本記事は、特別区職員3類採用試験(高校卒業程度)の過去問を入手する方法と使い方を解説しています。
過去問は実力がついてからの腕試しと思っている人は多いですが、大間違いなので注意が必要です。
本記事を参考に、過去問の使い方・目的を理解して勉強をスタートしましょう!
なお、今回は教養試験の問題と解答を掲載しています。作文試験の過去問は以下の記事を参考にしてください。
【高卒程度】特別区三類採用試験の過去問(問題と解答)
ここでは特別区職員三類採用試験の過去問(問題と解答)をまとめています。
出題形式やレベルの確認をしてみましょう。
※著作権等により、掲載していない問題もあります。
- 令和4年度(2022年度)
- 令和3年度(2021年度)
- 令和2年度(2020年度)
- 令和元年度(2019年度)
- 平成30年度(2018年度)
令和4年度(2022年実施)
令和3年度(2021年実施)
令和2年度(2020年実施)
令和元年度(2019年実施)
平成30年度(2018年実施)
【高卒程度】特別区三類採用試験の過去問はいつ使うのか
結論からいうと、過去問は一番最初に使いましょう。
なぜなら、過去問は解くことが目的ではなく、出題傾向を知ることに意義があるからです。
出題傾向というのは、簡単にいうと「どの科目・分野から勉強するか?」というデータのこと。
たとえば、
- 数的推理:6問
- 資料解釈:3問
- 日本史:1問
- 物理:1問
という出題傾向があるとしたら、物理→日本史→資料解釈→数的推理という順番で勉強するでしょうか?
どんなに日本史や物理が苦手でも、出題数の多い数的推理から勉強した方が効果的ですよね。
また、数的推理の分野別出題率が、
- 式の計算:0%
- 関数:10%
- 速さ:100%
- 仕事算:100%
- 塩分濃度:30%
- 確率:10%
- 図形:0%
だったら、速さと仕事算から勉強して、時間があれば塩分濃度も勉強するという戦略を立てられますよね。出題率が低い分野は捨てることも可能です。
こういった出題傾向を知らないで勉強すると、出ない科目に時間を使ったり、逆に重要分野を捨てたりと、合格から遠のいてしまう勉強しかできません。
そんな無駄なことをしないためにも、最初に過去問を使い出題傾向を理解しましょう。
出題傾向を知る方法は以下の記事でも解説していますので、参考にしてください。
【高卒程度】特別区三類採用試験の過去問は何周するべきか
結論、2回でOK。
1回目は出題傾向の確認、2回目は本試験を想定したシミュレーションです。
過去問はあくまでも”過去”の問題であって、同じ問題は出ないんですよね…。とはいえ、公務員試験の問題は過去と同じような問題がたくさん出るのも事実。
なので、特別区の過去問で出題傾向を確認したら、他試験も掲載された参考書や過去問題集を使い勉強しましょう。
もちろん、過去問を一度も解かずに受験するのはナンセンスですが、特別区の過去問をひたすら繰り返しても時間がもったいないことは知っておいてくださいね。
【高卒程度】特別区三類採用試験の過去問まとめ
今回は特別区三類採用試験の過去問とその使い方を紹介しました。
過去問は実力がついてからの腕試しと思っている人は多いですが、大間違いです。
過去問はただ解くのではなく、「こういう問題を出すから勉強してこい」という特別区からのメッセージなんですよね。
過去問に限らず、目的を決めてテキストを使うのはとても大事なポイントです。何となく使って時間や労力を消費しないようにしてください。
