【2023年最新】福岡市消防(大卒・高卒)の倍率【一次二次別】

福岡市消防官の倍率

もっとも知りたいデータの一つ、競争倍率。

競争倍率は、なぜそんなに知りたいデータなのでしょうか?

それは、福岡市消防の難易度をある程度はかれるものが「競争倍率」だからです。

倍率と難易度に相関関係はありませんが、客観的な難しさを知るうえでは把握しておくべきデータなんですよね。

そこで本記事では、福岡市消防A(大卒)・B(高卒)の倍率に関する以下の情報を紹介します。

この記事でわかること

  • 福岡市消防の倍率(過去10年間の推移)
  • 福岡市消防の倍率(一次、二次試験)
  • 福岡市消防の合格に向けた対策ポイント

「福岡市消防の倍率はどれくらいなのか」「試験ごとの結果や対策方法も知りたい」という方はぜひ参考にしてください。

※その他、福岡市消防の情報は「【内容と傾向】福岡市消防採用試験対策の教科書【一次・二次】」を参考にしてください。

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福岡市消防官採用試験の倍率

福岡市職員(消防吏員A・B)の倍率推移をまとめています。

消防A(大卒)の倍率

実施年受験者数合格者数倍率
令和5年度229259.2
令和4年度2711124.6
令和3年度2852411.9
令和2年度3012313.1
令和元年度2612211.9
平成30年度3561819.8
平成29年度3662216.6
平成28年度3912317.0
平成27年度3862614.8
平成26年度4362616.8

消防B(高卒)の倍率

実施年受験者数合格者数倍率
令和4年度4121429.4
令和3年度4762221.6
令和2年度4733413.9
令和元年度4862916.8
平成30年度4742221.5
平成29年度4892817.5
平成28年度5192520.8
平成27年度5913616.4
平成26年度4943315.0

福岡市消防官採用試験の倍率(一次・二次試験別)

福岡市職員(消防吏員A・B)の一次試験と二次試験の倍率をそれぞれまとめています。

一次試験の倍率

実施年受験者数合格者数倍率
令和5年度229574.0
令和4年度271309.0
令和3年度285604.8
令和2年度301585.2
令和元年度261634.1
平成30年度356685.2
平成29年度366606.1
平成28年度391586.7
平成27年度386655.9
平成26年度436666.6

二次試験の倍率

実施年受験者数合格者数倍率
令和5年度51252.0
令和4年度28112.5
令和3年度55242.3
令和2年度55232.4
令和元年度63222.9
平成30年度68183.8
平成29年度60222.7
平成28年度58232.5
平成27年度65262.5
平成26年度66262.5

福岡市消防採用試験に合格するには

結論、一次試験の教養試験と二次試験の人物試験を徹底的に攻略しましょう。

なぜなら、配点比率が高く、受験者間で差がハッキリでる試験だからです。

教養試験は効率よく勉強する

一次試験に行われる教養試験は、多くの科目から構成されており出題範囲が広範にわたる筆記試験です。

出題科目一覧(令和5年度)
分野科目
数的処理数的推理|判断推理|空間把握|資料解釈
文章理解現代文|英文
社会科学政治|経済|社会
人文科学日本史|世界史|地理|国語(高卒のみ)
自然科学数学|物理|化学|生物|地学

このように高校・大学入試の約3倍の科目数なので、対策には相当な時間が必要です。

また、教養試験の点数は一次試験の合否にしか使われません。なので、全力で満点を取りにいくよりも7割程度を安定して取れるように準備することが大切です。

やみくもに勉強を始めるのではなく、出題傾向を理解して効率よく勉強しましょう。

具体的な勉強方法などは、「【大卒・高卒】福岡市消防の試験科目は?教養試験の効率的な勉強方法を解説」で紹介しています。

面接試験を軽視しない

あなたがこれまでに経験してきた入学試験(高校・大学入試)や資格試験では、単純な学力だけが問われ、知識を詰め込んでいれば合格が狙えました。

しかし最終合格するには、人物試験(個人面接)でも好成績をとらなければ、筆記試験が満点でも不合格となるのです。

最終合格者の決定方法

最終合格は、第2次試験科目の総合成績のみにより決定し、第1次試験の成績は反映されません。
また、一定の基準(点)を満たさない試験科目がある場合は不合格となります。

令和5年度福岡市職員募集案内より

人物試験は、第三者(面接官)があなたと対面して客観的に評価する試験のため、筆記試験のように努力が点数に直結しない難しさがあります。

人物試験では、自分自身の強みや魅力を的確にアピールできるように面接練習を行い、自分自身を客観的に見つめ直すことが大切です。

福岡市消防採用試験の倍率まとめ

福岡市消防の倍率は高めですが、そこまで気にする必要はありません。

なぜなら、対策をまともにしていない人(=記念受験組)もかなり含まれているからです。

運要素も絡んでくる面接試験だけならワンチャン受かるかもですが、それなりの対策が必要な筆記試験ではまず合格できないでしょう。

倍率を気にして一喜一憂するのでなく、一問で多く教養試験の問題を解く、一枚でも論文を書く、面接対策として志望動機を考えるなどして合格の可能性を高めることに時間を使ってください。

今回は以上です。

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