【大卒程度】警視庁警察官採用試験1類の過去問と正しい活用方法

警視庁警察官採用試験一類の過去問

警視庁警察官採用試験1類の過去問活用方法を解説!

過去問を正しく使えば、試験の出題傾向を把握できます。逆にいえば、過去問の使い方次第で大きく差が出るということです。

まずは過去問を見て、出題形式やレベルの確認をしてみましょう。

採用試験の概要についてはこちらで解説

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警視庁警察官採用試験1類の過去問

警視庁警察官採用試験1類の過去問をまとめています。

出題形式やレベルの確認などに活用しましょう。

2023(令和5)年度

教養試験教養試験の問題・解答(PDF)
国語試験国語試験の問題(PDF)
論文試験これまで最も苦労した経験に触れ、そこから学んだことをどのように警察官の仕事に活かしていきたいか述べなさい。
2023年度警視庁警察官採用試験一類(第1回)の過去問

2022(令和4)年度

教養試験教養試験の問題・解答(PDF)
国語試験国語試験の問題(PDF)
論文試験これまであなたが人との関わりから学んだことについて触れ、今後それを警察官の仕事にどのように活かしていきたいか述べなさい。
2022年度警視庁警察官採用試験一類(第1回)の過去問

2021(令和3)年度

教養試験教養試験の問題・解答(PDF)
国語試験国語試験の問題(PDF)
論文試験現在、自らの成長に必要なものを理由とともに述べた上で、今後、その成長に向けてどのように努力し、警察官として自らの能力を発揮していきたいか述べなさい。
2021年度警視庁警察官採用試験一類(第1回)の過去問

2021年度より前の過去問は下記記事をご覧ください。

警視庁警察官採用試験1類 過去問の正しい活用方法

警視庁警察官採用試験1類において過去問は、試験傾向を把握し、実力を測るために欠かせないツールです。

ここでは、過去問を効果的に活用する方法を3つ紹介します。

  • 実力の確認
  • 戦略を立てる
  • 出題傾向をつかむ

実力の確認

過去問は、定期的に解き直して実力をチェックするのに役立ちます。

1ヶ月に1回程度、過去問を解き、自分の実力と合格ラインとの差を確認しましょう。また、解けなかった問題は、その都度復習して、弱点を克服することが大切です。

結果に一喜一憂しない

過去問はあくまで現時点での実力や傾向を知るためのツールです。なので、結果に一喜一憂する必要はありません。

大切なのは、合格点を取るには、何を、どれくらい勉強すればいいのかを分析すること

そこを勘違いしないように注意してください。

戦略を立てる

過去問を活用すれば、優先順位をつけて効率よく勉強できます。

簡単に言うと、どの科目を優先して勉強し、どの科目は手を抜くのかわかるってこと。

以下に科目別の問題数一覧を作成したので参考にしてください。

試験科目出題数
数的推理6
判断推理6
空間把握3
資料解釈2
現代文6
英文2
政治3
経済3
社会3
倫理1
日本史2
世界史2
地理2
国語3
英語2
物理1
化学1
生物1
地学1
警視庁警察官採用試験1類 科目別出題内訳
  • 2023(令和5)年度本試験問題より作成。
  • 上記の科目別出題数は僕自身の解釈であり、公式発表されたものではありません。

この表をみれば、どの科目を優先して勉強すればいいのか見えてきますよね。

そう、数的推理や判断推理、政治経済です。逆に物理や化学がどんなに苦手でも、時間をかけて勉強するのは時間の無駄です。

合格ラインは5割〜6割です。どの科目で点を取りに行くのか戦略を立てて勉強することが大切

出題傾向をつかむ

少しでも効率よく勉強したいなら、志望先(=警視庁)の出題傾向に沿った対策が必要です。

数年分の過去問に目をとおすことにより、科目ごとにどのような問題が頻出なのか把握できます。

たとえば日本史の出題傾向を見ると、多くの公務員試験では、江戸〜明治時代に関する問題が頻出です。しかし、ここ最近の警視庁一類では、鎌倉〜室町時代に関する出題が多くなっています。

警視庁警察官採用試験一類 日本史の出題範囲一覧
警視庁警察官採用試験一類 日本史の出題範囲一覧
  • 試験問題より作成。
  • 上記の科目別出題数は僕自身の解釈であり、公式発表されたものではありません。

このように過去問を利用し出題傾向を分析することで、試験対策をより効率的に進めることができます。

出ない分野をどれだけ勉強しても0点なので、本格的な勉強を始める前に出題傾向を把握しましょう。

より詳しい出題傾向は下記記事で解説しています。

警視庁警察官採用試験1類 過去問を制して勉強を楽にしよう!

受験者にとって必要な過去問

しかし、多くの受験者が過去問の使い方を間違っています。

過去問は勉強するものではなく、出題傾向を理解するためのツールです。勉強が一通り終わった後に使って意味はありません。

勉強を始める初期段階に過去問分析をして出題傾向を理解し、その出題範囲を参考書や問題集で覚えていくのが正しい使い方です。

過去問に限らず、目的を決めてテキストを使うのはとても大事なポイントです。何となく使って時間や労力を消費しないようにしてください。

以上、警視庁警察官採用試験1類の過去問についてでした。

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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