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東京消防庁消防官の勉強はいつから?教養試験の科目や合格点を完全解説

東京消防庁消防官採用試験 教養試験の勉強法

みなさん、勉強は好きですか?

僕は高校、大学にスポーツ推薦で入るくらい勉強が嫌いです。なので、筆記試験にはかなり苦労しました!

東京消防庁志望者に指導を始めて12年になりますが、

毎年「どうやって勉強すればいいですか?」「何から手をつければいいの?」といった相談は多いですから…

筆記って本当に嫌な試験ですよね。

・・・冗談はさておき、今回は東京消防庁消防官採用試験における教養試験の傾向、教養試験で合格点を取る勉強方法のお話です(一類、二類、三類ともに共通する内容)。

えもと

今回はこれから勉強をスタートしようとしている初心者さん、中でも本当に勉強が苦手!って人向けの話です!

具体的な目標は半年後ぐらいまでに5割取れるようになること。

最終的には合格ライン6〜7割を目指しましょう!

もちろんあなたにも、十分にチャンスはあります。そのためにも、まずはこの記事で勉強ノウハウを理解していきましょう!

》今すぐ勉強の手順を知りたい方はコチラ(該当部分までジャンプできます)

本記事でわかる3つのこと
  • 勉強の始め方
  • 教養試験の基礎知識(特徴や傾向)
  • 勉強を効率よく進めるコツ、ポイント
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【基礎知識】東京消防庁消防官採用試験の勉強を始める前に!

最初に教養試験の勉強を始める前に科目や特徴(傾向)について解説したいと思います。

教養試験とはどのような科目があって、何割くらい取れば合格できるのでしょうか?

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①試験科目が多い

東京消防庁の教養試験は科目がとても多く、計算力や読解力を測る「一般知能」と高校までに習った学力を測る「一般知識」で構成されています。

一般知能の特徴

一般知能分野では、文章を理解したうえで判断する読解力や、課題を解決する計算力が問われます。時間をかけて考えれば解ける問題もありますが、試験時間は短いため、スピーディーに解いていく力が必要です。

一般知識の特徴

一般知識分野では、科目によって出題数に大きな違いがあるだけでなく、科目の中でも出題されやすい単元とそうでないものがあります。高校までに学んだ内容ばかりなので、得意・不得意があるかもしれませんが、闇雲に手を出すのではなく出題傾向を見極めて効率的に勉強を進めましょう。

具体的な試験科目は以下のとおり。

項目科目出題
一般知能数的推理数的推理、判断推理、空間把握、資料解釈16
文章理解現代文、英文8
一般知識社会科学政治、経済、社会時事7
人文科学日本史、世界史、地理、国語5
自然科学数学、物理、化学、生物9
出典元:2021年本試験より作成
えもと

試験レベルは1類「大学卒業程度(国家・地方上級)」、2類「短大卒業程度(地方中級)」、3類「高校卒業程度(国家・地方初級)」です。

②試験時間が短い

教養試験の試験時間は120分です。

それに対する問題数は45問もあるので、1問あたりにかけられる時間は3分もありません。複雑な問題も含め、すべての問題をこの時間内で解ききることは、簡単なことではないですよね。

実際に、教養試験で時間が足りずに問題を解ききれない人は少なくありません。

本番で時間が足りなくなってしまう理由は、試験時間の配分ミスにあるといえるでしょう。

マークシートへの記入や見直しの時間も考えると、テンポよく解答していくことが必要になってきます。普段の勉強から時間配分を意識しておくなど、十分な対策をとっておくことが必要です。

えもと

僕は最初に一般知識を1問1分かけずに片付けて、残った時間で一般知能をじっくり考えるという戦略をとっていましたよ!

③合格基準は低い

一次試験の合格率から計算すると、一次試験を突破するには、『教養試験』、『論作文』の総合点が全受験者の上位35~55%以内であることが必要です。

合格基準ボーダーラインは非公開であり、採用人数や問題レベルによっても変動するため確かなことは言えませんが、合格者からの情報提供や他サイトのデータから6〜7割程度だと推測できます。

なので、高得点を目指して勉強するよりも6割を安定して取れることが大切で、くれぐれもオーバーワークにならないように気をつけてください。

一次試験は論作文に注意!

また、注意すべきことは、論作文の配点が高いと思われること。

実際に、教養試験の点数の低い方が合格し、逆に高得点を取れた人が落ちているからです。このことからも論作文の配点が非常に高いと思うので十分注意しましょう。

以上が、東京消防庁消防官の教養試験の特徴です。

東京消防庁消防官採用試験 教養試験の勉強手順を解説!

ここでは、東京消防庁消防官の教養試験を効率よく勉強する手順を解説します。

勉強するときは以下の手順に沿って勉強してください。

①勉強する科目を決める

まずは勉強する科目を決めましょう!

なぜなら、科目ごとに出題数が違うからです。

教養試験の特徴①で解説したように試験科目はとても多いため、限られた時間のなかで全科目を勉強することは現実的ではありません。

そこで重要なのが、科目に優先順位をつけて勉強すること。

えもと

たとえば、数的推理は4〜5問出ていますが、日本史は1問しか出ていません。出題数の多い科目を放置して少ない科目に時間をかけても仕方がないですよね〜。

時間や労力の無駄を防ぐためにも、科目ごとの出題数を把握して勉強する科目を決めていきましょう。

以下に科目ごとの出題数をまとめているので確認にしてください。

科目別出題数

分野科目問題数
数的処理数的推理5
判断推理4
空間把握2
資料解釈5
文章理解現代文5
英文3
社会科学政治3
経済1
社会時事3
人文科学日本史1
世界史1
地理1
国語2
自然科学数学3
物理2
化学2
生物2
出典:2021年本試験より作成

このように、科目によって出題数が違います。

すべてを勉強して中途半端になるよりも、まずは出題数の多い科目を確実に正解することが大切です。

えもと

ボーダーラインはだいたい6〜7割程度なので、全部を勉強する必要はありません。

②問題集を軸に知識をインプットする

勉強は参考書ではなく、過去問題集を軸に勉強しましょう。

なぜなら、過去問題集から得た知識だけで正答を選ぶか、誤答に✕をつけることができ、短時間でも点数を取れるようになるからです。

『参考書を読んで知識をインプット→問題集でアウトプット→過去問で腕試し』

このような手順で勉強した経験があるのではないでしょうか?

僕自身、最初は参考書をきちんと読み込み、問題集で実力確認することが勉強だと思っていました。しかし、なんとなく理解したつもりになって、問題集に挑戦したところ、まったく解けなかったんですよね。

しかも、時間をかけて参考書を読み込んだはずなのに、まったく前に進めていないという状況に焦り、落ち込んでしまった経験があります。

そこで発想を逆転させて、「過去問題集から勉強し、知識を得てから必要な部分のみ参考書を読み込む」という方法で勉強するようにしたら過去問から得た知識だけで、正答を選ぶか、誤答に✕をつけることができ、点数を取れるようになったんですよね。

そもそも参考書(教科書)って文章ばかりなので、どこがどういう形式で問われるのかが見当つきません。しかも、参考書には問題の解き方が書かれているわけでもないし、試験には必要ない知識もかなり網羅されているので試験ではあまり役に立ちません。

えもと

ぶっちゃけ、知識を正確に覚えていなくても問題を見てなんとなく思い出せれば正解できますからね。出題形式は択一式(マークシート)なので、問題を解くために必要な知識だけあればいいと思って勉強することが大事。

教養試験の勉強は参考書ではなく、過去問題集を軸に勉強して一気に必要知識を覚えてください。

なお、僕のオススメの参考書籍は以下のとおり。

えもと

試験レベルは区分によって違うので、1、2類は「大学卒業程度(地方上級)」、3類は「高校卒業程度(地方初級)」のテキストを選べばOK。

③「正文化」して覚える

悩んでいる人

いきなり過去問って、知識もないし解けないんじゃないの?

このように思った方もいるかもしれませんが、問題を解くことが勉強ではありません。解けない問題を解けるようにするために過去問を使うのです。

したがって、過去問の正しい使い方は、問題を読んだら自力で解かず、すぐに解答と解説を読みます。

そして、正解を導くためにはどのような知識を知っていればよいのかをはっきりさせて、再度、問題にトライし、きちんと正解が得られるかどうかを確かめるというのが正しい過去問題集の使い方です。

問題集の使い方

具体的な方法を言うと「正文化」する方法が最も効果的でした。言葉として聞いたことがある方もいると思います。

簡単に言えば、間違いの選択肢を正しい文章に直して覚えるという手法。これの良いところは、試験に出る知識を、本試験と同じレベル・形式でインプットできることです。

言葉で言っても意味不明かもしれないので実例を見てイメージしてみましょう。

出典元:過去問ダイレクトナビ 日本史(実務教育出版)

このように、選択肢ごとにどこがどう違っているのかを直して読んでいきます。漫然と参考書を読んでいるライバルたちに比べれば、これだけで勉強効率が数倍変わってくるでしょう。

選択肢について正答は言うまでもなく大切ですが、勉強において重要なのは誤答の方です。

えもと

最近の傾向は正解をちょこっとひねって誤答にしてあるのですが、そこが受験者の間違えやすいポイントなので、意識して押さえておくようにしましょう。

④復習メインに勉強する

また、勉強において重要なのは先に進むことよりもどれだけ復習をしたかということです。

たとえるなら、先にどんどん進んで勉強することは、穴の開いたバケツで次々と水をむようなもの。そのままだとんだそばから水が漏れてしまいますよね。

それよりも漏れをふさぐほうがはるかにいい結果になることは明白ですよね。

えもと

僕の経験上、どれだけ勉強量を増やしても復習に時間をかけていないと覚えることはできません。僕も勉強時間の7割ぐらいを復習に充てていました。

では、どのタイミングで復習するのがベストなのでしょうか。

人にもよりますが、僕は勉強した箇所は3日連続で見るというルールで覚えていきました。

要するにその日に解いた問題は短いスパンで3回見るというものです。

1日目問題1〜10をやる
2日目問題1〜10を見直して、問題11〜20をやる
3日目問題1〜20を見直して、問題21〜30をやる…

とくに重要なのが翌日の復習

勉強した次の日に復習しないだけで一気に知識の定着が悪くなります。

記憶の法則で有名なエビングハウスの忘却曲線でも人間の記憶力は翌日にガタ落ちすることが立証されていますからね。

最初のうちはけっこうシンドイですが、1カ月ほど続けてみれば結果が見えてくるので、復習メインを意識して勉強していきましょう。

⑤全部を勉強しない

問題集を最初から最後まで勉強することはNGです。

理由は単純で、全範囲から出ていないから。

たとえば、日本史の出題範囲が江戸時代から明治時代に限定されていたら平安時代や鎌倉時代の勉強はするでしょうか?

しないですよね。出題範囲じゃないので勉強するだけ時間の無駄です。

えもと

でも、実際には、縄文時代から現代まで全部を勉強する人ばかり…。これだと、どれだけ時間があっても本試験までに間に合わせることはできません。

そんな無駄な労力を使わないために必要となるのが「過去の出題傾向」です。

科目ごとに、どの分野がよく出ているのか、出ていないのかを把握すれば、必要なページに集中して勉強できますよね。

このような出題傾向に気づかないまま、どれだけ勉強量を増やしたとしても、時間や労力が無駄になりかねないことは覚えておいてください。

えもと

過去10年分の出題傾向をこちらの記事で解説しています。

以上が、教養試験を効率よく勉強する方法です。

東京消防庁消防官採用試験 教養試験の勉強を始めよう!

本記事は東京消防庁消防官採用試験における教養試験の特徴と勉強方法を解説しました。

教養試験の特徴は次の3点。

これらの特徴を踏まえて効率よく勉強を始める手順は以下の5つ。

僕を含め公務員試験に合格している人の多くは、何か特別なことをして合格したわけではありません。

僕らが合格するのに意識していたことは「普通」の方法です。

「そんな普通の方法だったら全員受かりますよね?」と鋭いツッコミをいれられるかもしれませんが、その「普通の方法」を知らない、または理解しようとしないから、多くの受験者が勉強に苦しんでいるのです。

独学でも東京消防庁消防官採用試験に合格することは十分可能です。実際に多くの受験者は独学で勝利を勝ち取っています。

とはいえ、教養試験の科目・範囲は膨大ぼうだいなので勉強するには戦略が必要です。やみくもに勉強をしても合格はできません。

やり方を間違えずに正しい道筋(出題傾向)を知り、それに沿って問題を解く。

そうすれば、科目・範囲ともに膨大な教養試験の勉強は、これまでよりずっとラクに合格点を超えるようになると僕は考えます。

まずは出題傾向の確認、そこから始めていきましょう!

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この記事を書いた人

公務員試験の指導を12年間やっています。新卒で大手専門予備校に就職→公務員課で5年間勤務、在職中に公務員試験を受験するも不合格→退職→公務員試験の勉強→国立大学法人、政令市、市役所に合格→現在、某大学の職員として7年目。 2018年6月からサイトを運営中。普段はカフェで珈琲飲んでます。

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