2022年度航空保安大学校の倍率は?過去の結果や合格への対策方法も解説

航空保安大学校の倍率推移
悩んでいる人

・航空保安大学校の倍率はどれくらいなの?
・合格するにはどうすればいい?

こんな悩みを解決します。

本記事の内容
  • 【最新】航空保安大学校の倍率
  • 【区分別】航空保安大学校の倍率推移
  • 【対策】航空保安大学校に合格するためには

本記事では、航空保安大学校学生採用試験の倍率について、最新年度から過去の推移まで詳しくまとめています。

合格に必要な試験対策やポイントについても解説しているため、合格に向けた具体的な手段がわかりますよ。ぜひ参考にして、合格に向けた準備を進めてください。

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令和4年度(2022年実施)航空保安大学校の倍率

2022年に実施された令和4年度採用試験の最終結果は、全試験区分を合わせて2.6倍でした。

  • 志望者数:390人(うち女性155人)
  • 受験者数:316人(同132人)
  • 合格者数:120人(同46人)
  • 最終倍率:2.6倍(同2.9倍)

試験区分ごとの詳細は以下のとおりです。

区分受験者合格者倍率
航空情報193
(97)
42
(22)
4.5
(4.4)
航空電子123
(35)
78
(24)
1.6
(1.5)
※( )内の数字は女性。
えもと

続いて、これまでの結果を紹介します!

航空保安大学校の倍率(過去の推移)

ここでは、航空保安大学校学生採用試験の倍率推移を、航空情報科と航空電子科ごとにまとめています。

航空情報科

実施年度受験者数合格者数倍率
2013292397.5
2014314506.3
2015321457.1
2016320408.0
2017303378.2
2018371409.3
2019270624.4
2020257534.8
2021165483.4
2022193424.6

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航空電子科

実施年度受験者数合格者数倍率
2013190822.3
2014226772.9
2015217673.2
2016222713.1
2017266654.1
2018208663.2
2019170702.4
2020172682.5
2021115781.5
2022123781.6

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航空保安大学校に合格するには

航空保安大学校の倍率がわかったら、勉強を始めましょう。航空保安大学校に入るには、採用試験に合格する必要があります。

基礎能力試験を攻略する

基礎能力試験とは、計算力や読解力を測る「一般知能」と、高校までに学習してきた基礎学力を測る「一般知識」で構成される筆記試験のことです。

高校までにきちんと勉強してきた人からすれば、それほど難しいわけではありませんが、試験科目・範囲が膨大なので、多くの時間を取られてしまいます。やみくもに勉強するのではなく、出題傾向を理解して効率よく対策することがポイントです。

基礎能力試験の科目や出題傾向は【勉強法】航空保安大学校の基礎能力試験は何から?出題傾向を解説で詳しくまとめています。

面接対策を早めに行う

賢い(頭がいい)だけでは航空保安大学校に入れません。

『航空管制官になるための試験=就職試験』でもあるため、航空管制官としての身体能力や人間性(コミュニケーション能力)も総合して評価されるのです。配点だけをみれば一番高い基礎能力試験や学科試験に時間を使うべきです。しかし、どれだけ点数が高くても面接で一定の評価を得られないと合格できません。

面接では、自分自身の強みや魅力を的確にアピールできるように面接練習を行い、自分自身を客観的に見つめ直すことが大切です。

まとめ|航空保安大学校の倍率は低いけど油断してはいけない

今回は、航空保安大学校の倍率をまとめていました。

最新の倍率は以下のとおりです。

区分受験者合格者倍率
航空情報193
(97)
42
(22)
4.5
(4.4)
航空電子123
(35)
78
(24)
1.6
(1.5)
※( )内の数字は女性。

倍率にとらわれず、基礎能力試験の多くの問題に取り組む、志望動機を考えるなど、合格につながる実践的な対策を行うことが重要です。

以上を参考に、航空保安大学校の合格に向けて対策を始めましょう。

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