【大学の部】札幌市役所の採用人数は?倍率推移(一次・二次試験も!)を解説

札幌市役所の倍率推移(大卒)

札幌市職員になりたい人がもっとも知りたいデータの一つ競争倍率

競争倍率はなぜそんなに知りたい情報なのでしょうか?

それは、札幌市職員採用試験の難易度をある程度はかれるものが「競争倍率」だからです。

倍率と難易度に相関関係はありませんが、客観的な難しさを知るうえでは把握しておくべきデータなんですよね。

そこで本記事では、札幌市役所の採用人数や倍率を徹底解説します!

全体結果だけでなく、一次試験や二次試験の倍率もまとめているので参考にしてください。

対象区分:大学の部(一般事務 / 行政コース)
社会人選考や高卒選考を受験する方はこちらをご覧ください。

\ 札幌市役所の難易度を解説 /

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札幌市役所(大卒事務)の採用人数は?

まずは、どれくらいの人数が採用されるのか確認しましょう。

【最新】令和4年度(2022年実施)

札幌市人事委員会は2022年4月25日、令和4年度(2022年実施)札幌市職員採用試験の採用人数を発表しました。

大学の部(一般事務行政コース)は200名程度の採用を予定しています。

【過去】これまでの採用人数(推移)

これまでの採用人数の推移は以下のとおり。

実施年度採用人数
2022200
2021120
2020155
2019125
2018155
2017165
2016155
2015170
2014155
2013170

【令和4年度】札幌市役所(大卒事務)の倍率

札幌市人事委員会は2022年8月10日、令和4年度(2022年実施)札幌市職員採用試験の最終結果を発表しました。

実施年度令和4年度
(2022年実施)
令和3年度
(2021年実施)
志望者数1,113人(1,218人)
受験者数822人(859人)
合格者数212人(143人)
最終倍率3.9倍(6.0倍)

この数値は過去10年間で最も低い結果となっています。

過去の推移は以下のとおり。

過去の推移

採用年度受験者数合格者数倍率
20121,6191908.5
20131,4181758.1
20142,15815813.7
20151,6591749.5
20161,5171669.1
20171,3611867.3
20181,2441558.0
20198751217.2
20207561475.1
20218591436.0
20228222123.9

一次・二次試験の倍率はこちら。

倍率をみて、高い(低い)など感想をもったと思いますが、あまり気にする必要はありません。結局のところ、2倍でも落ちる人は落ちるし、逆に10倍でも受かる人は合格するからです。

倍率が2倍でも10倍でも対策することは同じですよね。なので、倍率を気にしても時間の無駄なんですね。合格に向けてやるべきことをやっていきましょう!

以上が、札幌市役所の倍率推移です。

札幌市役所(大卒事務) 一次試験の倍率

続いて、試験ごとの倍率を確認しましょう。試験ごとの倍率を知ることで、どの試験にどれぐらいの時間を使って対策するのか判断できるからです。

たとえば、最終倍率は5倍でも試験ごとにみると、一次1.5倍、二次2.5倍みたいなことはよくあります。この場合、一次対策に時間をたくさん使うよりも、二次対策に全力を出す方が合格しやすいですよね。

効率よく時間を使うためにも、試験ごとの倍率を把握してみてください。

詳細は以下のとおり。

実施年度受験者数合格者数倍率
20181,244
20198753362.6
20207563981.9
20218593682.3
20228224991.6

一次試験の合格者は、総合教養試験と個人面接の点数で決定します。

まずは対策に時間のかかる筆記試験(総合教養)の対策から始めましょう!以下の記事で試験科目や傾向をまとめています。

札幌市役所(大卒事務) 二次試験の倍率

二次試験の倍率はかなり重要です。

というのも、努力しただけ合格率を上げられる筆記試験とは違い、面接試験は第三者の評価が大きく関わってくるからです。

また、受験者たちは一次試験をパスしている、きちんと対策してきたガチ勢ばかりなので、さらに難度は高くなります。

少しでも合格率を上げるためには、最近の公務員試験は人物重視であることを理解して、早めに面接対策をはじめることが大事です。

詳細は以下のとおり。

年度受験者合格者倍率
20182481551.6
20192021211.7
20202501471.7
20212131431.5
20222952121.4

二次試験は個人面接が実施されます。

以下の記事で傾向をまとめているので、参考にしてください。

札幌市役所の倍率は高い|でも気にする必要はない

今回は、札幌市役所(一般事務行政コース|大学の部)の倍率をまとめていました。

過去10年間の平均倍率は7.7倍で、他の公務員試験と比べて少し高い傾向にあります。

とくに一次試験の倍率が高いのですが、本気で合格を目指して対策している人は想像よりもはるかに少ないため、数値ほど恐れる必要はありません。

倍率を気にして一喜一憂するのでなく、一問で多く総合教養試験の問題を解く、面接対策として志望動機を考えるなどして合格の可能性を高めることに時間を使いましょう。

以上を参考に、札幌市役所の合格に向けた対策をはじめてくださいね。

\ 札幌市役所の試験内容を解説 /

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この記事を書いた人

公務員試験の指導を12年間やっています。新卒で大手専門予備校に就職→公務員課で5年間勤務、在職中に公務員試験を受験するも不合格→退職→公務員試験の勉強→国立大学法人、政令市、市役所に合格→現在、某大学の職員として7年目。 2018年6月からサイトを運営中。普段はカフェで珈琲飲んでます。

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