警視庁警察官1類の面接対策は何から?面接カードと過去の質問まとめ

警視庁警察官採用試験の面接対策

本記事で解決できるお悩み

✓警視庁警察官の面接対策は何からやればいいの?

✓警視庁警察官の面接カードの内容や書き方は?

✓警視庁警察官の面接では、どんな質問をされるの?

今回は、警視庁警察官採用試験の面接に関する情報をまとめています。

※対象は1類大卒です。3類高卒を受験する方は、以下の記事で解説しています。

本記事の内容

  • 警視庁警察官1類 面接とは?
  • 警視庁警察官1類 面接カードの内容と書き方
  • 警視庁警察官1類 面接で聞かれた質問
  • 警視庁警察官1類 面接対策4ステップ

頑張って一次試験を突破しても、二次試験(面接)に受からないことには東京都(警視庁)の警察官として働くことはできません。

これから面接に臨むにあたり、対策をしようと思うものの、「結局、何から始めればいいのかわからない」と思っている人も多いことでしょう。実際に僕も面接対策には頭を抱えましたからね……。

そこで本記事では、面接試験の傾向や面接カードの重要性から過去の質問まで解説しています。また、実際に僕がやっていた対策についても触れているので参考にしてください。

筆記や論文試験に関する情報が欲しい方は以下の記事を参照。

警視庁警察官1類 面接試験とは?

警視庁警察官採用試験は「警察官になる(就職する)試験」なので、筆記試験の他に面接試験も実施されています。

面接試験のねらいは筆記試験では判断できない、

  • 警察官や公務員としての適性をみること
  • 熱意や意欲、志望度を把握すること

に、あります。

多くの受験者は教養試験の勉強ばかりに時間を使っていますが、最近の警視庁警察官こうむいんしけんは人物重視です。

どれだけ教養試験で高得点が取れても、面接で評価をもらえないと最終合格できません。そこを認識したうえで対策してくださいね。

まずは面接試験の傾向を紹介します。確認してください。

面接形態は個人面接

警視庁の面接形態は、3人の面接官に対して受験者が一人で行う個人面接です。

個人面接は1人の受験者に対して、集中してチェックできるため、面接官は様々な観点から評価することができます。

また、集団面接とは違い、受験者は自分一人だけなので緊張しやすい形式ですが、他の受験者がいないことから集中でき、自分をアピールしやすいという利点があります。

間違いのない回答を目指すことも重要ですが、あまりマニュアルに頼るのではなく、それ以上に自分らしさや警察官への熱意をアピールできるように準備していきましょう。

面接時間は30~40分

受験者の報告によると面接時間は30~40分程度です。

一般的な面接時間は10〜15分なので、警視庁の面接時間はかなり長いといえるでしょう。

悩んでいる人
悩んでいる人

20分くらいで終わったんだけど・・・。これって不合格フラグなんかな?

面接時間がたとえ20分程度と短かった場合でも、不合格だと決めつける必要はありません。

短すぎるから不合格とは限らず、採用側の事情で短い時間しかとれないときや、すでに結果が見えているときは、短い時間でも合格の場合があります。

限られた時間であってもしっかりと自己アピールができていれば、採用されることも十分考えられるので安心して臨みましょう。

えもと
えもと

逆に長くて落ちることもあるからね・・・。面接時間はあまり気にしなくてOK!

圧迫面接は普通にある

圧迫面接の定義は難しいですが、答えにくい質問は多いです。

考え方によっては圧迫面接と思われる質問はあります。

例えば、以下の質問。

  • 君は警察官に向いていないと思うけど、どう思う?
  • 交際相手の名前と職業を教えて。
  • 警察官より消防官に向いていると思うよ

こういった質問をする意図は、受験者の態度やストレス耐性を見るために”わざと”仕掛けているだけです。

そうとは知らずに反論したり、怒ったりすれば一発アウトです。冷静になって対処できるように練習してください。

警視庁警察官1類 面接カードとは?

面接カードとは、面接試験で使用される資料のことです。

氏名や学歴などの基本情報にくわえ、志望動機や自己PRなど、面接官が「受験者はどんな人物なのか?」を見極めるための役割があります。

実際の試験では、提出する面接カードに基づいて過去の経歴や経験、志望動機や今後の抱負など幅広く聞かれているので、わかりやすくアピールできる内容を作成しなくてはいけません。

面接カードは試験日に作成・提出する

警視庁の面接カードは、二次試験当日に試験会場で作成し、そのまま提出します。

記入時間は30分しかないため、あらかじめ書く内容を準備しておきましょう。

面接カードの内容は自己PRや志望動機、違反歴など

面接カードの内容は、「面接でPRしたいこと」を中心に、職歴や過去の受験状況、併願、体調面などを記入します。

なかでも職歴や病歴などは期間を含めて明記する必要があるため、正確な年月を確認しておくことが重要です。

面接カードの内容は以下のとおり。

  • 事故・違反・停学等の処分歴
  • 学歴・表彰歴の有無と内容
  • 職歴・アルバイト経験
  • 資格
  • 自動車運転免許の有無
  • 高校・大学でのスポーツ歴
  • ボランティア活動の有無
  • 長所、自己PR
  • ゼミ・研究室の活動内容
  • 過去の受験歴
  • 趣味・特技
  • 希望する部署とその理由
  • 読書の有無と読書量、その理由
  • SNSの使用状況(アカウント名記入)
  • 家族構成

出典:2022年度警視庁警察官Ⅰ類受験者報告より作成

えもと
えもと

記入する際は資料などを持ち込むことはできないようなので、あらかじめ書けるように練習しておきましょう。

面接カードの書き方はPREP法がオススメ

面接カードを作成するときのポイントと書き方を紹介します。

自己分析(自己PRと志望動機)

まずは、自分自身はどんな人間なのか、なぜ警察官を志望するのか、といった自己分析をしましょう。

面接では、自己PRと志望動機を中心に問われるため、自己分析がきちんとできていないと面接官を納得させられないからです。

悩んでいる人
悩んでいる人

これまでの人生で自己PRできるようなことをしてきてないよ…。

このように悩んでいる方もいるかもしれませんが、必ず、自分を見つめなおせば、「好きなこと」「熱中したこと」「やりたいこと」が見えてきます。

面接カードに書く内容は、自分が経験したことや考えていることを正直に書くものです。

しかし、0から1をつくってはいけませんが、1を100にふくらますことは許されます

えもと
えもと

もし部活動をしていたなら、相談役として後輩の面倒を一番見ていたとか。音楽が好きなら、毎月2回ライブに行ってそこから交流や交友関係がおおきく広がったとか。

これはあくまで例ですが、とにかく警察官に向いている、素質がある人材だということをアピールしなきゃいけないので、自分の好きなこと・やりたいことに関する話1を100に盛って、警察官として活かせる能力を得られたというアピールを考えてみましょう。

なお、自己PR・志望動機の作り方が分からない方は以下の記事で解説しているので確認してください。

結論から書く

まず、「結論」から書き、その次に「理由もしくは具体例」を述べて、最後の一文で、再度「結論」を持ってきます。

これをPREP法といいます。

なぜこの順序なのかというと、読み手が圧倒的にわかりやすくなるからです。

超基本的な文章の書き方であり、PREP法が守られていない=面接カードの書き方さえ調べられない人物ということになりますので、大きくマイナスの印象になるので注意。

Point

PREP法とは、文章を簡潔・論理的に伝える方法のこと。

P:結論、主張(Point)

R:理由、根拠(Reason)

E:例、体験(Example)

P:結論、主張(Point)

えもと
えもと

このPREP法を守ると、とても読みやすい文章になりますよ。

第三者に見てもらう

書けたら、必ず第三者に見てもらいましょう。

なぜなら、誤字脱字や文章の意味がわかるかどうかなど、客観的な判断をしてもらえるからです。

結局のところ、「面接官がどう思うか」が重要なので、あなた自身がきちんと書けたと思っても意味がありません。

自己分析に答えはありませんが、だれが見てもわかる内容に仕上げることは可能です。面接に入る前の重要資料であることを念頭に置いて、じっくり内容を考えていきましょう。

なお、面接内容のアドバイスをしてほしい場合は、公式LINEで相談を受け付けています。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

面接カードは書き方ひとつで面接試験の内容が決定してしまうといえるほど、重要なものです。

また、面接官は試験が始まるまでの短い時間で内容を確認しなければならないため、一目でわかる内容を書かなければなりません。

そのため、丁寧で読みやすく、内容が伝わりやすい表現を心掛けて作成してください

なお、自己PRや志望動機を作る際のコツを下記記事で解説しています。併せて確認してください。

警視庁警察官1類 面接は何が質問される?

受験者が面接試験で最も気になるのは「面接で何を質問されるのか」ではないでしょうか。

面接も筆記対策と同じように過去問を把握することが重要です。

なぜなら、実際の面接で何がどのように聞かれているのかを知り、自分がどのくらい答えられるのかを知っておく必要があるからです。

何を聞かれるのかがあらかじめわかっていれば、事前に備えることができます。一方で、何を聞かれるのかが不明瞭では、準備のしようがありませんからね。

ここでは、実際に受験者から教えてもらった質問の一部を紹介します。

えもと
えもと

試験は第1回~第3回に分かれていますが、基本的に内容に違いはないですよ!

第1回で聞かれた質問

  • 自己紹介をしてください。
  • 志望動機を言ってください。 
    ⇒なぜ警視庁を志望するのですか。
    ⇒警視庁のイメージを言ってください。
  • 長所と短所を簡潔に言ってください。
  • 趣味はありますか。
    ⇒どのくらいやっていますか。
    ⇒なぜ始めたのですか。
  • 語学はどのくらいできますか。
    ⇒これから極めたい語学はありますか。
  • 友人はどれくらいいますか。
    ⇒友人からどのように思われていると思いますか。
    ⇒親友の名前と漢字を教えてください。
  • 警察官になることを誰かに相談しましたか。
    ⇒両親はなんと言っていますか。
    ⇒友人はなんと言っていますか。
  • 新聞は読んでいますか。
    ⇒なぜ読んでいないのですか。
    ⇒社会的なニュースはどうやって集めていますか。
  • 最近気になっているニュースはありますか。
    ⇒なぜそのニュースが気になるのですか。
    ⇒そのニュースについてどのくらい調べましたか。

第2回で聞かれた質問

  • 志望動機を言ってください。
    ⇒なぜ警察官を志望するのですか。
    ⇒なぜ警視庁を志望するのですか。
  • 警察官としてやりたい仕事を言ってください。
  • 警察官になることを誰かに相談しましたか。
    ⇒両親はなんと言っていますか。
  • アルバイト経験はありますか。
    ⇒初めて給料をもらったときはどう思いましたか。
    ⇒初めての給料は何に使いましたか。
  • 新聞はよんでいますか。
    ⇒どこの新聞を読んでいますか。
    ⇒今朝の見出しは何でしたか。
  • どうしても欲しい物があるときはどうしていますか。
    ⇒残り1品しかなくお金がない場合はどうしますか。
  • 大学の学費は誰が出しましたか。
  • 交際相手はいますか。
    ⇒今後は作るつもりはありますか。
  • 今までに最も頑張ったことは何ですか。
    ⇒その時の頑張りは今に活きていますか。
  • 親友と呼べる友人はいますか。
    ⇒その友人の名前の漢字をわかりやすく説明してください。
    ⇒その友人は警察官になることをどう思っていますか。
  • 最後に警視庁に要望することはありますか。

第3回で聞かれた質問

  • 今日はどこから来ましたか。
  • 迷わずに会場まで来れましたか。
  • 警視庁を志望する理由を教えてください。
  • 併願はしていますか。
    ⇒併願先の志望理由は何ですか。
    ⇒併願先にも合格したどちらに行きますか。
  • 今までに事故や違反をしたことはありますか。
    ⇒交通事項が起きる原因は何だと思いますか。
    ⇒交通事項を防ぐために警察官としてできることはありますか。
  • 自己啓発として取り組んでいることはありますか。
    ⇒なぜ自己啓発をしようと思ったのですか。
    ⇒自己啓発をして得たことはありますか。
  • 気になる時事はありますか。
    ⇒その時事についてどう思いますか。
  • 趣味はありますか。
    ⇒ほかに何かありますか。
  • 集団生活はしたことがありますか。
    ⇒寮生活で不安なことはありますか。
    ⇒集団生活で注意することはありますか。
  • 何か資格を持っていますか。
    ⇒その資格は警察官として役に立ちますか。
  • 読書はしますか。
    ⇒今のおすすめは何ですか。
    ⇒簡単に内容を教えてください。
  • 最近のニュースで気になることはありますか。
    ⇒普段はどのようにニュースをチェックしていますか。
  • 仲のいい友人の名前は何ですか。
    ⇒その友人の名前を漢字で書くとどう書くのか説明してください。
  • 警視庁への要望はありますか。

こういった質問に箇条書きでもいいので、自分の考えを書いてみてください。

質問内容を知らずに志望動機ばかり考えていても直接的な対策にはなりません。効率よく対策するためにも過去問を把握しておくことが大切です。

なお、警視庁警察官の面接試験は、回答した内容を深堀して受験者の行動特性を探る技法(コンピテンシー型面接)で行っています。

何も知らないで面接対策をしても評価にならなければ意味がないので、きちんと内容を把握して対策してください。詳しくは以下の記事で解説しています。

警視庁警察官1類 面接対策4ステップ

面接対策といってもするべきことはたくさんあるので、いつ、何をするべきか計画を立てることが大切です。

面接対策は思っている以上に時間がかかるため、まだ先のことだからと後回しにしていると十分な対策ができないまま面接を受けることになってしまいます。

ここからは、実際に僕がしていた面接対策を次の4ステップで紹介します。

後で慌てなくてもいいように、余裕を持って面接対策をはじめましょう!

  1. 面接のノウハウを勉強する
  2. 質問内容(過去問)の把握
  3. 話す内容を考える(自己PR・志望動機の作成)
  4. 模擬面接を繰り返す

ステップ①:面接のノウハウを勉強する

まずは参考書を使って、面接試験の流れやルールなどのノウハウを勉強しましょう。

おすすめの面接対策本は「公務員試験 現職採点官が教える! 合格面接術」です。現職の採点官がノウハウを解説している参考書です。

現職採点官が教える!合格面接術の特徴

特徴はマンガ形式で解説されているので、すごく読みやすく覚えやすいんですよね。

様々な質問に対して、良い回答例と悪い回答例を勉強することができます。

なかでも、悪い回答例は落ちる人の共通点ともいえるので、徹底して読み込むといいでしょう。

ステップ②:自己分析(自己PR|志望動機の作成)

続いて、自分自身はどんな人間なのか、なぜ警視庁警察官を志望するのか、といった自己分析をしましょう。

面接では、自己PRと志望動機を中心に問われるため、自己分析がきちんとできていないと面接官を納得させられないからです。

面接で落ちる人の7割以上は自己分析が甘く、ツッコミ質問に耐えられずボロがでる傾向にあります。

ですので、時間をかけて自己分析をしていくことが重要です。

自己PRや志望動機の作り方は下記記事で詳しく解説しているので、苦手な人は確認してください。

ステップ③:話す内容を考える

ステップ①、②で把握した内容をもとに、次の手順で回答を考えていきましょう

過去問をもとに思いつくだけ書き出す

過去問を一問一答形式で使い、何でもいいので、思いつくだけ回答を書き出します。

例)長所は?→明るい、元気、面倒見がいい、責任感がある。

理由を付け足して考える

STEP1で書き出した内容に、根拠(理由)を添えていきます。

例)長所は?→明るい(なぜ?)→落ち込むことがあっても表に出さないから。

具体的な経験・体験を盛り込む

STEP2で考えた理由を裏付ける経験や体験を付け足します。

例)長所は?→明るい(なぜ)→落ち込むことがあっても表に出さないから→高校の部活動で〜。

このようにアピールしたいことを深掘りしていくことで、本来の自分が見えるようになってきます。

面接官が知りたい部分でもあるので、時間をかけて考えてください。

なお、面接試験で聞かれた過去質問は上記にまとめているので確認してください。

ステップ④:模擬面接を受ける

最後は模擬面接を通して実践練習をしましょう。

考えた内容を実際に表現することは難しいからです。

また、面接では話す内容よりも表情や伝え方のような印象面が評価されやすいので、模擬面接をやらないと何もわかりません。

自分がどれだけ最高の志望動機を考えても、笑顔でハキハキ話せていると思っても、面接官(第三者)に伝わらなければ、それはただの自己満足なんですよね。

面接で落ちる人は共通して「ちゃんと喋れたのに落ちた理由がわからない…。」って言うんですけど、伝わっていないから落ちるんですよ。

とくに面接が苦手と思っている人は、1回や2回の模擬面接くらいでは何も見えてこないので、時間がある限り回数を重ねていくことをおすすめします。

えもと
えもと

僕自身、面接はものすごく苦手だったので、なんとか形になるまで練習しまくりましたよ。無料、有料問わずに15回は実践練習をしました!

警視庁警察官1類の面接対策まとめ

今回、解説した内容を理解して対策すれば、面接で最低評価をもらうことはなくなりますよ

面接は筆記試験に比べて不透明な部分が多く、努力が直結しない試験です。

そのため、対策を後回しにしてしまうと、不合格という最悪のシナリオがまっているかもしれません。

面接対策は筆記試験よりもやることが多く、上達するまでかなり時間が必要です。できるだけ早めに手をつけて攻略していきましょう!

まずは自己PRや志望動機を作り、過去問を使いながら回答を練っていきましょう!「もうちょっと自己PRや志望動機の作り方を知りたいな!」という方は、以下記事で勉強してみてくださいね!