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【高卒】国家一般職の勉強法!基礎能力試験の科目と過去の出題傾向を解説

国家一般職(高校卒業程度) 基礎能力試験の勉強法

僕は高校、大学にスポーツ推薦で入るくらい勉強が嫌いです。なので、筆記試験にはかなり苦労しました!

公務員志望者に指導を始めて12年になりますが、

毎年「どうやって勉強すればいいですか?」「何から手をつければいいの?」といった相談は多いですから…

筆記って本当に嫌な試験ですよね。

・・・冗談はさておき、今回は国家一般職(高卒程度)における基礎能力試験の傾向、基礎能力試験で合格点を取る勉強方法のお話です(高卒程度の方ね)。

えもと

今回はこれから勉強をスタートしようとしている初心者さん、中でも本当に勉強が苦手!って人向けの話です!

具体的な目標は半年後ぐらいまでに5割取れるようになること。

最終的には合格ライン6割を目指しましょう!

もちろんあなたにも、十分にチャンスはあります。そのためにも、まずはこの記事で勉強ノウハウを理解していきましょう!

》今すぐ勉強の手順を知りたい方はコチラ(該当部分までジャンプできます)

本記事でわかる3つのこと
  • 勉強の始め方
  • 基礎能力試験の基礎知識(特徴や傾向)
  • 勉強を効率よく進めるコツ、ポイント

▼この記事を書いている人▼

タップできる目次

国家一般職(高卒程度) 基礎能力試験の科目

国家一般職(高卒程度)の基礎能力試験で出題される科目を紹介します。

基礎能力試験の出題科目は、『一般知能』と『一般知識』に大別されます。

科目①一般知能

  • 数的推理
  • 判断推理
  • 空間把握
  • 資料解釈
  • 文章理解

一般知能では、文章を理解したうえで判断する読解力や、課題を解決する計算力が問われます。時間をかけて考えれば解ける問題もありますが、試験時間は短いため、スピーディーに解いていく力が必要です。

科目②一般知識

  • 社会科学(政治、経済、社会・時事)
  • 人文科学(日本史、世界史、地理、国語、英語、思想)
  • 自然科学(数学、物理、化学、生物、地学)

一般知識は中学・高校で学んだ社会科学、人文科学、自然科学の三つに大別され、それ以外では、時事に関する問題などが出
題されています。

高校までに学んだ内容ばかりなので、得意・不得意があるかもしれませんが、闇雲に手を出すのではなく出題傾向を見極めて効率的に勉強を進めましょう。

以上が、国家一般職(高卒程度)の基礎能力試験で出題される試験科目です。

えもと

後述しているけど、重要なのは間違いなく一般知能です。

国家一般職(高卒程度) 基礎能力試験の出題傾向

ここでは、国家一般職(高卒程度)の基礎能力試験における出題傾向を紹介します。

①数的処理の出題傾向

科目201920202021
数的推理444
判断推理555
空間把握222
資料解釈222
過去3年間の出題数(本試験問題より作成)

基礎能力試験の中では、数的処理に関する出題が圧倒的に多いです。

中でも数的推理と判断推理は1科目あたりの問題数も多いため、優先して勉強する必要があります。

とくに、数的推理は確率分野、判断推理は論理や位置関係が頻出なので確実に正解できるように準備しておきましょう。

計算問題が多いから苦手な人は多い科目だけど、捨てると間違いなく落ちるので気をつけてくださいね。

②文章理解の出題傾向

科目201920202021
現代文444
英文222
古文漢文111
過去3年間の出題数(本試験問題より作成)

基礎能力試験の中では、数的処理に続いて出題数が多いです。

中でも、現代文は半分以上の出題があるため得点源にできると点数を一気に上げることができます。

英文はやや難度が高い文章なので苦手な人は無理に勉強する必要はありません。その場合は古文でカバーできるといいでしょう。

まれに古文ではなく漢文がでることもあるけど、時間をかけてまで勉強する必要はないかな…。

③社会科学の出題傾向

科目201920202021
政治222
経済222
社会112
過去3年間の出題数(本試験問題より作成)

政治分野は『統治機構(国会、内閣、裁判所)』、経済分野は『財政・金融のしくみ』、社会分野は『地球環境』がそれぞれ頻出です。

最近は、時事問題に関連した出題も見られるので、日頃から新聞やニュース等で取りあげられる政治(国内外)、経済、社会問題にアンテナを張っておくことも重要!

④人文科学の出題傾向

科目201920202021
日本史111
世界史222
地理221
国語222
英語222
倫理111
過去3年間の出題数(本試験問題より作成)

日本史は『江戸後半から現代』、世界史は『中国史』、地理は『人類と環境』、国語は『ことわざ・故事成語』、英語は『文法』、倫理(思想)は『日本思想』がそれぞれ頻出です。

人文科学は、ポイントを絞って勉強しないと膨大な量の知識を覚えなければならなくなってしまいます。

そこで、少し勉強すれば点が取れる、『地理』、『国語』、『倫理(思想)』を軸に勉強を始め、残りの科目は好き嫌いで判断することがオススメです。

間違っても全科目・範囲を勉強しないようにしてくださいね。

⑤自然科学の傾向

科目201920202021
数学111
物理111
化学111
生物111
地学111
過去3年間の出題数(本試験問題より作成)

数学は『二次関数』、生物は『恒常性』、地学は『地球の概観と構成』がそれぞれ頻出です。物理と化学は全範囲から満遍なく出ているので傾向が掴みにくいです。

どの科目からも1問ずつしか出ないため、理系出身者の人以外は捨て科目にするか、暗記で片付く生物や地学に絞って勉強することをオススメします。

国家一般職(高卒程度)のボーダーラインは6割程度なので、全科目・範囲を勉強する必要はありません。

大切なのは、出題数の多い科目・各科目の頻出分野を知り、ボーダーラインを超えるにはどの分野、どの科目に集中して勉強すればよいかを検討し、効率よく勉強すること。

広範囲だからといって初めから諦めずに、どうしたら効率よく合格点を取れるのかを把握して勉強をはじめましょう。

えもと

過去10年間の出題範囲をこちらの記事で解説しています。

国家一般職(高卒程度) 基礎能力試験の勉強方法

ここでは、国家一般職(高卒程度)の基礎能力試験を効率よく勉強する手順について解説します。

①配点の高い科目から勉強する

まずは勉強する科目を決めましょう!

なぜなら、科目ごとに出題数が違うからです。

基礎能力試験の出題傾向で解説したように試験科目はとても多いため、限られた時間のなかで全科目を勉強することは現実的ではありません。

そこで重要なのが、科目に優先順位をつけて勉強すること。

えもと

たとえば、数的推理は4〜5問出ていますが、日本史は1問しか出ていません。出題数の多い科目を放置して少ない科目に時間をかけても仕方がないですよね〜。

時間や労力の無駄を防ぐためにも、科目ごとの出題数を把握して勉強する科目を決めていきましょう。

②参考書や問題集を使って知識を覚える

参考書や問題集を使って知識を覚えていきましょう。

オススメは『オープンセサミシリーズ』や『公務員試験 合格の350シリーズ』です。

編集:東京アカデミー
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まずは、『公務員試験 合格の350シリーズ』でレベルや傾向を把握して、該当部分を『オープンセサミシリーズ』を使って読みこんでいくという感じですね。

問題集の使い方

具体的な方法を言うと「正文化」する方法が最も効果的でした。言葉として聞いたことがある方もいると思います。

簡単に言えば、間違いの選択肢を正しい文章に直して覚えるという手法。これの良いところは、試験に出る知識を、本試験と同じレベル・形式でインプットできることです。

言葉で言っても意味不明かもしれないので実例を見てイメージしてみましょう。

出典元:過去問ダイレクトナビ 日本史(実務教育出版)

このように、選択肢ごとにどこがどう違っているのかを直して読んでいきます。漫然と参考書を読んでいるライバルたちに比べれば、これだけで勉強効率が数倍変わってきますよ。

最近の傾向は正解をちょこっとひねって誤答にしてあるのですが、そこが受験者の間違えやすいポイントなので、意識して押さえておくようにしましょう。

えもと

選択肢について正答は言うまでもなく大切ですが、勉強において重要なのは誤答の方です。

③復習メインに勉強する

また、勉強において重要なのは先に進むことよりもどれだけ復習をしたかということです。

たとえるなら、先にどんどん進んで勉強することは、穴の開いたバケツで次々と水をむようなもの。そのままだとんだそばから水が漏れてしまいますよね。

それよりも漏れをふさぐほうがはるかにいい結果になることは明白ですよね。

えもと

僕の経験上、どれだけ勉強量を増やしても復習に時間をかけていないと覚えることはできません。僕も勉強時間の7割ぐらいを復習に充てていました。

では、どのタイミングで復習するのがベストなのでしょうか。

人にもよりますが、僕は勉強した箇所は3日連続で見るというルールで覚えていきました。

要するにその日に解いた問題は短いスパンで3回見るというものです。

1日目問題1〜10をやる
2日目問題1〜10を見直して、問題11〜20をやる
3日目問題1〜20を見直して、問題21〜30をやる…

とくに重要なのが翌日の復習

勉強した次の日に復習しないだけで一気に知識の定着が悪くなります。記憶の法則で有名なエビングハウスの忘却曲線でも人間の記憶力は翌日にガタ落ちすることが立証されていますからね。

最初のうちはけっこうシンドイですが、1カ月ほど続けてみれば結果が見えてくるので、復習メインを意識して勉強していきましょう。

全部を勉強しない

最初から最後まで勉強することはNGです。

理由は単純で、全範囲から出ていないから。

たとえば、日本史の出題範囲が江戸時代から明治時代に限定されていたら平安時代や鎌倉時代の勉強はするでしょうか?

しないですよね。出題範囲じゃないので勉強するだけ時間の無駄です。

えもと

でも、実際には、縄文時代から現代まで全部を勉強する人ばかり…。これだと、どれだけ時間があっても本試験までに間に合わせることはできません。

そんな無駄な労力を使わないために必要となるのが「過去の出題傾向」です。

科目ごとに、どの分野がよく出ているのか、出ていないのかを把握すれば、必要なページに集中して勉強できますよね。

このような出題傾向に気づかないまま、どれだけ勉強量を増やしたとしても、時間や労力が無駄になりかねないことは覚えておいてください。

えもと

過去10年分の出傾向をこちらの記事で解説しています。

以上が、国家一般職(高卒程度)の基礎能力試験を効率よく勉強する方法です。

国家一般職(高卒程度) 基礎能力試験についてよくある質問

ここでは、国家一般職(高卒程度)の基礎能力試験についてよくある質問をまとめています。

Q1.試験時間と問題数は?

基礎能力試験の試験時間は90分です。

それに対する問題数は40問もあるので、1問あたりにかけられる時間は3分もありません。複雑な問題も含め、すべての問題をこの時間内で解ききることは、簡単なことではないですよね。

実際に、基礎能力試験で時間が足りずに問題を解ききれない人は少なくありません。

本番で時間が足りなくなってしまう理由は、試験時間の配分ミスにあるといえるでしょう。

マークシートへの記入や見直しの時間も考えると、テンポよく解答していくことが必要になってきます。普段の勉強から時間配分を意識しておくなど、十分な対策をとっておくことが必要です。

Q2.合格にはどれくらいの勉強時間が必要ですか?

今まで学力にもよりますが、合格までに必要な勉強時間は平均500~600時間となっています。

学生ならまだしも、社会人が仕事をしながらこれだけの対策をしようと思っても、なかなか時間を作ることは難しいですよね。

傾向をきちんと理解すれば、短期間でも効率よく対策できるのですが、あまりの量に圧倒され途中で諦めてしまう人は相当多いです。

スキマ時間を上手に使って対策することが重要です!

Q3.なにから勉強すればいいですか?

一般知能(数的推理や判断推理)から勉強しましょう。

なぜなら、出題数(配点)が多いからです。

また、科目ごとに出る分野・出ない分野があるので、勉強を始める前に傾向を理解することが重要。

》過去10年分の出傾向をこちらの記事で解説しています。

以上が、国家一般職(高卒程度)の基礎能力試験についてよくある質問です。

国家一般職(高卒程度) 基礎能力試験の勉強方法まとめ

僕を含め公務員試験に合格している人の多くは、何か特別なことをして合格したわけではありません。

僕らが合格するのに意識していたことは「普通」の方法です。

「そんな普通の方法だったら全員受かりますよね?」と鋭いツッコミをいれられるかもしれませんが、その「普通の方法」を知らない、または理解しようとしないから、多くの受験者が勉強に苦しんでいるのです。

独学でも国家一般職(高卒程度)に合格することは十分可能です。実際に多くの受験者は独学で勝利を勝ち取っています。

とはいえ、基礎能力試験の科目・範囲は膨大ぼうだいなので勉強するには戦略が必要です。やみくもに勉強をしても合格はできません。

やり方を間違えずに正しい道筋(出題傾向)を知り、それに沿って問題を解く。

そうすれば、科目・範囲ともに膨大な基礎能力試験の勉強は、これまでよりずっとラクに合格点を超えるようになると僕は考えます。

まずは出題傾向の確認、そこから始めていきましょう!

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この記事を書いた人

公務員試験の指導を12年間やっています。新卒で大手専門予備校に就職→公務員課で5年間勤務、在職中に公務員試験を受験するも不合格→退職→公務員試験の勉強→国立大学法人、政令市、市役所に合格→現在、某大学の職員として7年目。 2018年6月からサイトを運営中。普段はカフェで珈琲飲んでます。

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