【海上保安学校・大学校の面接対策】過去の質問例と面接カードの書き方

海上保安学校・大学校学生採用試験の面接対策
この記事では…

海上保安学校・大学校学生採用試験の”個別面接”について解説!

個別面接とはどんな試験か?試験時間や合格基準は?

面接カードはどうやって書くのか?どんな質問がなされるのか?…などなど

これから面接対策を始めようと考えている初心者向けにくわしく解説します!

頑張って一次試験を突破しても、二次試験(面接)に受からないことには海上保安学校・大学校に入学することはできません。

これから面接に臨むにあたり、対策をしようと思うものの、「結局、何から始めればいいのかわからない」と思っている人も多いことでしょう。実際に僕も面接対策には頭を抱えましたからね……。

そこで本記事では、面接試験の傾向や面接カードの重要性、過去の質問まで解説しています。

本記事を参考にして、面接で落ちないように準備をはじめましょう!

タップできる目次

海上保安学校・大学校 面接試験の傾向

海上保安学校・大学校学生採用試験は「海上保安官になるための(就職する)試験」なので、筆記試験の他に面接試験も実施されています。

まずは面接試験の傾向を紹介します。確認してください。

海上保安学校・大学校の面接形態は個人面接

海上保安学校・大学校の面接形態は、3人の面接官に対して受験者が一人で行う個人面接です。

個人面接は1人の受験者に対して、集中してチェックできるため、面接官は様々な観点から評価することができます。また、集団面接とは違い、受験者は自分一人だけなので緊張しやすい形式ですが、他の受験者がいないことから集中でき、自分をアピールしやすいという利点があります。

間違いのない回答を目指すことも重要ですが、あまりマニュアルに頼るのではなく、それ以上に自分らしさや海上保安官への熱意をアピールできるように準備していきましょう。

海上保安学校・大学校の面接時間は25~30分

受験者の報告によると面接時間は25~30分程度です。

一般的な面接時間は10〜15分なので、海上保安学校・大学校の面接時間は少し長いといえるでしょう。

悩んでいる人

20分くらいで終わったんだけど・・・。これって不合格フラグなんかな?

面接時間がたとえ20分程度と短かった場合でも、不合格だと決めつける必要はありません。

短すぎるから不合格とは限らず、採用側の事情で短い時間しかとれないときや、すでに結果が見えているときは、短い時間でも合格の場合があります。

限られた時間であってもしっかりと自己アピールができていれば、採用されることも十分考えられるので安心して臨みましょう。

えもと

逆に長くて落ちることもあるからね・・・。面接時間はあまり気にしなくてOK!

海上保安学校・大学校の面接評価はC以上が必要

海上保安学校・大学校学生採用試験の個人面接は、以下の評価基準(着眼点)に沿って判定されます。

項目着眼点
積極性・自ら課題解決に当たれるか。
・必要な自己主張ができるか。
・やる気を持って、物事に取り込めるか。
堅実生・真面目で、中途半端なところはないか。
・粘り強く物事を進めることができるか。
・組織の一員として自覚を持って行動できるか。
判断力・物事を的確に判断できる。
・集中して物事に取り組める。
・冷静に状況を判断できる。
表現力・質問に対する応答は的確か,的外れなところはないか
・話している内容に一貫性があるか,矛盾しているところはないか
・話し方がわかりやすく簡潔か,要領を得ないところはないか
態度・まじめに応答しているか,質問をはぐらかすところはないか
・動作はきちんとしているか,だらしのないところはないか
・落ち着いており安定感があるか,動揺しやすいところはないか
出典元:人物試験実施基準より作成(人事院)

3人の面接官それぞれが項目ごとにa~eの5段階で評価を行い、最終的にA~Eの総合判定をつけます。

D以下は足切り(即不合格)

なお、面接試験の評価がD、E評価は足切りとなり即不合格なので注意しましょう。

どんなに基礎能力試験の点数が高くても、体力検査が満点でも落ちてしまいます。

逆に基礎能力試験の点数が低くても、面接の評価次第で逆転も可能ということなので早めに準備をはじめてくださいね。

海上保安学校・大学校学生採用試験 面接カードの内容と書き方

氏名や学歴などの基本情報にくわえ、志望動機や自己PRなど、面接官が「受験者はどんな人物なのか?」を見極めるための役割があります。

実際の試験では、提出する面接カードに基づいて過去の経歴や経験、志望動機や今後の抱負など幅広く聞かれているので、わかりやすくアピールできる内容を作成しなくてはいけません。

海上保安学校・大学校 面接カードのダウンロードと提出日

海上保安学校・大学校学生採用試験の面接カードは、一次試験の合格発表日に人事院のHPからダウンロードします。

そして提出は二次試験(面接)の日なので、忘れないように、汚れないように持っていきましょう。

海上保安学校・大学校 面接カードの内容

(2022年度)海上保安学校の面接カード_page-0001
えもと

内容は毎年おなじです。合格発表後から面接まで10日くらいしかありません。面接の練習は面接カードがないとできないので、はやめに考えておくことが重要です。

海上保安学校・大学校 面接カードの書き方

面接カードを作成するときのポイントと書き方を紹介します。

①自己分析

まずは、自分自身はどんな人間なのか、なぜ海上保安官(海上保安学校・大学校)を志望するのか、といった自己分析をしましょう。

面接では、自己PRと志望動機を中心に問われるため、自己分析がきちんとできていないと面接官を納得させられないからです。

悩んでいる人

これまでの人生で自己PRできるようなことをしてきてないよ…。

このように悩んでいる方もいるかもしれませんが、必ず、自分を見つめなおせば、「好きなこと」「熱中したこと」「やりたいこと」が見えてきます。

面接カードに書く内容は、自分が経験したことや考えていることを正直に書くものです。しかし、0から1をつくってはいけませんが、1を100にふくらますことは許されます。

もし部活動をしていたなら、相談役として後輩の面倒を一番見ていたとか。音楽が好きなら、毎月2回ライブに行ってそこから交流や交友関係がおおきく広がったとか。

これはあくまで例ですが、とにかく海上保安官に向いている、素質がある人材だということをアピールしなきゃいけないので、自分の好きなこと・やりたいことに関する話1を100に盛って、海上保安官として活かせる能力を得られたというアピールを考えてみましょう。

えもと

僕自身、大学サークルは2年間しかやっていませんでしたが、4年間全うしたことにしましたよ…(苦笑)

②結論から書く

これ、とても重要です。

面接カードだけでなく、論作文でも、面接試験でも、これからの社会人生活でも…

「結論」と「根拠」を分かりやすく明確に伝えるようにしましょう。

もっとも大切なのは『結論』なので、それが面接官に伝わらないとまったく意味がないですよね。また、その根拠をシンプルに説明できないと納得してもらえません。

えもと

回りくどい説明や、結論がどこに書いてあるか分からない面接カードは、ただただ迷惑でしかない!

だから結論を先に書く!

その根拠(の要約)も最初に説明しておく!

この2点を厳守するだけで、あなたの自己PRや志望動機は格段にレベルアップしますよ。

③抽象的な表現を多用しない

少しでも面接官に伝わる自己PRや志望動機を書きたいのであれば、抽象的な表現を使わずに文章を書きましょう。

たとえば「社交性」とか「協調性」などです。そもそも社交性、協調性とは?ってなりますし、だいたい使い方を間違っているケースがほとんとです。

抽象的な表現を使うときは、かならず簡単な〝例″を添えるなどしてわかりやすくするように心がけてください。

えもと

読みにくい文章の人って、やたら抽象的な表現を使いたがるんですよね…。

なので、文章を書くときには「小学生程度の子どもでもわかるように書く」ことを意識してみるといいでしょう。

小難しい文章を書くよりも、シンプルでわかりやすい文章のほうが面接官からしても評価は高いのです。

④一文を長くしない

自己PRや志望動機がわかりにくい人は、一文が長い(無駄な表現が多い)です。

たとえば、次の文章を見比べてみると…

文章A

私が海上保安官を志望した理由は、海上の安全を守りたいと思ったことや昔から海上保安官に憧れていたこと、そしてこれまでの人生経験を存分に活かせると思ったからです。

文章B

私が海上保安官を志望した理由は、海上の安全を守りたいと思ったからです。また、昔から海上保安官に憧れがあり、これまでの人生経験を存分に活かせると思ったからです。

内容は同じですが、文章Bの方が読みやすいですよね。

一文が長くなると途端に読みにくくなりますし、主述の関係もわかりにくく理解が難しくなります。また、ギッシリと一文を詰め込みすぎるのも読みにくくなる原因なので、余白を上手く使ってみてください。

えもと

接続詞「~ので」、「~だが」を使いすぎると長くなりやすいので注意!

⑤装飾をうまく活用する

基本的に面接官は短時間でササっと内容を確認しますし、1日に何十人もの面接カードに目を通すのでたくさんの文章なんて読みたくない!と思っていることを前提に書く必要があります。

実際、面接官はあなたが思っているほどには内容を読みこんでくれません。

だいたいの場合は冒頭や結末、強調箇所だけをひろって流し読みするだけです。

これは実際に面接官役をやってみるとわかりますが、短時間で一言一句を読むことはできませんし、頭に入ってきません。

となれば、少しでも伝わるように書き方を工夫する必要がありますよね。

さっき説明したように結論を先に書いたり抽象的な表現を避けたり一文を短くしたり…という工夫もそのためです。

そのほかにも重要な部分を太字にしたり、『』【】で目立たせたり…という文字修飾も、面接官に少しでも内容を伝えるようにするために大切なのですね。

えもと

とはいえ、やりすぎは厳禁です!ゴチャゴチャしてよけいに読みにくくなるので…。

海上保安学校・大学校 面接試験の過去問(質問内容)

ここでは、過去の海上保安学校・大学校学生採用試験(面接試験)で聞かれた質問をまとめています。

自分なりの回答を練って対策をはじめましょう!

えもと

その辺に落ちているような出典(出どころ)が不明なものではなく、僕自身のツイッター公式LINEで募集し提供してもらったリアルな情報を集約しています!

海上保安学校(特別) 面接試験の過去問(質問)

  • 自己PRをしてください。
  • 今までに挑戦したことを1つ教えてください。
  • 好きな学科は何ですか。
  • 高校では、何か委員会に所属していましたか。
  • 部活動は何をやっていましたか。
  • 志望動機をいってください。
  • 第一希望のコースとその選んだ理由を言ってください。
  • 志望する管区とその理由を教えてください。
  • 管区とコースではどちらを優先しますか。
  • 試験に不合格だったらどうしますか。
  • 海上保安官の具体的な仕事内容を知っていますか。
  • どのような仕事がしたいですか。
  • 海上保安官のイメージを言ってください。
  • 海上保安学校は厳しいですが、大丈夫ですか。
  • 第十管区はどこにあるか知っていますか。
  • 緊張していますか。
  • 就職での面接は初めてですか。
  • 合格通知に同封していた手引きはしっかり読みましたか。
  • 海上保安庁のニュースで知っていることはありますか。
  • 最近の関心事を教えてください。
  • 最近気になるニュースとそれに対する意見を教えてください。

》この他にも海上保安学校学生採用試験(特別)の質問内容や回答例を以下の記事でも集約しているので参考にしてください。

海上保安学校(9月試験) 面接試験の過去問(質問)

  • 志望動機を教えてください。
    →なぜ船舶コースを志望したのですか。
  • 高校を卒業してから何をしていますか。
    →大学へ進学しなかった理由は何ですか。
  • 希望管区は決まっていますか。
    →その理由はなぜですか。
    →希望する管区に行けない場合はどうしますか。
  • 今までの人生で一番印象に残っている経験はなんですか。
  • 高校生活で一番の思い出は何ですか。
    →そのときの出来事から何を学びましたか。
  • 趣味はありますか。
    →いつからやっていますか。
  • 今後勉強してみたいことはありますか。
    →なぜ英語を勉強したいと思ったのですか。
    →英語を活かしてどんな仕事をしたいですか。
  • 採用されたら希望する管区はありますか。
    →第二希望、第三希望はどこですか。
  • 志望動機をいってください。
    →もう一度、自分の言葉で志望動機を言ってください。
  • 海上保安庁の仕事はいつ知りましたか。
    →興味をもったのも同じ時期ですか。
    →どうやって調べましたか。
    →いつから海上保安庁を目指していますか。
  • 学生生活で印象に残っている出来事を教えてください。
  • 最近関心のある出来事はありますか。
    →なぜそれに関心をもったのですか。
    →ほかにありますか。
  • 海上保安庁のYoutubeを見たことはありますか。
    →見てどう思いましたか。
    →印象に残っている映像はありますか。
  • 趣味と特技を教えてください。
    →趣味をやっていて苦痛に感じたことはありますか。
  • 長所は何ですか。
    →もう少し具体的に教えてください。
  • 今までの成功した経験は何がありますか。
    →反対に失敗したことは何ですか。
  • 最後に何か言いたいことはありますか

試験は各区分に分かれていますが、基本的にどの区分でも聞かれる内容に違いはないです。

》この他にも海上保安学校学生採用試験(9月試験)の質問内容や回答例を以下の記事でも集約しているので参考にしてください。

海上保安大学校 面接試験の過去問(質問)

  • 海上保安大学校を目指そうとしたきっかけは何ですか
  • 海上保安大学校を志望する理由を教えてください。
  • 警察官や自衛隊ではなく海上保安官に向いていると考えた理由は何ですか。
  • 海上保安大学校に進学するのになぜその高校に進学したのですか。
  • なぜ海上保安大学校を志望したのですか。
  • 海上保安大学校の良さを教えてください。
  • 併願状況を教えてください。
  • 海上保安官になるために日々どんなことを努力していますか。
  • 海上保安庁長官の氏名を教えてください。
  • 第四管区はどの地域にあるかを教えてください。
  • 年間の出動数を知っていますか。

》この他にも海上保安大学校学生採用試験の質問内容や回答例を以下の記事でも集約しているので参考にしてください。

まとめ|海上保安学校・大学校学生採用試験の面接対策は早めに始めよう!

今回、解説した内容を理解して対策すれば、面接で最低評価をもらうことはなくなりますよ!

まずは面接試験で重要な資料「面接カード」の作成から始めましょう!面接カードを作成するときのポイントと書き方は以下の5点。

繰り返しになりますが、面接官はあなたが期待するほどには面接カードを読んでくれません。

だからこそ、少しでも長く文章を読んでもらえるように、わかりやすく内容が伝わるように工夫する必要があるのです。

また、面接試験の過去問を使いながら回答を練ることも忘れずにやってください。面接対策は筆記試験よりもやることが多く、上達するまでかなり時間が必要です。

できるだけ早めに手をつけて攻略していきましょう!

今回ご紹介させていただいたのはほんの一例ですが、ぜひ取り入れていただければ幸いです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

公務員試験の指導を12年間やっています。新卒で大手専門予備校に就職→公務員課で5年間勤務、在職中に公務員試験を受験するも不合格→退職→公務員試験の勉強→国立大学法人、政令市、市役所に合格→現在、某大学の職員として7年目。 2018年6月からサイトを運営中。普段はカフェで珈琲飲んでます。

タップできる目次