- 面接で上手にしゃべれるかな…。
- 面接では何を聞かれるんだろう…。
- 圧迫面接があったら嫌だな…。
これまでの人生で面接を受けた経験がある人は少ないです。そのため、面接試験に不安を感じているのではないでしょうか。
とくに警察官の面接では圧迫面接があったり、試験時間が長かったりと、一般的な試験に比べるとその声が多い気がします。
そこで本記事では、警視庁警察官採用試験の面接に受かる人の特徴を紹介します。
面接試験の傾向や過去問(聞かれた質問)も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

一類、三類どちらにも共通する内容になっています!


【警視庁採用一類・三類】 面接で受かる人の特徴
結論からいうと、面接で受かる人は以下に当てはまる人です。
- 印象がいい(笑顔、元気、熱い)
- 将来性や伸びしろがある
- 警察官としての適性が感じられる
面接となれば、
なにかスゴイことを言わないといけない!
自慢できる体験がないとダメだ!
全国大会で優勝できるくらいの実績が必要!
みたいな、内容に拘わりがちですが、面接では話の内容よりも印象(雰囲気)が重要なんですよね。



僕自身、なにかに突出した能力はないですが、愛想よく振舞った結果、51倍の面接に合格できましたよ!
もしあなたが面接官だとして、とても素晴らしい内容なのに、うつむきながらボソボソ話したり、カンペ通りに棒読みしたりする受験者がいたらどう感じますか?採用したいと思います?
僕なら、その受験者が東大卒でも、留学経験や難関資格をたくさん持っていても、そんな人を採用したいとは思いません。
それよりも、誇れるような経験はしていないけど、一生懸命に嚙みながらも大きな声で明るく、自分の言葉で話している人を採用したいですよね。



僕も仕事柄、多くの採用担当者さんとお話しますが、9割の人はそう言いますよ。
なので、面接で受かりたいなら話す内容に時間をかけるのではなく、どういう振る舞い、話し方をすれば受け入れてもらえるのか考えてください。
当然、そういった部分は1人では判断できません。必ず第三者に協力してもらうことが面接で受かるポイントと言えるでしょう。
【警視庁採用一類・三類】面接試験の傾向
警視庁警察官採用試験は「警察官になる(就職する)試験」なので、筆記試験の他に面接試験も実施されています。
面接試験のねらいは筆記試験では判断できない、
に、あります。
多くの受験者は筆記試験の勉強ばかりに時間を使っていますが、最近の警視庁は人物重視です。どれだけ教養試験で高得点が取れても、面接で評価をもらえないと最終合格できません。そこを認識したうえで対策してくださいね。
まずは面接試験の傾向を紹介します。確認してください。
面接形態は個人面接
警視庁警察官の面接形態は、3人の面接官に対して受験者が一人で行う個人面接です。
個人面接は1人の受験者に対して、集中してチェックできるため、面接官は様々な観点から評価することができます。また、集団面接とは違い、受験者は自分一人だけなので緊張しやすい形式ですが、他の受験者がいないことから集中でき、自分をアピールしやすいという利点があります。
間違いのない回答を目指すことも重要ですが、あまりマニュアルに頼るのではなく、それ以上に自分らしさや警察官への熱意をアピールできるように準備していきましょう。
面接試験の時間は30分~40分
一般的な面接時間は10〜15分なので、警視庁の面接時間は少し長いといえるでしょう。
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20分くらいで終わったんだけど・・・。これって不合格フラグなんかな?
面接時間がたとえ20分程度と短かった場合でも、不合格だと決めつける必要はありません。
短すぎるから不合格とは限らず、採用側の事情で短い時間しかとれないときや、すでに結果が見えているときは、短い時間でも合格の場合があります。
限られた時間であってもしっかりと自己アピールができていれば、採用されることも十分考えられるので安心して臨みましょう。



逆に長くて落ちることもあるからね・・・。面接時間はあまり気にしなくてOK!
圧迫面接は普通にある
圧迫面接の定義は難しいですが、答えにくい質問は多いです。
考え方によっては圧迫面接と思われる質問はあります。
例えば、以下の質問。
- 君は警察官に向いていないと思うけど、どう思う?
- 交際相手の名前と職業を教えて。
- 警察官より消防官に向いていると思うよ
こういった質問をする意図は、受験者の態度やストレス耐性を見るために”わざと”仕掛けているだけです。
そうとは知らずに反論したり、怒ったりすれば一発アウトです。冷静になって対処できるように練習してください。
以上が、警視庁警察官採用試験の面接試験の傾向(特徴)です。
【警視庁採用一類・三類】面接試験の質問内容(過去問)
面接試験は、事前に提出する面接カードにそって質問されます。そのため、面接カードに書く内容はきちんと考えておくことが大事。
警視庁の面接カードは以下の記事を参考にしてください。
ここでは、過去の面接試験で具体的に聞かれた質問をまとめています。自分なりの回答を練って対策をはじめましょう!
一類(大卒)
※試験は第1回~第3回に分かれていますが、基本的に内容に違いはないです。
- 自己紹介をしてください。
- 志望動機を言ってください。
⇒なぜ警視庁を志望するのですか。
⇒警視庁のイメージを言ってください。 - 長所と短所を簡潔に言ってください。
- 趣味はありますか。
⇒どのくらいやっていますか。
⇒なぜ始めたのですか。 - 語学はどのくらいできますか。
⇒これから極めたい語学はありますか。 - 友人はどれくらいいますか。
⇒友人からどのように思われていると思いますか。
⇒親友の名前と漢字を教えてください。 - 警察官になることを誰かに相談しましたか。
⇒両親はなんと言っていますか。
⇒友人はなんと言っていますか。 - 新聞は読んでいますか。
⇒なぜ読んでいないのですか。
⇒社会的なニュースはどうやって集めていますか。 - 最近気になっているニュースはありますか。
⇒なぜそのニュースが気になるのですか。
⇒そのニュースについてどのくらい調べましたか。
なお、以下の記事でも警視庁一類の面接質問や模範回答例、面接で落ちる人の話し方などを解説しています。タメになるノウハウを集約したので活用してくださいね。
三類(高卒)
※試験は第2回~第3回に分かれていますが、基本的に内容に違いはないです。
- 昨夜はどこに宿泊しましたか。
- 志望動機を言ってください。
⇒なぜ警視庁の警察官を志望するのですか。 - 警察官になることを親はなんと言っていますか。
- 警察官の仕事内容をどれくらい知っていますか。
⇒希望部署はありますか。 - 学校では何を学んでいますか。
⇒得意教科はありますか。
⇒なぜ得意なのですか。 - 普段は読書をしますか。
⇒どんな本を読むのですか。
⇒おすすめの1冊を教えてください。 - 新聞はどのくらい読んでいますか。
⇒家で新聞は購読していないのですか。
⇒新聞は必要だと思いませんか。 - 最近、気になっているニュースはありますか。
⇒それはなぜですか。 - 部活動は何かやっていますか。
⇒部活動で苦労したことはありますか。
⇒部活動で何を学びましたか。 - 長所をエピソードつきで教えてください。
- 新しい総理大臣には誰が就任したか知っていますか。
- 警視庁に要望することはありますか。
なお、以下の記事でも警視庁三類の面接質問や模範回答例、面接で落ちる人の話し方などを解説しています。タメになるノウハウを集約したので活用してくださいね。
まとめ|警視庁警察官採用試験の面接対策は早めに始めよう!
今回、解説した内容を理解して対策すれば、面接で最低評価をもらうことはなくなりますよ!
繰り返しになりますが、面接に受かる(落ちない)には、印象面をよくすることが重要です。もちろん話す内容も大切ですが、人間が人間を評価する試験なので、発言内容で面接官の感情が動くことは草々ありません。
面接対策は筆記試験よりもやることが多く、上達するまでかなり時間が必要です。
できるだけ早めに手をつけて攻略していきましょう!
今回ご紹介させていただいたのはほんの一例ですが、ぜひ取り入れていただければ幸いです。
まずは面接の過去問を使いながら話す内容を考えてみましょう。



