【点数表あり】海上保安学校の合格ラインは何割?対策ポイントも解説

海上保安学校学生採用試験の合格ライン
悩んでいる人

海上保安学校の合格ラインは何割くらいなの?合格ラインを超えるポイントが知りたいです。

このような悩みを解決します!

本記事は『海上保安学校学生採用試験の合格ライン』のお話です。

合格ラインが低かったらどんなに楽だろう…

意味不明な数的推理や出題範囲のおかしい日本史や世界史の参考書を捨てたい…

ってゆーかシンプルに勉強したくない…

そんな弱音を吐いている人も多いことかと思います。

ええ、わたくし江本えもとも当然そのうちの一人です。

しかし基礎能力試験で満足のいく点数を取るのは、想像以上に難しいものです。

毎年たくさんの人が海上保安官を目指して公務員試験に挑戦しますが、そのほとんどが科目や範囲の量に圧倒されてドロップアウトしていきます。

それどころか、大半の人は3カ月も続きません。

でも一方で、短期間で合格ラインを突破していく人も存在します。

その違いってなんなのでしょうね?

そんな今回は、海上保安学校学生採用試験のボーダーライン合格点を取るためのポイントを解説したいと思います。

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海上保安学校学生採用試験 合格者の決定方法

海上保安学校学生採用試験の合格者は、各試験の成績を総合して決定します。

一次合格者の決定

基礎能力試験において基準点(12点)以上である者について、基礎能力試験の得点に基づいて第1次試験合格者を決定します。

※作文試験は合格者を対象に評定。

なお、基礎能力試験と学科試験の点数は、素点(正答数)ではなく平均点や標準偏差を使った標準点としています。

最終合格者の決定

  1. 身体検査・身体測定に合格
  2. 人物試験においてA~C評価(5段階)

1~2を満たした者を対象として、一次試験の結果を総合して決定する。

標準点の計算方法

標準点の計算方法は以下のとおり。

海上保安学校 標準点の計算方法

たとえば、2022年度(船舶運航システム特別)のデータを使って計算してみると…

基礎能力試験
  • 素点:20点(20/40問)
  • 平均点:18.706
  • 標準偏差:4.935
  • 配点比率:3/4

この受験者の標準点は「404.5」となります。

基礎能力試験の計算式

$$10\times\frac{3}{4}\times(15\times\frac{20-18.706}{4.935}+50)=404.5$$

合格最低点は381点だったので、この点数を取っていれば合格したことになります。

配点比率

標準点を算出するときは、以下の配点比率を使います。

試験種目基礎能力作文試験人物試験
配点比率$$\frac{3}{4}$$合否のみ$$\frac{1}{4}$$

海上保安学校学生採用試験の合格ライン

ここでは海上保安学校学生採用試験の合格ライン(合格最低点)を課程ごとにまとめています。

得点表一覧も作成しているので確認してみてください。

2020年(令和2年度)

課程(区分)一次試験最終合格
船舶運航システム課程(特別)377点512点
船舶運航システム課程398点527点
航空課程381点575点
(424点)
情報システム課程273点424点
管制課程273点380点
海洋科学課程316点445点
※航空課程の( )は二次試験の合格点

得点表の詳細を以下のデータでまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

2020年度海上保安学校の得点表(PDF)

2021年(令和3年度)

課程(区分)一次試験最終合格
船舶運航システム課程(特別)387点543点
船舶運航システム課程384点520点
航空課程529点742点
(550点)
情報システム課程299点427点
管制課程268点381点
海洋科学課程306点433点
※航空課程の( )は二次試験の合格点

得点表の詳細を以下のデータでまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

2021年度海上保安学校の得点表(PDF)

2022年(令和4年度)

課程(区分)一次試験最終合格
船舶運航システム課程(特別)381点546点
船舶運航システム課程380点519点
航空課程400点580点
(444点)
情報システム課程263点378点
管制課程298点436点
海洋科学課程289点404点
※航空課程の( )は二次試験の合格点

得点表の詳細を以下のデータでまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

2022年度海上保安学校の得点表(PDF)

海上保安学校学生採用試験の合格ラインを超えるポイント

海上保安学校の合格ライン(合格最低点)はそこまで高くないので、傾向を把握して効率的に勉強することが大切です。

効率よく勉強するには、次の2つを意識すること。

①主要科目から勉強する

1つ目のポイントは、主要科目から勉強すること。

海上保安学校の主要科目は次の3つ。

  1. 数的推理
  2. 判断推理
  3. 文章理解

これらの科目は、必須解答であるうえに、問題数も多いため得点できないと合格点に達することは難しくなります

逆にいえば主要科目で点数が取れると勉強の負担を減らせるので、優先して勉強しましょう。

②出題範囲を理解する

2つ目のポイントは、出題範囲を理解すること。

なぜなら、どの科目も全範囲から出題されているわけではないからです。

たとえば、日本史で江戸時代から明治時代までしか出ていないのに、平安時代や鎌倉時代も勉強するのは時間の無駄だと思いませんか?

出題範囲を理解せずに勉強している人は、このような時間や労力の無駄遣いをして勉強する傾向が強いので注意が必要。ただでさえ対策することが多い試験なので、出題傾向を理解して効率よく勉強することがポイントです。

基礎能力試験の対策方法を「【傾向と対策】海上保安学校の基礎能力試験を独学で勉強する方法」で解説しています。

まとめ|海上保安学校学生採用試験の合格ラインは高くない

本記事は海上保安学校の合格ライン(合格最低点)を年度別・区分別にまとめていました。

航空課程を除き、どの区分もボーダーラインは高くありません。6割あれば十分に合格することができていますよ。

合格点を超えるポイントは次の2点。

ご存知のとおり、基礎能力試験は科目も範囲も膨大なので真面目に全科目を勉強していても時間が足りません。

最初から最後まで勉強しなくても、出る科目・出ない分野にはパターンがあります。まずは、その傾向を押さえてから効率よく勉強していきましょう!

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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この記事を書いた人

公務員試験の指導を12年間やっています。新卒で大手専門予備校に就職→公務員課で5年間勤務、在職中に公務員試験を受験するも不合格→退職→公務員試験の勉強→国立大学法人、政令市、市役所に合格→現在、某大学の職員として7年目。 2018年6月からサイトを運営中。普段はカフェで珈琲飲んでます。

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