【地域別】刑務官採用試験の倍率はどれくらい?一次と二次の倍率も紹介

刑務官採用試験の倍率

刑務官採用試験の倍率は低いって聞くけど本当ですか?どれくらいの倍率なのか知りたいです。
結論、公務員試験の中では低い方。最新(2021年実施)の結果は2.6倍ほど。

最近は刑務官を目指す方の相談をよく受けていますが「倍率を気にしている」人はやっぱり多いですね。結果的に倍率が高かろうが、低かろうがやることは同じなんですけど、僕も倍率が高いとか低いとかで一喜一憂したので気持ちはすごくわかります。

そこで今回は刑務官採用試験の倍率をまとめました!地域ごとの結果はもちろん、一次試験や二次試験の倍率についても触れているので、本気で刑務官になりたい人は必読です!

えもと
えもと

試験内容などをまとめたオススメの対策記事も紹介しているので、今日から合格に向けて対策を始めていきましょう!

>>過去の出題傾向をまとめた攻略noteはこちら

過去の傾向が丸わかり!

【前提知識】刑務官採用試験は地域ごとに募集する

刑務官採用試験は全国を九つの地域にわけて実施され、採用後は受験した地域内に属する自治体へ配属されます。

北海道北海道
東北青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県
関東甲信越静茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 山梨県 新潟県 長野県 静岡県
東海北陸岐阜県 愛知県 三重県 富山県 石川県 福井県
近畿滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県
中国鳥取県 島根県 広島県 岡山県 山口県
四国徳島県 香川県 愛媛県 高知県
九州福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県
沖縄沖縄県
(沖縄はA区分男性のみの採用)

地域規模によって採用者数も大きく異なってくるため、志望地域の現状をしっかり把握しておくことが大切です。

【地域別】採用者数の推移

過去の採用者数(予定)の推移をまとめています。参考にしてください。

2018年度

刑務官採用試験 採用予定数を確認する(PDF)

2019年度

刑務官採用試験 採用予定数を確認する(PDF)

2020年度

刑務官採用試験 採用予定数を確認する(PDF)

2021年度

刑務官採用試験 採用予定数を確認する(PDF)

えもと
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倍率も地域によって異なるため、何としてでも合格したい人は倍率が低い地域を狙って受験することをオススメします。

【地域別】刑務官採用試験の倍率推移を解説

法務省(人事院)は2022年1月20日、2021年度刑務官採用試験の最終倍率は2.6倍だったと発表しました。

  • 志望者数:4,532人(前年度比703人減)
  • 受験者数:2,620人(同442人減)
  • 合格者数:1,019人(同50人減)

これは過去5年間で最も低い結果となっています。

受験者合格者倍率
20173,0519923.1
20185,0271,0095.0
20199,1441,2107.6
20203,0621,0692.9
20212,6201,0192.6
(社会人枠、武道枠含む全体の結果)

とはいえ、地域によっては10倍を超える場合もあるので、きちんと傾向を把握して対策することが重要です。過去の実施結果は以下のとおり。

2017年度(平成29年度)の倍率

区分・地域受験者合格者倍率
刑務A北海道97482.0
東北148582.6
関東甲信越6051763.4
東海北陸142483.0
近畿316664.8
中国120492.4
四国89293.1
九州332665.0
沖縄120913.3
刑務B北海道26181.4
東北37201.9
関東甲信越169602.8
東海北陸21141.5
近畿59311.9
中国39311.3
四国16101.6
九州69144.9
刑務A
社会人
北海道2464.0
東北2273.1
関東甲信越86223.9
東海北陸1644.0
近畿5195.7
中国1452.8
四国1234.0
九州3975.6
刑務B
社会人
北海道422.0
東北331.0
関東甲信越818.0
東海北陸441.0
近畿616.0
中国212.0
四国30
九州221.0
刑務A
武道
北海道14101.4
東北29112.6
関東甲信越78491.6
東海北陸44114.0
近畿31132.4
中国27112.5
四国1061.7
九州55192.9
沖縄321.5
刑務B
武道
北海道313.0
東北111.0
関東甲信越17121.4
東海北陸541.3
近畿1262.0
中国551.0
四国321.5
九州1352.6

2018年度(平成30年度)の倍率

区分・地域※受験者合格者倍率
刑務A北海道183632.9
東北170473.6
関東甲信越9302433.8
東海北陸207573.6
近畿450656.9
中国179493.7
四国101293.5
九州5203913.3
沖縄3941821.9
刑務B北海道85243.5
東北47162.9
関東甲信越327615.4
東海北陸64232.8
近畿136324.3
中国67183.7
四国3666.0
九州267929.7
刑務A
社会人
北海道3374.7
東北3265.3
関東甲信越144265.5
東海北陸2354.6
近畿71611.8
中国2564.2
四国1452.8
九州52413.0
刑務B
社会人
北海道20
東北50
関東甲信越1829.0
東海北陸221.0
近畿120
中国623.0
四国20
九州522.5
刑務A
武道
北海道2173.0
東北39103.9
関東甲信越110432.6
東海北陸33103.3
近畿3694.0
中国36113.3
四国19101.9
九州51105.1
沖縄824.0
刑務B
武道
北海道531.7
東北331.0
関東甲信越27132.1
東海北陸522.5
近畿1033.3
中国414.0
四国40
九州70
※受験者数は未判明のため、志望者数で算出

2019年度(令和元年度)の倍率

区分・地域受験者合格者倍率
刑務A北海道300339.1
東北5304412.0
関東甲信越2,19615813.9
東海北陸365695.3
近畿756789.7
中国436469.5
四国137314.4
九州1,1571338.7
沖縄332566.4
刑務B北海道131304.4
東北204248.5
関東甲信越756908.4
東海北陸165325.2
近畿206802.6
中国169364.7
四国4785.9
九州5275010.5
刑務A
社会人
北海道1644.0
東北2063.3
関東甲信越89263.4
東海北陸2054.0
近畿41113.7
中国21102.1
四国818.0
九州3093.3
刑務B
社会人
北海道30
東北20
関東甲信越1161.8
東海北陸20
近畿515.0
中国0 
四国0
九州414.0
刑務A
武道
北海道2092.2
東北2382.9
関東甲信越138582.4
東海北陸40192.1
近畿44162.8
中国42162.6
四国1443.5
九州59163.7
沖縄723.5
刑務B
武道
北海道531.7
東北422.0
関東甲信越29142.1
東海北陸1271.7
近畿942.3
中国321.5
四国111.0
九州824.0

2020年度(令和2年度)の倍率

区分・地域受験者合格者倍率
刑務A北海道156682.3
東北114412.8
関東甲信越567836.8
東海北陸119651.8
近畿291833.5
中国67312.2
四国80372.2
九州343844.1
沖縄134267.0
刑務B北海道74322.3
東北44301.5
関東甲信越185762.4
東海北陸48212.3
近畿93462.0
中国36182.0
四国1562.5
九州115472.4
刑務A
社会人
北海道1252.4
東北1271.7
関東甲信越72302.4
東海北陸1892.0
近畿36132.8
中国1472.0
四国1252.4
九州30152.0
刑務B
社会人
北海道212.0
東北111.0
関東甲信越942.3
東海北陸212.0
近畿313.0
中国20
四国00
九州212.0
刑務A
武道
北海道32152.1
東北26122.2
関東甲信越92511.8
東海北陸21151.4
近畿31181.7
中国29151.9
四国1782.1
九州33201.7
沖縄1025.0
刑務B
武道
北海道661.0
東北632.0
関東甲信越21141.5
東海北陸212.0
近畿971.3
中国741.8
四国221.0
九州1061.7

2021年度(令和3年度)の倍率

区分・地域受験者合格者倍率
刑務A北海道60292.1
東北65381.7
関東甲信越4081004.1
東海北陸140682.1
近畿323953.4
中国76362.1
四国84352.4
九州280843.3
沖縄81204.1
刑務B北海道28151.9
東北17121.4
関東甲信越147732.0
東海北陸30181.7
近畿107492.2
中国35261.3
四国25131.9
九州95234.1
刑務A
社会人
北海道1033.3
東北933.0
関東甲信越68233.0
東海北陸1653.2
近畿31103.1
中国20102.0
四国1535.0
九州2163.5
刑務B
社会人
北海道00
東北00
関東甲信越824.0
東海北陸616.0
近畿515.0
中国10
四国321.5
九州431.3
刑務A
武道
北海道14101.4
東北24102.4
関東甲信越105671.6
東海北陸40221.8
近畿35221.6
中国30161.9
四国1782.1
九州63183.5
沖縄522.5
刑務B
武道
北海道861.3
東北515.0
関東甲信越22112.0
東海北陸321.5
近畿1181.4
中国431.3
四国321.5
九州1352.6
えもと
えもと

倍率は地域によって違うけど、試験内容や問題はまったく同じ!なので、やるべきことは全員一緒です。詳しくは「【初心者向け】刑務官採用試験の内容は?科目と独学で受かる勉強法を解説」をチェック!

刑務官採用試験の倍率を一次・二次ごとに解説!

試験ごとの倍率を知ることで、効率よく受験戦略を立てることができます。

ここでは、刑務官採用試験の倍率を一次試験と二次試験ごとにまとめています。

一次試験の倍率

正直、一次試験の倍率はあまり参考にする必要はありません。

なぜなら、まったく勉強していない(とりあえず受けてみるかみたいな)人も含んだ数値だからです。なので、しっかり傾向を把握して勉強すれば必要以上に恐れなくて大丈夫!問題を解けるか、解けないかの2択しかないので、勉強すればするほど合格に近づけますよ。

詳細は以下のとおり。
※2021年(令和3年度)のデータを掲載

区分・地域受験者合格者倍率
刑務A北海道60551.1
東北65581.1
関東甲信越4082281.8
東海北陸1401281.1
近畿3232201.5
中国76671.1
四国84721.2
九州2802081.3
沖縄81352.3
刑務B北海道28261.1
東北17171.0
関東甲信越1471371.1
東海北陸30271.1
近畿107991.1
中国35341.0
四国25241.0
九州95691.4
刑務A
社会人
北海道10101.0
東北971.3
関東甲信越68601.1
東海北陸16131.2
近畿31261.2
中国20191.1
四国15131.2
九州21171.2
刑務B
社会人
北海道00
東北00
関東甲信越861.3
東海北陸651.2
近畿551.0
中国10
四国331.0
九州441.0
刑務A
武道
北海道14131.1
東北24131.8
関東甲信越105771.4
東海北陸40291.4
近畿35251.4
中国30201.5
四国17121.4
九州63213.0
沖縄541.3
刑務B
武道
北海道861.3
東北515.0
関東甲信越22131.7
東海北陸321.5
近畿1181.4
中国431.3
四国321.5
九州1362.2
column①:一次試験の内容は?
  • 基礎能力試験、作文試験、実技(武道のみ)
  • 配点は基礎能力試験(4/7)、作文(1/7)、実技(加点)
  • 合格者は基礎能力試験の点数で決定する

関連記事【初心者向け】刑務官採用試験の内容は?科目と独学で受かる勉強法を解説

二次試験の倍率

逆に、二次試験(面接)の倍率は気にしなくてはいけません。なぜなら、本気で目指している受験者どうしでの勝負になるからです。

要は二次試験の倍率が3倍なら、真剣に刑務官を目指して対策してきた人でも3人に1人しか合格できないってことです。また「高卒・大卒で刑務官になるのは難しい?採用試験の難易度と対策のコツ」でもまとめていますが、面接でC評価以上を取れないと合格者候補に選ばれません。

どれだけ筆記対策を頑張ったとしても、二次試験(面接)の結果が悪ければ簡単に落とされてしまうことは理解しておきましょう。

詳細は以下のとおり。

区分・地域受験者合格者倍率
刑務A北海道41291.4
東北48381.3
関東甲信越1741001.7
東海北陸99681.5
近畿173951.8
中国55361.5
四国62351.8
九州161841.9
沖縄24201.2
刑務B北海道22151.5
東北12121.0
関東甲信越110731.5
東海北陸20181.1
近畿71491.4
中国31261.2
四国21131.6
九州47232.0
刑務A
社会人
北海道832.7
東北531.7
関東甲信越51232.2
東海北陸1352.6
近畿22102.2
中国16101.6
四国1133.7
九州1362.2
刑務B
社会人
北海道00
東北00
関東甲信越522.5
東海北陸313.0
近畿515.0
中国00
四国321.5
九州431.3
刑務A
武道
北海道13101.3
東北13101.3
関東甲信越74671.1
東海北陸26221.2
近畿25221.1
中国19161.2
四国1281.5
九州20181.1
沖縄321.5
刑務B
武道
北海道661.0
東北111.0
関東甲信越11111.0
東海北陸221.0
近畿881.0
中国331.0
四国221.0
九州651.2
column②:二次試験の内容は?
  • 個人面接、体力検査、身体測定・検査
  • 配点比率は個人面接(2/7)、体力・身体検査(可否のみ)
  • 合格者の決定は作文・体力・身体で合格し、面接でA~C評価以上をとった人を対象に一次試験の結果を総合して決定する

関連記事刑務官の面接対策はいつから?過去の質問から面接カードの書き方まで解説!

刑務官採用試験の倍率は参考程度にやることをやる!

本記事は刑務官採用試験の倍率を紹介していました。

刑務官は国家公務員のなかでは、かなり倍率は低いです。とはいえ、合格するためにやるべきことは変わりません。

倍率に一喜一憂いっきいちゆうせず、少しでも合格に近づくように対策をはじめましょう!

CHECK刑務官採用試験に効率よく受かるための完全ロードマップ