない

横浜市役所の難易度は高くありません。

なぜなら、

  • 試験問題は中学〜高校レベル
  • 合格ラインは7割程度
  • 倍率は5倍程度

だからです。

試験問題は中学〜高校レベル

公務員試験の問題は、今までに勉強してきた内容が試験範囲です。

なので、高校までにきちんと勉強してきた人からすれば、それほど難しいわけではありません。

たとえば、次はメイン科目の一つである数的推理の問題です。

数的推理の問題例

流水算という単元で、中学入試でよく出るような問題です。

算数、数学が苦手な人は少し悩むかもしれませんが、少し勉強すれば思い出すのではないでしょうか。

たまに大学入試レベルの問題も出ていますが、多くは中学〜高校入試ぐらいの問題です。

合格ラインは7割程度

採用者数や問題レベルによって変動しますが、7割程度あれば筆記試験をパスできています。

資格試験や大学入試みたいに高得点(9割〜)が必要なら難しいと思います。でも7割くらいであれば、何とかなりそうですよね。

えもと

6割で合格できている年度もあるんですよ。

倍率は5倍程度

直近3年間の倍率は、

  • 2020年:5.0倍
  • 2021年:5.2倍
  • 2022年:6.1倍

で、だいたい5倍ぐらいです。政令市の中では、ちょっと高め。

とはいえ、この数値の中には、まともに対策していない人も多く含まれているので、実際はもっともっと低いですよ。

大手企業では50倍、100倍超えは当たり前ですからね…。それに比べれば、かなり低いとわかるはず。

こんな感じで、横浜市役所の難易度・・・はそこまでハードじゃないです。

【公務員試験】横浜市役所に合格するのは難しい?傾向を解説

横浜市役所の難易度は高くありませんが、合格するのは簡単じゃありません

理由は以下の3つ。

試験科目が多い

横浜市役所の難易度が高くない理由でも解説したように、筆記試験の問題は高校までにきちんと勉強してきた人からすれば、それほど難しいわけではありません。

それなのに多くの受験者が悩んでいるのは、試験科目が多いからです。

教養試験の出題科目

分野科目
数的処理数的推理|判断推理|空間把握|資料解釈
文章理解現代文|英文
社会科学政治・法律|経済|社会

高校・大学受験でも5~7科目くらいですからね…約2倍はあるのです。

中学校から高校までに一度は学んだことのある科目ばかりだと思いますが、それをもう一回勉強しないといけないので…正直、キツイですね。

横浜市役所の試験科目は以下の記事で詳しく解説しています。

人物重視(=学力はあまり必要ない)

賢い(頭がいい)だけでは公務員になれません。

あなたがこれまでに経験してきた入学試験(高校・大学入試)や資格試験では、単純な学力だけが問われ、知識を詰め込んでいれば合格が狙えました。

しかし、採用試験の内容は筆記試験だけではありません。論文や面接もあるんですよね…。

『横浜市職員になるための試験=就職試験』でもあるため、公務員としての適性・資質や人間性(コミュニケーション能力)も総合して評価されるのです。

しかも、配点を見ればわかりますが、筆記試験の点数は最終的に2%(15/660点)にしかならないのです。

試験一次二次三次
教養510点15点
論文100点15点
面談200点30点
面接600点
参考元:2022年度募集要項より作成

単純に筆記の点数だけでは合格できないので、努力がそのまま結果に結びつかない難しさがあります。

モチベーション維持

対策はやることが多いので…まぁ、シンドイです。

合格するために必要な勉強時間は過去のデータから700時間~800時間ほど。1日3時間の勉強を約1年間続けるようなものです。

合格目標「800時間」の勉強計画

1日の勉強時間800時間に到達するまでの日数
3時間266日(約9ヶ月)
4時間200日(約7ヶ月)
5時間160日(約5ヶ月)

実際、合格を目指して勉強を始める人は多いですが、途中で挫折する人も相当多いです。100人いて30〜50人ぐらい、半分はいなくなります。

モチベーションを長期間保ちながら筆記対策も面接対策もする必要があるため、相当な覚悟が求められます。

想像してみてください、周囲が遊んでいる中で自分だけ勉強漬けの毎日、飲み会や合コンの誘いをシャットアウトしながら勉強に集中して高いパフォーマンスを維持しなければならないのです。

えもと

同じ志をもつ仲間を集めたり、合格後の姿を想像したりしてモチベーション維持を図ることが大事!

試験内容が難しいというよりは、対策内容が多く、メンタルのコントロールが大変って感じですね。

【公務員試験】横浜市役所の試験内容は?対策のコツを解説

横浜市役所は一次試験〜三次試験まであります。

一次試験

教養試験、論文

二次試験

個人面談(面接)

三次試験

個人面接

これだけの対策をやる必要があるので、適当にやっても意味がありません。

確実に合格する方法はありませんが、少しでも合格率を上げるコツならあります

スキマ時間を有効活用する

始めにこれを伝えておかなければいけません。

公務員試験でとにかく大切なことは、『時間は無限ではない』ということです。

じゃあ具体的にどうやって時間を捻出するの?というと、『スキマ時間を有効活用する』という結論に達します。

  • 通学時間
  • 学校での休み時間
  • 食事の前後
  • 入浴時間
  • 寝る前の10分間 など

全てを使うのは難しくても、自分の生活スタイルに合わせてこの中のいくつかを取り入れるだけでも十分スキマ時間を活用できますよ。

たとえば1回20分のスキマ時間でも、1年で7,300分(約120時間)になります。

これが1日の中で3回(朝、昼、夜)繰り返されるだけで、年間365時間も勉強できることになりますよね。

最終合格までに必要な勉強時間は700~800時間なので、スキマ時間だけでも6~7割ぐらいの勉強ができてしまうのです。

出題傾向を理解してから勉強する

横浜市役所は人物重視ですが、時間の多くを筆記対策に充てなければいけません

教養試験の科目が多いのは説明しましたが、出題範囲も膨大です。なので、点が取れるまで時間がかかりますし、やり方によって差がつきやすいです。

科目・範囲ともに広範な教養試験を攻略するには、出題傾向をきちんと理解することがポイントです。

》教養試験の対策方法を以下の記事で解説しています。参考にしてください。

論文を軽視しない

論文は教養試験と違い独学では十分な対策ができません。

独学でできることは、

  • 過去問を見て傾向をつかむ
  • 参考書を読んで『書き方』を学ぶ
  • 時間を計って書く

くらいしかできないんですね。

十分じゃないの?と思ったかもしれませんが、論文は自力で答案を書く練習をしないと書けるようになりません。

そして、実際に書いた答案を学校の先生や予備校講師などに添削してもらうことでしか改善点(テーマのズレや誤字脱字、文法の誤りなど)に気づけないので、まったく十分じゃありません。

たとえるなら、Youtubeでホームランの打ち方を学び、懸命に素振りを重ねてもいきなり実践でホームランが打てないのと同じです。

コーチからアドバイスをもらい修正と検証を繰り返すことで、なんとか打てるようになりますよね。対策を後回しにすればするだけ合格から遠のいていくことは覚えておいてくださいね。

横浜市役所の論文は以下の記事で詳しく解説しています。

面接対策を試験日の2ヵ月前から始める

横浜市役所の配点からわかるように、「筆記」よりも「人物(面接や論作文)」の方が評価されます

そのため筆記試験の勉強だけに時間を費やしても最終合格できませんし、今まで面接を受けたことのない初心者が合格基準に達するには、繰り返し練習する必要があるため、かなりの時間が必要です。

すでに面接でA、B評価をもらえる人なら一次試験が終わってからでも十分間に合うかもしれませんが、面接に自信を持てない人がマネすると確実に落ちてしまいます。

面接試験で評価を得るには準備が必要です。長所短所を考えたり、志望動機を考えたり…と、かなり時間がかかりますよ。

使える時間は限られているので、以下の記事を参考にして早めに面接対策もやってくださいね。

まとめ:横浜市役所採用試験に落ちないために

本記事では、横浜市役所職員採用試験が難しい理由を解説しました。

難易度だけで考えれば、横浜市役所はそんなに難しくないです。試験問題は中学〜高校レベルですし、倍率も5倍程度ですからね。

しかし、合格するのは簡単ではありません。

と、試験内容が難しいというよりは、対策内容が多く、メンタルのコントロールが大変って感じですね。

「これをやれば確実に合格できる」という方法はありませんが、「効率よく対策するために意識するポイント」はあります。

具体的には以下の5つ。

このようなポイントを踏まえて対策できれば短期間でも十分に合格を狙えます!

小難しい話になりましたが、要は、対策は難しいけど効率よく勉強すれば合格は余裕だよ!ってことです。焦る必要はないので、やれることから少しずつやっていきましょう。

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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この記事を書いた人

公務員試験の指導を12年間やっています。新卒で大手専門予備校に就職→公務員課で5年間勤務、在職中に公務員試験を受験するも不合格→退職→公務員試験の勉強→国立大学法人、政令市、市役所に合格→現在、某大学の職員として7年目。 2018年6月からサイトを運営中。普段はカフェで珈琲飲んでます。

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