-150x150.jpeg)
札幌市役所の公務員を目指しているけど、難しいと聞いてビビっています。独学だと合格は無理でしょうか?これから勉強を始めるど素人でも受かる方法を教えてください。
こんなお悩みを解決できる記事を書きました!
最近は、札幌市役所の公務員を志望する人の相談がとても多くなっています。
大学を卒業したら札幌市職員になりたい人、民間企業に就職したけど札幌市で働きたい人から、とりあえず札幌市役所の採用試験を知りたい人までさまざまです。
結論からいうと、札幌市職員採用試験は合格するまでに時間がかかるため、継続して対策するのが難しいです。また、試験科目や範囲が膨大なため、途中でドロップアウトしてしまう方がとても多いんですよね。
とはいえ、傾向を理解して愚直に努力を続ければ独学でも十分に合格できます!目の前の敵が多いからといって逃げてしまうのはもったいないですよ。
本記事では、『札幌市役所職員採用試験が難しい理由』と『合格率を上げる方法』を初心者でも分かるように解説しています!



『札幌市役所の公務員になりたい』、『採用試験に挑戦したい』と思っている方はぜひご覧ください。
【前提知識】札幌市役所職員採用試験とは
札幌市役所職員採用試験とは、札幌市役所で働く職員を決めるための試験で公務員試験の一つです。
この試験に合格すると札幌市の公務員として各区役所や部署に配属され仕事がはじまります。
年齢制限等(受験資格)
受験資格 | 概要 |
---|---|
年齢制限 | 平成5年4月2日以降に生まれた人 |
学歴 | 大学を卒業(令和5年3月までに卒業見込み) |
採用までの流れ(試験日程)
流れ | 日程 |
---|---|
出願受付 | 2022年4月25日~5月13日 |
一次試験① | 2022年6月19日(日) |
合格発表 | 2022年6月24日(金) |
一次試験② | 2022年6月30日~7月3日 |
合格発表 | 2022年7月8日(金) |
二次試験 | 2022年7月中旬~8月上旬 |
最終合格 | 2022年8月10日(水) |
採用試験の内容
選考 | 試験内容 |
---|---|
一次試験 | 総合教養試験 |
個別面接 | |
二次試験 | 個別面接 |
このように最終合格するには筆記と面接の両方で点数を取ることが重要なので、いずれかの試験に偏った対策をするのではなく、計画を立ててバランスよく対策しましょう。
札幌市役所の試験内容については、以下の記事で詳しくまとめています。
以上が札幌市役所職員採用試験の特徴です。



合格率を上げる方法へこちらからジャンプできます!
札幌市役所職員採用試験の対策が難しい3つの理由
札幌市役所職員採用試験が難しい理由は以下のとおり。
理由①競争試験
競争試験というのは、採用人数が決まっていて、その人数に達するまで成績上位者から順に合格させる試験のことを指します。
これに対して、簿記や英検のような資格試験の場合は、70点以上といった合格基準が設定されていて、基本的には基準点を超えた人は全員合格することができます。


札幌市役所職員採用試験は競争試験であるため、実力的には合格できるような人でも、ライバルたちが自分よりも成績が良ければ合格できないのです。また、資格試験の中には年に数回実施されるものもありますが、札幌市役所は年に1回しかチャンスがありません。
合格できる人数が決まっていて受験チャンスも少ないため、難度は高いと言えるでしょう。



最新の競争倍率はこちらを参考にしてね!
理由②試験内容が幅広い
このように対策しなければいけない試験が多いので、合格までに多くの勉強時間が必要になります。
学生ならまだしも、社会人が仕事をしながらこれだけの対策をしようと思っても、なかなか時間を作ることは難しいですよね。
今までの学力などもありますが、やはり合格している人は少なくとも600~700時間は勉強しています。
傾向をきちんと理解すれば、短期間でも効率よく対策できるのですが、これだけの量に圧倒され途中で諦めてしまう人は相当多いです。



僕自身、働きながら勉強をしていたこともありますが、平日はもちろん、休日さえ集中的に対策することはできませんでしたからね…。スキマ時間を上手く使って対策しましょう!
理由③試験科目・範囲が膨大
総合教養試験の問題は高校までにきちんと勉強してきた人からすれば、それほど難しいわけではありません。
それなのに多くの受験者が悩んでいるのは、科目数・範囲が膨大すぎるからです。
- 教養系(判断推理、数的推理、資料解釈、文章理解)
- 専門系(憲法、民法、行政法、経済学、経営学、財政学、行政学、政治学、社会事情)
これだけの科目を勉強しなくてはいけないので、対策は簡単ではありません。実際、科目の多さにやる気を失い、受験を諦める人もけっこういます。
あれもこれも手をつけているうちに時間だけが過ぎていき、準備不足のまま本番を迎えてしまわないように、出題傾向をきちんと理解して対策することが大事です。
以上が、札幌市役所職員採用試験が難しい3つの理由です。
札幌市役所職員採用試験の合格率を上げる4つの方法
確実に合格する方法はありませんが、少しでも合格率を上げるコツならありますよ!
それが以下の4つです。
①スキマ時間を有効活用する
始めにこれを伝えておかなければいけません。
公務員試験でとにかく大切なことは、
時間は無限ではない
ということです。
じゃあ具体的にどうやって時間を捻出するの?というと、『スキマ時間を有効活用する』という結論に達します。
- 通学時間
- 学校での休み時間
- 食事の前後
- 入浴時間
- 寝る前の10分間 など
全てを使うのは難しくても、自分の生活スタイルに合わせてこの中のいくつかを取り入れるだけでも十分スキマ時間を活用できますよ。
最終合格までに必要な勉強時間は600~700時間なので、スキマ時間だけでも6~7割ぐらいの勉強ができてしまうのです。



時間は大切!普段の生活から使えそうなスキマを意識してみよう。
②過去問題集を軸に勉強する
勉強となれば、
といった勉強をしてきた方は多いと思いますが、公務員試験の勉強は参考書からではなく、過去問題集から始めることが重要です。
なぜなら、参考書を先に読めば、知識を理解した気にはなりますが、その覚えた箇所がどんな形で試験に出てくるのかを知らないまま読み進めても、あまり役に立たないからです。
その点、過去問題集からスタートすると、試験で問われる知識が分かることにくわえて、どういう問われ方をしてくるのかまで把握できます。
つまり、覚えるべきポイントが明確になるので、勉強効率もあがるというわけです。
大学受験のように一言一句を覚えなくても選択式なので問題ありません。問題文を見てなんとなく思い出せるくらいに覚えていきましょう!



オススメの問題集をこちらの記事で紹介しています!
③ボーダーラインを踏まえて勉強する
何割取れば筆記試験をクリアできるのか必ず意識して勉強しましょう。
正確なボーダーラインは公表されていませんが、過去の受験者や他サイトのデータから6〜7割が一つの基準になります。
したがって、満点を目指して勉強するのではなく、『6割を超えるためには「何をどのくらい勉強すればいいのか」』という思考で勉強しましょう。
具体的にいえば、過去問分析して、
といった出題傾向を理解することがポイントです。
たとえば、数的推理の出題範囲が「速さ」に限定されていたら「確率」や「方程式」の勉強はするでしょうか?
しないですよね。出題範囲じゃないので勉強するだけ時間の無駄です。
このような出題傾向に気づかないまま、どれだけ勉強量を増やしたとしても、時間や労力が無駄になりかねないことは覚えておいてくださいね。



過去の出題傾向はこちらをご覧ください。
④面接対策を試験日の2ヵ月前から始める
札幌市は一次、二次に面接があることから人物重視だと推測できます。
そのため筆記試験の勉強だけに時間を費やしても最終合格できませんし、今まで面接を受けたことのない初心者が合格基準に達するには、繰り返し練習する必要があるため、かなりの時間が必要です。
すでに面接でA、B評価をもらえる人なら一次試験が終わってからでも十分間に合うかもしれませんが、面接に自信を持てない人がマネすると確実に落ちてしまいます。
なので、5月くらいから面接対策を始められるといいでしょう。



面接試験の傾向はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
以上が、札幌市役所の合格率を上げる5つの方法です。
まとめ:札幌市役所採用試験に落ちないために
本記事では、札幌市役所職員採用試験が難しい理由を解説しました。
難しい理由は以下の3点です。
「これをやれば確実に合格できる」という方法はありませんが、「効率よく対策するために意識するポイント」はあります。
具体的には以下の4つ。
このようなポイントを踏まえて対策できれば短期間でも十分に合格を狙えます!
小難しい話になりましたが、要は、対策は難しいけど効率よく勉強すれば合格は余裕だよ!ってことです。焦る必要はないので、やれることから少しずつやっていきましょう。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!