【2類向け】東京消防庁の難易度は?難しい理由と受かる対策方法を解説

東京消防庁消防官採用試験三類(短大卒程度)の難易度を解説!

悩んでいる人
悩んでいる人

東京消防庁二類の難易度はどれくらいなの?何が難しいのでしょうか。また、合格するにはどうやって対策すればいいのか教えてほしいです。

こんな疑問を解決します。

※消防庁一類を受験する方は「東京消防庁採用試験の難易度はどれくらい?難しい3つの理由と対策ポイント」でまとめています。

※消防庁三類を受験する方は「東京消防庁3類(高卒)の難易度は?難しい理由と落ちない対策方法を解説」でまとめています。

本記事の内容

  • 東京消防庁消防官二類の難易度はどれくらい?
  • 東京消防庁消防官二類は難しい?
  • 東京消防庁消防官二類に落ちないために必要なこと

東京消防庁消防官二類の採用試験は「難しい」と思っている人は多いです。そのため、試験対策をはじめる前から怖気づいている人もいるでしょう。

江本
江本

結論から先にいうと、東京消防庁消防官二類は難しいです。

とはいえ、試験内容や傾向をきちんとリサーチしたうえで対策していけば、独学でも十分に合格できます。

今回は、東京消防庁消防官二類が難しい理由から、合格に向けた対策の始め方について解説していきます。

【2類】東京消防庁消防官の難易度を解説

一般的に「公務員試験は難しい」といわれることが少なくありません。これから東京消防庁消防官2類を受験するつもりなら、本当の難しさを知っておきたいところですよね。

結論からいえば、東京消防庁消防官2類の難度が高いのは事実です。合格率を見ても100人に受けて95人は落ちるぐらいなので、適当に試験を受けても合格はできないでしょう(2021年の合格率5.4%)。

試験内容は、思考力・判断力を測るような計算・読解問題から、高校までに学んだ知識まで出題されるため、何も対策しなければ問題の意味も十分に理解できない可能性が高いといえます。

とはいえ、あくまでも「基本」についての試験なので、必要以上に恐れることはありません。初心者でもしっかり勉強をしていれば合格できます。ボーダーラインもおおむね6〜7割でパスできていることから、本人が十分な努力をできさえすれば、独学でも十分に合格できる難易度です。

合格率は低いけど、難易度とは関係ない理由

100人に95人は落ちると聞いて、「やっぱりやめようかな……。」、「自分には無理かも……。」と少しショックを受けた方もいるかもしれません。

しかし、合格率はあくまでもデータであって、難易度とは直接的には関係がありません

たとえば、東京大学と偏差値50の大学を受験するとして、どちらも合格率50%だったら難易度は同じでしょうか?東京大学の合格率80%でも簡単とは思わないですよね。

また、受験者の中にはまともに対策すらしていない本気度の低い人も多く含まれています。ですので、実際の合格率はもっと高くなります。

したがって、合格率は参考値として知っておくぐらいに留めておけば大丈夫です。

では、なぜ難しいとされるのでしょうか?

関連記事【2類向け】東京消防庁の倍率は?過去の推移と一次・二次の倍率を解説

【2類】東京消防庁消防官は難しい!でもなんで?

公務員試験は就職試験であるため今までの高校・大学受験や資格試験とは別物です。そのため初心者で知識がない人ほど難しいと感じるでしょう。

しかし、東京消防庁の試験内容は明確で、出題科目もわかっています。それにも関わらず、難しいと感じてしまうのはなぜなのでしょうか?

主な理由は以下の3つ。

  1. 競争試験でチャンスが1回しかない
  2. 合格するのに多くの勉強時間が必要
  3. 試験科目・範囲が膨大すぎる

競争試験(相対評価)だから

一つ目の理由は、東京消防庁消防官採用試験は競争試験であること。

競争試験というのは、採用人数が決まっていて、その人数に達するまで成績上位者から順に合格させる試験のことを指します。

これに対して、簿記や英検のような資格試験の場合は、70点以上といった合格基準が設定されていて、基本的には基準点を超えた人は全員合格することができます。

競争試験である消防庁の場合、実力的には合格してもおかしくない人でも、ライバルたちが自分よりも成績が良ければ合格することができません

江本
江本

要するにめちゃくちゃ努力して9割取れても、周りが9.5割ばかりなら落ちるってことだね…。

また、資格試験の中には、年に数回実施されるものもありますが、東京消防庁2類の選考試験は基本的には年に一度しか実施されません。教員採用試験のような一次合格者を対象とした筆記試験の免除制も採用されていないので、不合格になれば、翌年は一から試験を受け直すことになります。

合格できる人数が決まっていて、受験チャンスも年に1回しかないので早い時期から行動することが重要です。

合格までに多くの勉強時間がいるから

二つ目の理由は、合格までに多くの勉強時間が必要なことです。

試験といっても筆記試験の他に、二次試験対策(面接など)まで対策しなければいけません。学生ならまだしも、社会人が仕事をしながら勉強しようとしても、なかなか時間を見つけられません。

僕自身、働きながら勉強をしていたこともありますが、平日はもちろん、休日さえ集中的に対策することはできませんでした。そういう人は多いはずです。

東京消防庁はただでさえ難度が高いうえに、試験範囲も決して狭くはありません。今までの学力などもありますが、やはり合格している人は少なくとも500~600時間は勉強しています。

学校・会社に行きながら勉強時間の確保をすることは簡単なことではないので、出題傾向を把握して効率よく勉強する、スキマ時間を上手く活用することが大切です。

関連記事【2類向け】東京消防庁の勉強は何から?ボーダーと効率的な勉強方法を解説

筆記試験の科目が多すぎるから

試験科目・範囲が膨大なのも無視できない傾向です。

教養試験の問題は、高校までにきちんと勉強してきた人からすれば、それほど難しいわけではありません。それなのに多くの受験者が悩んでいるのは、科目数が多すぎるからです。

たとえば、社会科目。大学受験のように日本史か、世界史か、の選択ができるならなんとか勉強できるでしょう。しかし、公務員試験の問題は日本史からも、世界史からも出題があります。さらには地理や政治、経済の知識さえも問われてくるのです。

他にも理科や数学など、勉強しなければならない科目が多いため、教養試験の対策だけでもたいへんな労力を注がなくてはなりません。それ故に、最初はやる気満々だった人が、あまりの量に圧倒されてしまい公務員試験を断念するケースが後を絶ちません。

あれもこれも手をつけているうちに時間だけが過ぎていき、準備不足のまま本番を迎えてしまわないように、出題傾向をきちんと理解して対策することが大事です。過去の出題傾向を下記記事で解説しているので参考にしてください。

関連記事東京消防庁消防官採用二類の教養試験は何から勉強する?過去問を徹底分析

【2類】東京消防庁消防官に受かる方法は?落ちないために必要なこと

ここまで解説したように東京消防庁消防官2類に合格するのは簡単なことではありません。

「これをやれば確実に合格できる」という方法はありませんが、ここでは「試験に落ちないために意識するポイント」を解説します。

具体的には以下の3つ。

  • 正しい方法で勉強する
  • 「質と量」の両方が必要
  • 面接や論作文を軽視しない

きちんとした勉強方法を理解する

数ある試験のなかでも筆記試験の勉強は、正しい方法を理解したうえで実行することがポイントです。

初心者の方は特に、過去の出題傾向を理解しきれていないまま(または理解したつもりで)さまざまな科目・分野を勉強してしまう傾向があります。しかし、出題傾向とズレていることに気づかないまま間違った勉強を続けていても、それは時間の無駄になってしまいかねません。

たとえるなら、間違ったフォームのまま素振りを何百回、何千回重ねても、ホームランを打つのが難しいのと同じです。確実に点数を取るには、正しい知識に基づく勉強方法が必要不可欠です。

出題傾向を正しく理解して効率よく勉強するためには、過去数年分の問題(最低5年分)を用いて、詳細なデータ分析を行う力も求められます。

なお、対策に苦労する教養試験の出題傾向については以下の記事で詳しく解説しているので、併せて参考にしてください。

関連記事東京消防庁消防官採用二類の教養試験は何から勉強する?過去問を徹底分析

効率よく勉強量をこなす

仮に出題傾向を理解していたとしても、勉強量や時間が不足していては結果を出すことは難しいでしょう。

公務員試験対策は、出題傾向の理解から点を取れるまでに、最低でも3か月から1年の時間をかけて勉強するのが一般的です。また、点数が取れるようになっても知識を忘れないよう継続する必要もあります。

土に巻いた種が芽を出して花を咲かせるまでに長い時間が必要なように、公務員試験対策も長期的な目線を持って計画を立てることが重要です。

もちろん、どれだけ勉強量を増やしたところで、正しい方法(質を意識した方法)が身についていないと、かけた時間が無駄になりかねないことは覚えておいてくださいね。

関連記事【2類向け】東京消防庁の勉強は何から?ボーダーと効率的な勉強方法を解説

筆記対策ばかりに時間をつかわない

大前提として理解しておくべきことは、東京消防庁消防官採用試験(2類)をはじめとする公務員試験は人物重視(面接や論文の評価が重要)ということです。

筆記試験対策に時間がかかることは事実ですが、どれだけ高得点を取れたとしても人物試験で評価がもらえないと最終合格できません。筆記試験は、あくまで大量の受験者を篩にかけるための選考手段に過ぎません。

実際に、筆記試験で6割程度の点数しか取れない受験者でも二次試験の結果次第で合格できています。逆に7~8割の点数が取れても、評価によって落ちてしまうというケースがけっこうあります。

教養試験の勉強ばかりに時間をかけるのではなく、人物試験(論文や面接)が合否を左右するというイメージを持ってバランスよく取り組むことが重要といえます。

【2類】東京消防庁消防官は独学でも合格できる

東京消防庁消防官採用試験2類の最終合格を目指すための対策は、やることが多く、勉強時間がかかる難易度の高いものです。

懸命に教養試験の知識をインプットしても、人物重視(作文や面接が重要)の選考方針のため時間をかけすぎるのはよくありません。消防官の業務内容は基本的には人命救助や地域の安全確保が多いので、当然だともいえるでしょう。

少しでも効率よく勉強するためには、過去問分析をきちんと行い出題傾向を理解することが重要です。ボーダーラインを超えるのに必要な科目・分野から優先して勉強できるので、他の対策にも時間を使うことができます。

バランスよく対策をして最終合格を目指しましょう!

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