【独学でも大丈夫】神奈川県警採用の教養試験科目は?傾向と勉強法を解説!

神奈川県警察官採用試験の勉強方法

みなさん、勉強は好きですか?

僕は高校、大学にスポーツ推薦で入るくらい勉強が嫌いです。なので、筆記試験にはかなり苦労しました!

神奈川県警志望者に指導を始めて12年になりますが、

毎年「どうやって勉強すればいいですか?」「何から手をつければいいの?」といった相談は多いですから…

筆記って本当に嫌な試験ですよね。

・・・冗談はさておき、今回は神奈川県警察官採用試験における教養試験の傾向、教養試験で合格点を取る勉強方法のお話です。

【対象区分】
第1回A区分(大学卒業程度)

えもと

今回はこれから勉強をスタートしようとしている初心者さん、中でも本当に勉強が苦手!って人向けの話です!

具体的な目標は半年後ぐらいまでに4割取れるようになること。

最終的には合格ライン5割を目指しましょう!

もちろんあなたにも、十分にチャンスはあります。そのためにも、まずはこの記事で勉強ノウハウを理解していきましょう!

》今すぐ勉強の手順を知りたい方はコチラ(該当部分までジャンプできます)

本記事でわかる3つのこと
  • 勉強の始め方
  • 教養試験の基礎知識(特徴や傾向)
  • 勉強を効率よく進めるコツ、ポイント
タップできる目次

神奈川県警察官採用A 教養試験の科目数は18個!

教養試験の受験科目は「一般知能科目」と「一般知識科目」に大別されます。

科目内容問題数
一般知能数的処理(数的推理、判断推理、空間把握、資料解釈)
文章理解(現代文、英文)
25問
一般知識社会科学(政治、経済、社会時事)

人文科学(日本史、世界史、地理)

自然科学(数学、物理、化学、生物、地学)
25問
参考:2022年度本試験(受験者の報告より作成)

問題は全50問に必答です。

実際の試験問題例はこちら。

  • 試験時間:120分
  • 出題形式:五肢択一式(マークシート)
  • 問題レベル:大学卒業程度(地方上級)
えもと

時間配分に注意!単純に考えて1問3分も使えません。マークシートへの記入や見直しの時間も考えると、テンポよく解答していくことが必要になってきます。

神奈川県警察官採用A 教養試験のボーダーラインは5割!

教養試験の合格ラインは4~4.5割です。

  • 男性A:40点
  • 女性A:42点

参考元:2022年度合格最低点について(神奈川県警察本部)

そこまでボーダーは高くありませんが、「今から勉強しても間に合わない…。」とか「働きながらじゃ厳しいかも…。」と思っている人も少なくないはずです。

しかし、勉強が得意じゃなくても、仕事や学校で勉強時間が少なくても、出題傾向を把握して勉強していけばボーダーラインをとることは十分可能なので、悩む暇があるならとにかく手を動かしていきましょう。

えもと

出題傾向を知ってから3ヶ月程度で合格した人や、働きながら1日2時間の勉強を続けて合格した人も実際にいるので、諦めるのはまだ早いです!

神奈川県警察官採用A 教養試験の過去問は非公開

神奈川県警をはじめ、基本的に公務員試験の過去問は公開されていません

なぜなら、公務員試験の問題は「公益財団法人日本人事試験研究センター」が作っており、そこから各自治体は問題を借りる形で試験を行っているからです。

つまり問題の著作権は財団法人側にあるため過去問を公開できないんですね。

例題は公開されているので、確認したい方は見ておきましょう。
実際の試験問題例はこちら。

なお、例外として国家公務員や警視庁は独自に問題を作成して試験を行なっているので、ホームページや書店で過去問を入手できます。

編集:資格試験研究会
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えもと

どの県も問題を借りて試験を行なっている(出所は同じ)ため、試験日が同じなら基本的に内容は一緒です!

神奈川県警察官採用A 教養試験の勉強手順を解説!

ここでは、神奈川県警察官採用の教養試験を効率よく勉強する手順を解説します。

勉強するときは以下の手順に沿って勉強してください。

①勉強する科目を決める

まずは勉強する科目に優先順位を決めましょう!

なぜなら、科目ごとに出題数が違うからです。神奈川県警の試験科目は多いため、適当に勉強しても時間の無駄。

そこで重要なのが、科目ごとに順番を決めて勉強することです。

公務員試験 科目の優先順位
えもと

たとえば、数的推理は5問出ていますが、物理は1問しか出ていません。出題数の多い科目を放置して少ない科目に時間をかけても仕方がないですよね〜。

時間や労力の無駄を防ぐためにも、科目ごとの出題数を把握して勉強する科目を決めていきましょう。

以下に科目ごとの出題数をまとめているので参考してください。

科目別出題数

分野科目問題数
数的処理数的推理6
判断推理5
空間把握4
資料解釈2
文章理解現代文3
英文5
社会科学政治4
経済3
社会時事3
人文科学日本史2
世界史3
地理3
自然科学数学1
物理1
化学2
生物2
地学1
出典:2022年本試験より作成

このように、科目によって出題数が違います。

すべてを勉強して中途半端になるよりも、出題数の多い科目を確実に正解することが大切です。

えもと

ボーダーラインはだいたい4割なので、全部を勉強する必要はありません。

②問題集を軸に知識をインプットする

勉強は参考書ではなく、過去問題集を軸に勉強しましょう。

なぜなら、過去問題集から得た知識だけで正答を選ぶか、選択肢を消せるからです。

実は公務員試験の問題って、過去問の焼き回し(リニューアル)が多く出てきます。なので、過去問題集を繰り返し解いて問題の解き方(パターン)を覚えるのが王道の勉強方法なんですよね。

余談ですが僕自身、最初は参考書をきちんと読み込み、問題集で実力確認することが勉強だと思っていました。

『参考書を読んで知識をインプット→問題集でアウトプット→過去問で腕試し』←これはNG!

このような手順で勉強した(している)人も多いはず。

悩んでいる人

あーそれな!やってるのに勉強ができるようにならないんだよね…。

この勉強方法の弱点はインプットに重きがあること。勉強ではインプットも大事ですが,問題を解けるようになるにはアウトプット(問題を解きまくること)が重要なんですね。

また、参考書(教科書)って文章ばかりなのでインプットに適してないし、どこがどういう形式で問われるのかが見当つきません。試験には必要ない知識もかなり網羅されている(無駄が多い)のでコスパ最悪です。

えもと

まとめノートを作って満足しちゃう人も同類です。要注意!

そこで発想を逆転させて、アウトプット(過去問題集)中心の勉強スタイルにしたら、過去問から得た知識だけで、正答を選ぶか、誤答に✕をつけることができるようになったんですよね。

『過去問題集から勉強し、知識を得てから必要な部分のみ参考書を読み込む』←これが重要!

ぶっちゃけ、知識を正確に覚えていなくても問題を見てなんとなく思い出せれば正解できますからね。出題形式は択一式(マークシート)なので、問題を解くために必要な知識だけあればいいと思って勉強することが大事。

なお、僕のオススメの参考書籍はこちら。

③「正文化」して覚える

過去問題集は「正文化」しながら覚えていきましょう

いきなり過去問を解いても知識ゼロなので時間の無駄です。

ダメな勉強の仕方
問題文を読む→じっくり考えて解く→答え合わせ→次の問題へ

良い勉強の仕方
問題文を読む→解答を読み込む→問題を解く→答え合わせ→正解なら次の問題へ、不正解なら解答を読んで解けるまで繰り返す

大切なのは正解するために必要な知識をはっきりさせ、その知識を忘れないように定着させることいつまで経っても覚えられない人は知識を定着させる過程(再度、解き直す)をスルーしがちなので注意が必要。

そしてこの勉強を進めていく方法が「正文化」です。言葉として聞いたことがある方もいると思います。

簡単に言えば、間違いの選択肢を正しい文章に直して覚えるという手法。これの良いところは、試験に出る知識を、本試験と同じレベル・形式でインプットできることです。

言葉で言っても意味不明かもしれないので実例を見てイメージしてみましょう。

出典元:過去問ダイレクトナビ 日本史(実務教育出版)

このように、選択肢ごとにどこがどう違っているのかを直して読んでいきます。参考書をダラダラ読んで覚えるよりも勉強効率が数倍変わってきますよ!

選択肢について正答は言うまでもなく大切ですが、勉強において重要なのは誤答の方です。

えもと

最近の傾向は正解をちょこっとひねって誤答にしてあるのですが、そこが受験者の間違えやすいポイントなので、意識して押さえておくようにしましょう。

④復習に多くの時間を使う

また、勉強において重要なのは先に進むことよりもどれだけ復習をしたかです。

たとえるなら、先にどんどん進んで勉強することは、穴の開いたバケツで次々と水をむようなもの。そのままだとんだそばから水が漏れてしまいますよね。

それよりも漏れをふさぐほうがはるかにいい結果になることは明白。

僕も勉強時間の7割ぐらいを復習に充てていました。具体的には勉強した箇所は3日連続で見るという感じです。

1日目問題1〜10をやる
2日目問題1〜10を見直して、問題11〜20をやる
3日目問題1〜20を見直して、問題21〜30をやる…

とくに重要なのが翌日の復習

勉強した次の日に復習しないだけで一気に知識の定着が悪くなります。記憶の法則で有名なエビングハウスの忘却曲線でも人間の記憶力は翌日にガタ落ちすることが証明されていますからね。

最初のうちはけっこうシンドイですが、1カ月ほど続けてみれば結果が見えてくるので、復習メインを意識して勉強していきましょう。

⑤全部を勉強しない

問題集や参考書を最初から最後まで勉強してはいけません。

なぜなら、無駄な(試験に出ない)部分が多いからです。

たとえば、数的推理の出題範囲が「速さ」だけと分かっていたら、「確率」や「仕事算」の勉強はするでしょうか?

しないですよね。試験に出ないので勉強するだけ時間の無駄です。

公務員試験 教養試験の出題範囲(数的推理)

このように、過去の出題傾向を見ていると、よく出ている分野がある一方でまったく出ていない分野も相当多いです。試験に出ない部分にどれだけ時間をかけて勉強しても点数は伸びないので注意してくださいね。

神奈川県警採用A(大卒)は独学で対策できる?過去の出題範囲を解説!

以上が、神奈川県警察官採用試験の教養試験を効率よく勉強する方法です。

神奈川県警察官採用A 教養試験でよくある質問

お問合せやDMでよく聞かれる質問をまとめています。

Q1.今から勉強しても間に合いますか?

A1.勉強できる時間や学力にもよりますが、3ヶ月くらいあれば間に合います。

合格に必要な勉強時間は500時間〜600時間くらいなので、1日6時間×90日=540時間は勉強できます。🔝出題傾向を確認して効率よく勉強してください。

Q2.試験レベルはどのくらいですか?

A2.試験レベルは「大学卒業程度」です。

書籍などでは「A日程」とか「国家一般職/地方上級」と呼ばれることもあります。

Q3.過去問はどこで入手できますか?

A3.神奈川県警察の過去問は公開されていません。試験日に回収されるからです。

問題は見れませんが過去の出題一覧表は公開しているので参考にしてください。

Q4.オススメの参考書や問題集はありますか?

一般知能(数的推理や判断推理)は『畑中敦子シリーズ』、その他科目は『スーパー過去問ゼミ(スー過去)』か『ダイレクトナビシリーズ』をやっておけば間違いないです。

畑中敦子シリーズ

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えもと

僕自身、これらのテキストを使って勉強していましたよ!

以上が、神奈川県警のよくある質問です。

神奈川県警察官採用A 独学で教養試験の勉強を始めよう!

本記事は神奈川県警察官採用試験A区分(大卒程度)における教養試験の勉強方法を解説しました。

試験科目は多いので出題傾向を理解して勉強することが重要です。

効率よく勉強を始める手順は以下の5つ。

独学でも神奈川県警に合格することは十分可能です。実際に多くの受験者は独学で勝利を勝ち取っています。

とはいえ、教養試験の科目・範囲は膨大ぼうだいなので勉強するには戦略が必要です。やみくもに勉強をしても合格はできません。

やり方を間違えずに正しい道筋(出題傾向)を知り、それに沿って問題を解く。

そうすれば、科目・範囲ともに膨大な教養試験の勉強は、これまでよりずっとラクに合格点を超えるようになると僕は考えます。

まずは出題傾向の確認、そこから始めていきましょう!

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この記事を書いた人

公務員試験の指導を12年間やっています。新卒で大手専門予備校に就職→公務員課で5年間勤務、在職中に公務員試験を受験するも不合格→退職→公務員試験の勉強→国立大学法人、政令市、市役所に合格→現在、某大学の職員として7年目。 2018年6月からサイトを運営中。普段はカフェで珈琲飲んでます。

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