東京消防庁の過去問はダウンロードできる?入手方法と使い方を解説

東京消防庁の過去問を入手する方法
この記事でわかること
  • 東京消防庁の過去問を入手する方法
  • 過去問の有効的な活用方法

過去問は合格への近道

しかし、入手方法がわからず悩んでいる人も多いはずです。

そこで本記事では、東京消防庁の過去問を入手するための方法を紹介し、過去問の使用目的や役割についても解説します。

東京消防庁試験に合格するための参考にしてください!

※採用試験の概要は『東京消防庁の消防官になるには?採用試験の概要と対策ガイド2023』で解説しています。始めて受験する方は合わせてチェックしましょう。

目次

東京消防庁の過去問を入手する3つの方法

東京消防庁の過去問を入手する方法を紹介します。

  1. ホームページからダウンロードする。
  2. 東京消防庁本部でコピーする
  3. 予想問題集を購入する

ホームページからダウンロードする

令和5年度から問題と解答は、東京消防庁のホームページからダウンロードできるようになりました!

以下にまとめたので参考にしてください。

一類(1回目)問題解答
一類(2回目)問題解答
三類問題解答

東京消防庁本部でコピーする

東京消防庁本部庁舎1階の資料閲覧コーナーで問題と解答を閲覧、コピーすることができます。

解説はありませんが、最新の問題を見ることができるので、出題内容や形式、問題レベルを測るには十分に役立つでしょう。

場所東京都千代田区大手町一丁目3番5号 東京消防庁本部庁舎1階ロビー
利用時間午前9時〜午後5時
休館日土曜日、日曜日、国民の祝日及び年末年始(12月29日から1月3日まで)
利用形態閲覧(有料の複写機あり 片面1枚10円)
注意事項・施設内での飲食及び喫煙はご遠慮願います。
・資料の貸出し又は持ち出しはできません。
・お車での来場はご遠慮願います。
出典元:東京消防庁資料閲覧コーナーのご案内

予想問題集を購入する

手っ取り早く過去問が欲しい場合は、予備校のTACが出版する書籍「東京消防庁 科目別・テーマ別過去問題集」がオススメです。

最新年度を含む数年分の問題と解答、解説が収録されています。さらに、この書籍には、予想問題や購入特典(論文の模範解答など)も収録されているため、過去問に加え、最新の傾向を予測することができます。

これから勉強を始めるなら、持っておきたい1冊です。

(番外)先輩や予備校にお願いする

実際に受験した先輩に過去問を譲ってもらうのも手っ取り早いですね。また、公務員専門の予備校や塾でも過去問は所持しているはずなので、相談すればコピーさせてもらえると思います。

とくに、入手が難しい二類や三類、直近5年より前の問題などが欲しい人にオススメです。

東京消防庁の過去問の使用目的と役割を詳しく解説

『過去問は腕試しとして最後・・に使う』と思っていませんか?

確かにそういう目的もありますが、勉強の総仕上げとして過去問をどれだけ解いても意味がないんですよね。

ここでは、過去問の使用目的と役割を解説します。

現在の学力を把握する

現在の学力を知ることで、どのくらい頑張れば合格できるのか把握できます。

たとえば、過去問を解いてみると、点数によって以下のような戦略が考えられるでしょう。

  • 5割以下:基礎がないので中学受験レベルから勉強しなおす
  • 7割以下:公務員試験の問題集を使って知識を覚える
  • 7割以上:小論文や面接対策に注視する

こうして、過去問を使って自分の現在の学力を把握し、不足している部分を補強することが合格への近道となります。

出題傾向(範囲)の理解

出題傾向とは、「どの科目・分野から勉強するか?」というデータのことで、過去問を使って出題傾向を理解することができます。

たとえば、過去問を数年分解いてみて、出題数について以下の傾向がわかったとします。

  • 数的推理:5問
  • 判断推理:4問
  • 政治:1問
  • 日本史:1問

この場合、日本史から勉強するよりも、数的推理から勉強する方が効率的であることが分かります。

多くの人が、過去問を使うことは分かっていても、目的や使い方を理解せずに勉強を進めているので注意。無駄な時間を避けるためにも、出題傾向を理解し、効率的な勉強法を見つけることが重要です。

全科目に手をつけるのではなく、出題傾向を把握して必要な分野から着実に勉強していきましょう。詳しい傾向などを【独学向け】東京消防庁採用の教養試験とは?勉強法と出題傾向を解説でまとめています。

まとめ:東京消防庁の過去問を制して効率よく勉強しよう!

過去問は勉強するものではなく、出題傾向を理解するためのツールです。どれだけ繰り返し勉強しても意味はありません。

過去問はあくまで「過去」問であって、同じ問題は出ないんですよね(類似問題はでることもあるけど・・・。)過去問を何度も繰り返すのではなく、出題傾向を理解し、その出題範囲を参考書や問題集で覚えていくのが勉強です

過去問に限らず、目的を決めてテキストを使うのはとても大事なポイントです。何となく使って時間や労力を消費しないようにしてください。

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この記事を書いた人

公務員試験の指導を13年間やっています。新卒で大手専門予備校に就職→公務員課で5年間勤務、在職中に公務員試験を受験するも不合格→退職→公務員試験の勉強→国立大学法人、政令市、市役所に合格→現在、某大学の職員として8年目。 2018年6月からサイトを運営中。普段はカフェで珈琲飲んでます。

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