- 面接で上手にしゃべれるかな…。
- 面接では何を聞かれるんだろう…。
- 面接で落ちたら嫌だな…。
これまでの人生で面接を受けた経験がある人は少ないです。そのため、面接試験に不安を感じているのではないでしょうか。
とくに愛知県警の面接では圧迫面接があったり、試験時間が長かったりと、一般的な試験に比べるとその声が多い気がします。
そこで本記事では、前半に愛知県警の面接で落ちる人の特徴を、そして後半では、面接試験の傾向や過去問(聞かれた質問)を解説していきます。

対象は警察官A(第1回、第2回)です。


愛知県警の面接で落ちた?その理由を解説!
結論からいうと、面接で落ちる(落ちやすい)人は以下に当てはまる人です。
- 機械的な受け答えしかできない
- 印象が悪い(笑顔・元気・熱意)
- 警察官としての適性が感じられない
機械的な受け答えしかできない
簡単にいうと、聞かれたことしか答えない人のことです。
たとえば、「学生時代に頑張ったことはなんですか?」という質問。
この質問では、「学生時代に頑張ったことを通して、警察官としてどのような活躍・貢献ができるのか」という将来性を知りたいのですが…。
面接で落ちる人は「部活動です!」とか「アルバイトを4年間やったことです!」みたいな、一言だけで終わる人が圧倒的に多いんですよね。
別に頑張ったことはどうでもいいんですよ。大事なのは、その活動を通してどうなったのか、今後どうしていきたいのか、ってこと。



結論を述べたら、そこに至るまでの経緯や自分の考えも補足できるようにしてみましょう。
印象がよくない
面接となれば、
- なにかスゴイことを言わないといけない!
- 自慢できる体験がないとダメだ!
- 全国大会で優勝できるくらいの実績が必要!
みたいな、内容に拘わりがちですが、面接では話の内容よりも印象(雰囲気)が重要なんですよね。
もしあなたが面接官だったら、とても素晴らしい内容なのに、うつむきながらボソボソ話したり、カンペ通りに棒読みしたりする受験者がいたらどう感じますか?採用したいと思います?
僕なら、その受験者が東大卒でも、全国チャンピオンや難関資格をたくさん持っていても、そんな人を採用したいとは思いません。
それよりも、誇れるような経験はしていないけど、一生懸命に嚙みながらも大きな声で明るく、自分の言葉で話している人を採用したいですよね。



僕も仕事柄、多くの採用担当者さんとお話しますが、9割の人はそう言いますよ。
なので、面接で受かりたいなら話す内容に時間をかけるのではなく、どういう振る舞い、話し方をすれば受け入れてもらえるのか考えてください。
警察官(社会人)としての適性がない
- 挨拶がきちんとできない
- 正しい敬語が使えない
- 時間が守れない
といった行動は、警察官として、社会人としての適性に欠けます。
とくに少し圧迫気味な質問をされて、すぐに不機嫌になったり、逆ギレしたりするのはNGです。
警察官(社会人)として恥ずかしくない振る舞いをしてください。
当然、これらの不合格フラグは1人では判断できません。必ず第三者に協力してもらうことが面接で落ちないポイントと言えるでしょう。
愛知県警の面接試験とは?傾向を解説!
愛知県警察官採用試験は「警察官になる(就職する)試験」なので、筆記試験の他に面接試験も実施されています。
面接形態は個人面接
愛知県警の面接形態は、3人の面接官に対して受験者が一人で行う個人面接です。
個人面接は1人の受験者に対して、集中してチェックできるため、面接官は様々な観点から評価することができます。また、集団面接とは違い、受験者は自分一人だけなので緊張しやすい形式ですが、他の受験者がいないことから集中でき、自分をアピールしやすいという利点があります。
間違いのない回答を目指すことも重要ですが、あまりマニュアルに頼るのではなく、それ以上に自分らしさや警察官への熱意をアピールできるように準備していきましょう。
面接の試験時間は30分
受験者の報告によると面接時間は30分程度です(令和4年の場合)。
一般的な面接時間は15分なので、愛知県警の面接時間は長いといえるでしょう。
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20分くらいで終わったんだけど・・・。これって不合格フラグなんかな?
面接時間がたとえ20分と短かった場合でも、不合格だと決めつける必要はありません。
短すぎるから不合格とは限らず、採用側の事情で短い時間しかとれないときや、すでに結果が見えているときは、短い時間でも合格の場合があります。
限られた時間であってもしっかりと自己アピールができていれば、採用されることも十分考えられるので安心して臨みましょう。



逆に長くて落ちることもあるからね・・・。面接時間はあまり気にしなくてOK!
圧迫面接は普通にある
圧迫面接の定義は難しいですが、答えにくい質問は多いです。
考え方によっては圧迫面接と思われる質問はあります。
例えば、以下の質問。
- 君は警察官に向いていないと思うけど、どう思う?
- もっと自慢できるような経験はないの?
- 警察官より自衛隊に向いていると思うよ。
こういった質問をする意図は、受験者の態度やストレス耐性を見るために”わざと”仕掛けているだけです。
そうとは知らずに反論したり、怒ったりすれば一発アウトです。冷静になって対処できるように練習してください。
以上が、愛知県警の面接試験の傾向です。
愛知県警の面接は何が質問される?過去問を紹介します。
愛知県警の面接では、事前に提出する面接カードをもとに自己PRや志望動機など、幅広い質問をされています。
そんな面接試験で最も気になるのは「面接で何を質問されるのか」ではないでしょうか。
なぜなら、実際の面接で何がどのように聞かれているのかを知り、自分がどのくらい答えられるのかを知っておく必要があるからです。
何を聞かれるのかがあらかじめわかっていれば、事前に備えることができます。一方で、何を聞かれるのかが不明瞭では、準備のしようがありませんからね。
ここでは、過去の面接試験で具体的に聞かれた質問をまとめています。自分なりの回答を練って対策をはじめましょう!
男性警察官の場合
- 愛知県警を志望する理由は何ですか。
- 希望する部署はありますか。
→その部署がどんな取組をしているか知っていますか。 - 警察官としてどのような仕事がしたいですか。
- 家族構成を教えてください。
- 家庭環境は良好ですか。
- 趣味は何ですか。
- 特技は何ですか。
- これまでに失敗した経験を2つ教えてください。
→どうやって克服しましたか。
→改善策はありますか。 - 最近気になる世界中の出来事はありますか。
→日本への影響はありますか。 - 警察官になることを誰が知っていますか。
→そのときの反応は。
女性警察官の場合
- 氏名を言ってください。
→なぜその名前をつけられたのですか。 - 志望動機を教えてください。
- 家族構成を教えてください。
→両親は警察官になることをどう思っていますか。 - 最近の関心事はありますか。
- あなたを採用するメリットはなんですか。
- 健康状態を教えてください。
→大きな病気にかかったことはありますか。 - ストレス対策を教えてください。
- 警察学校は厳しいですが大丈夫ですか。
- 寮生活で不安なことはありますか。
- 大学生活で頑張ったことはありますか。
男性も女性も聞かれることに違いはありません。どんな質問にも回答できるように準備をしてください。
なお、以下の記事でも過去の質問などをまとめています。


まとめ|愛知県警の面接対策は早めに始めよう!
今回、解説した内容を理解して対策すれば、面接で最低評価をもらうことはなくなりますよ!
繰り返しになりますが、面接に落ちない(受かる)には、印象面をよくすることが重要です。もちろん話す内容も大切ですが、人間が人間を評価する試験なので、発言内容で面接官の感情が動くことは草々ありません。
面接対策は筆記試験よりもやることが多く、上達するまでかなり時間が必要です。
できるだけ早めに手をつけて攻略していきましょう!
今回ご紹介させていただいたのはほんの一例ですが、ぜひ取り入れていただければ幸いです。
まずは面接の過去問を使いながら話す内容を考えてみましょう。

