【高卒】警視庁三類の面接対策はどうする?面接カードと過去の質問を解説

警視庁警察官三類 面接試験の攻略法を解説します。

本記事で解決できるお悩み

✓警視庁警察官三類の面接対策は何からやればいいの?

✓警視庁警察官三類の面接カードはいつ出すの?内容は?

✓警視庁警察官三類の面接は何が質問されるの?

このようなお悩みを解決します。

今回は、警視庁警察官3類採用試験の個人面接に関する内容です。

本記事の内容

  • 警視庁警察官三類の面接概要
  • 警視庁警察官三類の面接カード
  • 警視庁警察官三類の面接で聞かれた質問
  • 警視庁警察官三類の面接対策4ステップ

頑張って一次試験を突破しても、二次試験(面接)に受からないことには東京都(警視庁)の警察官として働くことはできません。

これから面接に臨むにあたり、対策をしようと思うものの、「結局、何から始めればいいのかわからない」と思っている人も多いことでしょう。実際に僕も面接対策には頭を抱えましたからね……。

そこで本記事では、面接試験の傾向や面接カードの重要性から過去の質問まで解説しています。また、実際に僕がやっていた対策についても触れているので参考にしてください。

関連記事警視庁警察官採用試験の難易度は?合格に必要な2つの条件と対策方法

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【高卒】警視庁警察官三類採用試験 面接試験の傾向

警視庁警察官採用試験は「東京都の警察官になる(就職する)試験」なので、筆記試験の他に面接試験も実施されています。

面接試験のねらいは、公務員としての適性をみることと、筆記だけでは判断することのできない受験者の熱意や意欲、志望度を把握することにあります

面接形態は個人面接

警視庁警察官三類の面接形態は、3人の面接官に対して受験者が一人で行う個人面接です。

個人面接は1人の受験者に対して、集中してチェックできるため、面接官は様々な観点から評価することができます。

面接時間は30~40分

受験者の報告によると面接時間は30~40分程度で、事前に提出する面接カードに基づいて過去の経歴や経験、志望動機や今後の抱負など、幅広く聞かれています。

試験となれば筆記対策ばかりに気をとられがちですが、最近の公務員試験は人間性がかなり重要視されているということをきちんと認識したうえで対策してください。

個人面接は自分一人だけなので緊張しやすい形式ですが、他の受験者がいないことから集中でき、自分をアピールしやすいという利点があります。

間違いのない回答を目指すことも重要ですが、あまりマニュアルに頼るのではなく、それ以上に自分らしさや特別区への想いをアピールできるように準備していきましょう。

面接(二次試験)の合格率

二次試験合格率は約30〜35%(女子の方が少し高い)となっています。

数字だけ見ると意外と合格率が高いと感じる方も多いのではないでしょうか?

とはいえ、努力しただけ合格率を上げられる筆記試験とは違い、面接試験は第三者の評価が大きく関わってくるため数値以上に難度は高いです。また、受験者たちは一次試験をパスしている、きちんと対策してきたガチ勢ばかりなので、対策不足で落ちる人は多いですよ。

少しでも合格率を上げるためには、最近の公務員試験は人物重視であることを理解して、早めに対策をはじめることが大事です。

関連記事警視庁警察官採用試験の倍率は高い?過去の推移を男女別に徹底解説

【高卒】警視庁警察官三類採用試験 面接カードの重要性

面接カードとは、面接で使用される資料のことです。氏名や学歴などの基本情報にくわえ、志望動機や自己PRなどを記入して提出します。

面接カードの役割は、採用者が「受験者はどんな人物なのか?」を見極めるための資料なので、わかりやすくアピールできる内容を作成しなくてはいけません。

面接カードの提出はいつ?

警視庁警察官三類の場合、二次試験の当日に試験会場で記入します。

出典:2021年受験者の報告より

面接は提出した面接カードをもとに行われるので、しっかり準備することが大切です。

面接カードの内容は?

  • 学歴
  • 学校所在地
  • 受験歴
  • アルバイト経歴
  • 家族構成
  • 自己啓発の方法・内容
  • 趣味、長所
  • 希望部署
  • スポーツ歴
  • 部活動歴
  • 表彰歴
  • 交通事故等の違反歴
  • SNS使用歴(アカウント記入欄あり)
  • 資格

出典:令和3年度受験者の報告より作成

えもと
えもと

自筆で書くので、読みやすく、丁寧に書くことがポイントです。

面接カードの書き方は?

面接カードを作成するときは次の4つを意識して書くことがポイントです。

Point①
アピールポイントを絞る

一つ目のポイントはアピールポイントを絞ること。

やりがちな失敗例として「やってきたことを盛り込みすぎて、内容が浅くなってしまう」というケースがあります。30分程度の試験時間ですべてを伝えることは難しく、かえって中身のない人物と思われてしまいます。

自分の魅力を十分にわかってもらえるように、様々な経験の中から「自分で行動し、結果につながったこと」をアピールできるように絞って考えてみてください。

Point②
具体的に書く

二つ目のポイントは具体的に書くこと。

面接官が内容をイメージしやすいように「5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように)」を上手く盛り込んで書けるといいでしょう。

Point③
質問されても大丈夫な内容を書く

3つ目のポイントは、質問されても大丈夫な内容を書くこと。

面接カードに書いてある内容をもとに質問されるので、深堀されても答えられるように準備しておくことが重要です。

とくに最近の面接は受験者の行動特性(コンピテンシー)に着目した質問をする傾向が強いため、書いた内容と矛盾がないように気を付けましょう。

関連記事【面接の過去問】警視庁警察官三類(高卒)で聞かれた質問内容まとめ

Point④
丁寧に、わかりやすく書く

丁寧にわかりやすく書くこともポイントの一つです。

とくに誤字・脱字は社会人としての常識を疑われることになります。また、一文が長いと内容がわかりにくくなります。文章が苦手な人は「PREP法」を使って書くことをおすすめしています。

  • P:結論、主張(Point)
  • R:理由、根拠(Reason)
  • E:例、体験(Example)
  • P:結論、主張(Point)

PREP法とは文章を簡潔・論理的に伝える型のことでストレスなく伝わりやすい文章を書くことができます。この型を意識して伝わりやすい文章を書いていきましょう。

Point⑤
添削を受ける

考えた自己PRや志望動機は必ず第三者に見せてフィードバックを受けることが重要です。

なぜなら、作文と同じで自己満足では意味がないから。あなたも手紙をもらったときに書いてある内容が意味不明だったり、何を言いたいのかわからなかったりしたらガッカリしますよね。

面接カードの役割は、採用者が「受験者はどんな人物なのか?」を見極めるための資料なので、適当に仕上げるだけでマイナス評価です。そうならないためにも添削を受けて準備してください。

なお、周りに添削してくれる人がいない場合は「ココナラ」というサービスをオススメします。詳しくは「公務員試験の論作文対策で添削が重要な理由とおすすめの添削サービスを紹介」で紹介。

面接カードは書き方ひとつで面接試験の内容が決定してしまうといえるほど、重要なものです。また、面接官は試験が始まるまでの短い時間で内容を確認しなければならないため、一目でわかる内容を書かなければなりません。

そのため、丁寧で読みやすく、内容が伝わりやすい表現を心掛けて作成してください。なお、自己PRや志望動機を作る際のコツを下記記事で解説しています。併せて確認してください。

関連記事【面接の過去問】警視庁警察官三類(高卒)で聞かれた質問内容まとめ

【高卒】警視庁警察官三類採用試験 面接は何が質問される?

面接も筆記対策と同じように過去問を把握することが重要です。

なぜなら、実際の面接で何がどのように聞かれているのかを知り、自分がどのくらい答えられるのかを知っておく必要があるからです。

また、過去問を見ておけば、よく聞かれている質問、あまり聞かれていない質問との差がわかるので、メリハリをつけて対策ができますよ。

ここでは、実際に受験者から教えてもらった質問の一部を紹介します。

詳細は次のとおり。

受験時の状況:高校3年生(18歳男性)

  • 昨夜はどこに宿泊しましたか。
  • 志望動機を言ってください。
    ⇒なぜ警視庁の警察官を志望するのですか。
  • 警察官になることを親はなんと言っていますか。
  • 警察官の仕事内容をどれくらい知っていますか。
    ⇒希望部署はありますか。
  • 学校では何を学んでいますか。
    ⇒得意教科はありますか。
    ⇒なぜ得意なのですか。
  • 普段は読書をしますか。
    ⇒どんな本を読むのですか。
    ⇒おすすめの1冊を教えてください。
  • 新聞はどのくらい読んでいますか。
    ⇒家で新聞は購読していないのですか。
    ⇒新聞は必要だと思いませんか。
  • 最近、気になっているニュースはありますか。
    ⇒それはなぜですか。
  • 部活動は何かやっていますか。
    ⇒部活動で苦労したことはありますか。
    ⇒部活動で何を学びましたか。
  • 長所をエピソードつきで教えてください。
  • 新しい総理大臣には誰が就任したか知っていますか。
  • 警視庁に要望することはありますか。

受験時の状況:社会人(26歳男性)

  • 今日はどうやって来ましたか。
  • 東京までどうやって来ましたか。
  • 警視庁を志望する理由は何ですか。
    ⇒地元の警察官ではダメなのですか。
  • 警視庁でやりたい仕事は何ですか。
    ⇒ほかにやりたいことはありませんか。
    ⇒希望する部署にいけないかもしれませんが大丈夫ですか。
  • 最近、気になっているニュースはありますか。
  • 歴代の総理大臣を5人言ってください。
    ⇒今の首相は誰か知っていますか。
  • 運転免許は持っていますか。
    ⇒今後、取得するつもりはありますか。
  • 集団生活の経験はありますか。
    ⇒集団生活がつらくなる時はありませんか。
  • 仕事をしていてつらかったことはありませんか。
    ⇒どうやって克服しましたか。
    ⇒仕事で学んだことを警察官として活かせますか。
  • 一人暮らしは大丈夫ですか。
  • 短所はありますか。
    ⇒克服していますか。
  • 特技はありますか。
    ⇒なぜそれが特技なのですか。
    ⇒特技があってよかったことはありますか。
  • 自己啓発は何か取り組んでいますか。
    ⇒自己啓発をする意味はなんですか。
  • 併願状況を教えてください。
    ⇒試験に落ちたらどうしますか。

受験時の状況:高校3年生(17歳女性)

  • 緊張していますか。
  • お昼は何か食べましたか。
  • 警視庁を志望する理由を教えてください。
    ⇒警察官を目指したきっかけはありますか。
  • 警察官になることを親は何か言っていますか。
  • 併願はしていますか。
    ⇒警視庁と県警に合格したらどうしますか。
  • 尊敬できる人はいますか。
    ⇒その人の名前の漢字はどうやって書くか説明してください。
  • 部活動は何かやっていますか。
    ⇒部活動で大変だったことはありましたか。
    ⇒どうやって乗り越えましたか。
  • 長所と短所を教えてください。
    ⇒短所が原因で失敗したことはありますか。
  • 普段の情報収集は何を使って行っていますか。
    ⇒新聞は読んだことありますか。
    ⇒新聞のイメージを教えてください。
  • 日本国内の話題で気になることはありますか。
  • 試験対策はどうやってしていましたか。
    ⇒予備校に通った理由は何ですか。
    ⇒予備校ではどんな勉強をしましたか。
  • 警視庁に要望や意見はありますか。

質問内容は高校生活の話から仕事の話まで幅広いです。自己分析を深堀して話すネタを考えておきましょう。

また、最近の面接では回答した内容を深堀して、受験者の行動特性を探る技法で行っています(コンピテンシー型面接)。具体的な問われ方(技法)や他にも過去に聞かれた質問を下記記事でまとめているので、参考にしてください。

関連記事【面接の過去問】警視庁警察官三類(高卒)で聞かれた質問内容まとめ

【高卒】警視庁警察官三類採用試験 面接対策4ステップ

面接対策といってもするべきことはたくさんあるので、いつ、何をするべきか計画を立てることが大切です。

面接対策は思っている以上に時間がかかるため、まだ先のことだからと後回しにしていると十分な対策ができないまま面接を受けることになってしまいます。後で慌てなくてもいいように、余裕を持って面接対策をはじめましょう!

ここからは、実際に僕がしていた面接対策を次の4ステップで紹介します。

  1. 面接のノウハウを勉強する
  2. 質問内容(過去問)の把握
  3. 話す内容を考える(自己PR・志望動機の作成)
  4. 模擬面接を繰り返す

ステップ①:面接のノウハウを勉強する

まずは参考書を使って、面接試験の流れやルールなどのノウハウを勉強しましょう。

おすすめの面接対策本は「公務員試験 現職採点官が教える! 合格面接術」です。現職の採点官がノウハウを解説している参考書です。

現職採点官が教える!合格面接術の特徴

特徴はマンガ形式で解説されているので、すごく読みやすく覚えやすいんですよね。様々な質問に対して、良い回答例と悪い回答例を勉強することができます。

なかでも、悪い回答例は落ちる人の共通点ともいえるので、徹底して読み込むといいでしょう。

ステップ②:質問内容(過去問)の把握

続いて、面接の過去問を把握しましょう。

なぜなら、実際の面接で何がどのように聞かれているのかを知り、自分がどのくらい答えられるのかを知っておく必要があるからです。

また、過去問を見ておけば、よく聞かれている質問、あまり聞かれていない質問との差がわかるので、メリハリをつけて対策ができますよ。

実際に特別区三類受験者から教えてもらったリアルな情報を下記記事で公開しています。併せて確認してください。

関連記事【面接の過去問】警視庁警察官三類(高卒)で聞かれた質問内容まとめ

ステップ③:話す内容を考える

ステップ①、②で把握した内容をもとに、次の手順で自己PRや志望動機を考えていきました

過去問をもとに思いつくだけ書き出す

過去問を一問一答形式で使い、何でもいいので、思いつくだけ回答を書き出します。

例)長所は?→明るい、元気、面倒見がいい、責任感がある。

理由を付け足して考える

STEP1で書き出した内容に、根拠(理由)を添えていきます。

例)長所は?→明るい(なぜ?)→落ち込むことがあっても表に出さないから。

具体的な経験・体験を盛り込む

STEP2で考えた理由を裏付ける経験や体験を付け足します。

例)長所は?→明るい(なぜ)→落ち込むことがあっても表に出さないから→高校の部活動で〜。

このようにアピールしたいことを深掘りしていくことで、本来の自分が見えるようになってきます。面接官が知りたい部分でもあるので、時間をかけて考えてください。

自己PRや志望動機の特徴や作り方が分からないって人は、下記記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

関連記事【面接の過去問】警視庁警察官三類(高卒)で聞かれた質問内容まとめ

ステップ④:模擬面接を受ける

最後は模擬面接を通して実践練習をしましょう。

考えた内容を実際に表現することは難しいからです。

また、面接では話す内容よりも表情や伝え方のような印象面が評価されやすいので、模擬面接をやらないと何もわかりません。

自分がどれだけ最高の志望動機を考えても、笑顔でハキハキ話せていると思っても、面接官(第三者)に伝わらなければ、それはただの自己満足なんですよね。

面接で落ちる人は共通して「ちゃんと喋れたのに落ちた理由がわからない…。」って言うんですけど、伝わっていないから落ちるんですよ。

とくに面接が苦手と思っている人は、1回や2回の模擬面接くらいでは何も見えてこないので、時間がある限り回数を重ねていくことをおすすめします。

えもと
えもと

僕自身、面接はものすごく苦手だったので、なんとか形になるまで練習しまくりましたよ。無料、有料問わずに15回は実践練習をしました!

【高卒】警視庁警察官三類採用試験 面接対策まとめ

本記事は警視庁警察官三類の面接試験でよく聞かれる質問と対策法を解説していました。

面接は筆記試験に比べて不透明な部分が多く、努力が直結しない試験です。そのためやり方がわからずに対策不足で落ちてしまう原因になります。

面接対策は筆記試験よりもやることが多く、かなり時間が必要です。できるだけ早めに手をつけて攻略していきましょう!

関連記事【面接の過去問】警視庁警察官三類(高卒)で聞かれた質問内容まとめ